blog言葉と心を育てる★難聴学園★2007

知的障害の「仙台四郎」伝説  2007-06-29 23:24:33

先のNHK教育テレビ「ろうを生きる難聴を生きる」の番組で、元ろう学校長の市橋詮司先生が話していたように、近年は盲・ろう学校の児童生徒が減ったかわりに、養護学校の児童生徒が激増して、どこも過密状態ですが、ろう学校にも重複障害の子どもがいるので、知的障害について無関心ではいられません。

以前に、東北方面へドライブで仙台市に立ち寄ったときに、みやげ物店で奇妙な人物の写真と置物をたくさん見かけました。あとでわかったことですが、この奇妙な人物とは「仙台四郎」という知的障害者で、大切に扱えば幸運をもたらしてくれるようです。

昔、私がいたろう学校に知的障害の女子生徒がいましたが、いつもニコニコ顔をしていて、いじめっ子の男子生徒もいじめる気にならず、勉強はまともに出来なくても、先生たちは何もいわずに放っていました。級友とは簡単な手話でコミュニケーションしながら親切に守られていました。通学は小学3年あたりから、ひとりで電車に乗って、歩いて通っていました。義務教育(小中学)を無事に終えたあとの消息はわかりません。

特別支援教育になった今の時代は、聴覚障害の教師といえども、養護学校へ異動が決まったら、ぐたぐたと文句をいわないで、この「仙台四郎」の伝説を思い出して、前向きに頑張ったほうがいいかもしれません。
----------------------------------------------------
幸運を呼ぶ 福の神仙台四郎様の云われ

仙臺四郎さんは江戸末期仙台に生まれた実在の人物です。
明治時代、商売繁盛の福の神として商人に大切にされていた仙台生まれの人で何時もニコニコと四郎様が立ち寄る店は必ず大入り満員、商売繁盛・・・。
明治35年頃47才で死去されたと仙台市歴史民俗資料館(仙台市榴岡公園内)に記録が残されています。
生前、四郎さんが立ち寄る家や人々に福をもたらし、「四郎さん、四郎さん」といくら招いても見向きもされない家には福が来なかったお話は有名です。
四郎さんは人を見抜く力があり、ずるい人やいじ悪い人間は大嫌いだったのです。
又どう云う訳か熱いお茶も嫌います。
----------------------------------------------------
以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
福の神 仙台四郎


asahi.comより:聴覚障害者対象に手話使い勧誘  2007-06-28 23:20:57


聴覚障害者対象に手話使い勧誘、資金集め 大阪府警捜索
2007年06月27日

 耳が不自由な人たちに「会員になれば配当が得られる」と誘いかけ、不備のある契約書でパソコン関連商品を売ったとして、大阪府警は27日、ゲームソフト開発販売会社「ヴィヴ」と「ネクストフェーズ」=いずれも本社・東京都千代田区=などを特定商取引法違反の疑いで家宅捜索した。両社は最近3年間で5千人以上の会員から約30億円を集めたとされる。各地の消費生活センターに相談が相次いでいた。
-------------------------------------
以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
asahi.com
中日新聞
シリーズ『ウラドリ』

★中日新聞の記事中で、愛知県聴覚障害者協会の職員が「障害者同士のつながりの強さにつけ込んだ汚いやり方で、許せない」と話していたように、ろう者は最初に「金がもうかる」話だけを聞いても、「本当かな」と疑いますが、「Aさん、Bさんも入っている」と仲間の名前をいわれると、つい信用して、なけなしの大金を出してしまいます。

ろう者は聞こえないうえに日本語が不得手で、情報に乏しく社会の常識に欠けているので、自分で判断できないときは世話になっている仲間の判断をみて決める傾向があります。いつもだれかの世話にならないと自立できない弱い障害者と高齢者は、「買わないと面倒をみてやらない」と脅されて、何度も高額のマルチ商法にだまされやすくなります。


宮崎日日新聞より:都城ろう学校  2007-06-27 23:23:00


都城ろう学校で情報保障システム学習会
2007年6月27日

 都城市都原町の県立都城ろう学校(後藤憲一校長、46人)で24日、聴覚障害者の学習活動などを支援する情報保障システムについての学習会があった。九州各地のろう学校職員や聴覚障害者の保護者ら約100人が参加した。

 23、24日あった、九州教育オーディオロジー研究協議会(嶋井須賀子会長、93人)の研修会の一環。
-------------------------------------
以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
宮崎日日新聞社


読売新聞より:筑波技術大学  2007-06-25 22:09:00


聴覚障害者のための大学にマイクロバス寄贈…茨城・関彰商事

 関彰商事(茨城県筑西市)は、国立大学法人が運営する視覚、聴覚障害者のための4年制大学「筑波技術大」(つくば市)にマイクロバス(定員29人)1台を寄贈した。

 大学の経営協議会委員でもある同社の関正夫会長が、現有バスの老朽化の窮状を聞き、「何かの役に役に立てば」と贈った。
----------------------------------------------------
以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
YOMIURI ONLINE(読売新聞)


ろう学校の全盛時代  2007-06-24 23:56:30

私がいたころのろう学校は、小学部から高等部まで生徒数が200名以上といちばん多い「全盛時代」でした。今のろう学校は幼稚部から高等部専攻科まで含めて50名ぐらいですから、あんなに多くいた「全盛時代」が遠い昔の出来事のように思います。

幼稚部がなく生徒が多過ぎるために、口話教育の効果が上がりにくく、生徒どうしのコミュニケーションは、いまの龍の子学園と同じくらい手話で活発にされていました。小学部で手話が早く出来る子どもほど、集団のリーダーシップをとって、ガキ大将のように弱い子どもたちを指示していました。

私は口話で話せていましたが、早い手話についていけず、からだが弱かったので、ガキ大将にいじめられたり、いわれるままに大人しくしていました。しかし、中学部・高等部になると、学力で格差がつき、体力・運動力もついてきたので、ガキ大将と「力関係」が逆転して、いじめられることもなくなりました。

手話を早くおぼえていばっていた子どもたちは、運動・図画・工作が得意ですが、日本語がまったくダメで、学力(国語・算数・社会・理科)テストはいつもクラスで悪いほうの成績でした。

私が高等部にいたころ、小学部1・2年生ですごい「手話の天才」が何人もいてびっくりしたことがありましたが、これもみんな日本語がダメで、口話教育をまじめにやっていた子どもと「力関係」が逆転してしまいます。

社会に出ると、日本語が出来る人ほど「職業の選択肢」が広がりやすいですが、出来ない人は体力と技術力で限られた職業を選ぶしかありません。それに時代が変われば、技術革新が進んで、いつまでも同じ職業を続けられると限りません。リストラと倒産で失業する人があとを絶たず、再就職出来ても収入が下がる人も多くいます。

時代の変化は職業の変化になり、変化に対応出来る能力が求められています。この能力とはいうまでもなく、日本語によって社会の変化を知る情報能力です。手話だけでは仲間から限られた情報しか得られなくなります。


毎日新聞より:岡山県立ろう学校で体験入学  2007-06-22 23:37:55

県立聾学校:体験入学に生徒や保護者ら39人参加 /岡山

 岡山市土田の県立岡山聾(ろう)学校(大森修平校長)で21日、入学を考えている子どもや保護者を対象に体験入学が開かれ、小学校の教員らも含め計39人が参加した。

 同校には幼稚部、小学部、中学部、高等部があり、現在53人の児童・生徒が在籍している。参加者は「積極的に社会に参加する子どもに育てる」などの教育目標について説明を受けた後、各部の授業を見学した。

 幼稚部の年長クラスでは、教員が幼児手話を交えながら指導するしりとり遊びを公開。高等部には産業工芸科、被服科、理容科があり、実習を参観したり、実際に生徒が作った家具や遊具などに触れていた。福富泰代総括教頭によると、保護者は就職についての関心が高く、同校の就職率と理容師国家試験の合格率は毎年100%という。
----------------------------------------------------
以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
MSN毎日


プロ野球ナイター観戦  2007-06-21 23:52:55


きのうは会社を退社して直ぐに自転車で石川県立野球場へ20分で直行して、プロ野球ナイターの中日−オリックス戦を娘といっしょに観戦しました。テレビの天気予報では「ところにより雨」でしたが、空にあやしい雲がなく、穏やかな天気でした。

中日といえば、難聴の石井裕也投手ですが、5月10日の広島戦までに8試合に登板して7イニングを投げて、9三振・5安打・7四球・6失点の1勝2敗で、現在二軍落ちになっているので、昨年に続いて姿が見れず残念でした。

さて、試合のほうは、中日のベテラン・立浪選手の中前タイムリーヒットと、ウッズに代わって4番の福留選手の右越え場外ホームランが出ました。最後はお決まりの岩瀬投手が抑えて、プロ野球らしい好試合を楽しめました。

中日スポーツ

試合が終わって、自転車で自宅に向かいましたが、慣れたつもりでも30分以上かかって、疲れてしまいました。娘は別に車でしたが、駐車場はすごい混雑なので、私より30分遅れて帰ってきました。加齢で体力が落ちると気力も落ちるもので、早々と寝床につきました。


中日新聞より:早瀬久美さん講演  2007-06-19 22:32:04


あきらめず挑戦を! 聴覚障害者初の薬剤師、早瀬さん講演
2007年6月17日

 聴覚障害者として初めて薬剤師になった昭和大学病院薬剤部の早瀬久美さん(32)=横浜市=が十六日、津市藤方の県立聾(ろう)学校で「伝えたい。だからあきらめない」と題して講演した。

 医師法や薬剤師法などで、一定の障害がある人は国家資格が取れないと定めた「欠格条項」の撤廃運動にかかわり、二〇〇一年七月に薬剤師免許を取得した早瀬さん。児童生徒や保護者ら約二百人を前に、薬剤師になるまでの経験や現在の仕事について語った。
----------------------------------------------------
以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
中日新聞


富山のクラス会で  2007-06-18 23:42:19

先の土日に、富山の温泉で私の妻が属する富山ろう学校卒のクラス会がありました。毎年のことで変わらぬ仲間意識の強さで、一泊の交流を楽しみました。

温泉旅館に入るとき、持ち回りの幹事役がフロントと交渉しますが、聞こえない・話せないためコミュニケーションが難しいので、私が呼ばれていきました。口話と補聴器でフロントの説明を聞いて、幹事役に手話で通訳したり、幹事役の話をフロント担当者に伝えたりして、コミュニケーションが早くスムーズにいきました。

宴会の時間になって、座敷に行くと接待さんが何か話していました。みんなわからないので、私が「お世話になります」とあいさつしてから、飲み物の注文について説明を受けました。みんなの注文をメモに書きまとめて、接待さんに「お願いします」と渡しました。

聞こえない人のグループ・集団で宿泊するときは、どこの旅館・ホテルも「言葉がわかる人」が求められていて、万一の責任が持てないと断られる場合があるようです。ですから、最低ひとりは「言葉がわかる人(聴者・難聴者)」を確保しておくことは、旅館・ホテルに対するマナーと義務であると思います。

発音がおかしい口話よりも「筆談が確実」というろう者も多くいますが、なるべくなら聞こえと発音がいい人のほうがどこでも重宝されます。

宴会のあとは、部屋に移動して二次会がありましたが、教育関係の話題では、富山ろう学校と養護学校の一部がいっしょになることと、富山のレベルにあきたらず附属ろう学校へ転校したという話題が少しあるだけでした。話題が富山の知らない人ばかりになると、私はついていけず疲れもあって、ウトウトと眠ってしまいました。


高等教育のバリアフリーカンファレンス  2007-06-17 21:29:04

人と技術を用いた高等教育のバリアフリーカンファレンス 2007開催のお知らせ

東京大学先端科学技術研究センターバリアフリー分野は、東京大学バリアフリー支援室との共催で、「人と技術を用いた高等教育のバリアフリーカンファレンス2007」を開催いたします。

現在、高等教育においては、障害をもった学生や障害をもった教職員に、今でも多くのバリアがあります。高等教育のバリアフリー化のためには、人の力と技術の力の両方を欠かすことができません。

今回開催するカンファレンスでは、一日目に高等教育のバリアフリー化に携わる「人」について、そして、二日目には高等教育のバリアフリー化を助ける「技術」について、それぞれの専門家からお話しを頂きます。そして、「人」と「技術」によって多くのバリアを取り除くことができる、という内容を実例を含めてご紹介し、「高等教育のバリアフリー化はこのようにすればできる!」という具体策を参加者の間で共有できるようにするのがねらいです。

また、本カンファレンスにおいては、DO-IT JAPAN 2007 と連携し、DO-IT JAPAN 成果発表会、および、福島智先生の特別講演も一緒に御覧頂くことができます。

高等教育のバリアフリー化について、関心のある方から専門的に仕事をしている人まで、幅広く納得し、満足いただける二日間です。

この夏、東京大学に是非お越しください。

プログラム、会場までのアクセスはWebページを御覧ください。
http://www.bfp.rcast.u-tokyo.ac.jp/ds/

開催日時 平成19年7月28日(土)〜29日(日)

会場 東京大学生産技術研究所総合研究実験棟

申込方法
氏名、所属、住所、電話番号、交流会の参加の有無、配慮の有無(手話通訳、文字起こし、車椅子席の用意、駅からの介助、その他の場合は具体的に)を記入の上、郵便、FAX、E-mailでお申込ください。

資料代として3000円頂きます。また、交流会参加費は1500円です。当日受付でお支払いください。

申込締切は7月20日(金)消印有効です。

問合せ先・申込先
〒153-8904 東京都目黒区駒場4-6-1
東京大学先端科学技術研究センター3号館503
東京大学バリアフリー支援室 内
人と技術を用いた高等教育のバリアフリーカンファレンス事務局 宛
電話 03(5452)5067 FAX 03(5452)5068
E-mail aito@rcast.u-tokyo.ac.jp(担当:伊藤 聡知)


NHK教育テレビで「特別支援教育」  2007-06-15 21:46:13

NHK教育テレビの「ろうを生きる難聴を生きる」番組案内より
---------------------------------------------------------------
16日(土)夜・22日(金)昼・23日(土)夜・29日(金)昼

ろう学校・消える?校名
〜春から実施された特別支援教育の下で〜

特別支援教育は「学校教育法等の一部を改正する法律案」が去年の6月に成立し、今年4月から施行されたことで、この春から実施に移されている。
こうした動きの中で今ろう学校で校名を変える動きが早くも具体化している。「ろう学校」の名は法律上はすでに消えており、自治体の裁量で「看板」としてその名を残す道が残されているが広島の様に「ろう学校」の名を無くし「特別支援学校」とするケースが出始めている。
また、 “ 障害の種別を超えて ” の基本理念が教員の異動にも適用され、永年ろう学校に勤務する聞こえない先生が盲学校に異動になるなど、聴覚障害児教育の専門性が危機に瀕しているとの指摘も出されている。また、地域に「分教室」を置き、子どもを本校ではなく身近な場所で教育を行おうという動きが顕在化しているが、これにより子どもたちが集団形成することが困難となり、社会適応がますます難しくなる懸念もある。今、ろう学校でどの様な変化がおき、何が今問題なのか検証する。

スタジオインタビュー ゲスト:市橋 詮司さん(元岡崎ろう学校校長)


英会話スクールの教育法  2007-06-14 23:57:55

テレビのニュースで報道されている「NOVA」は、コマーシャルでよく見かける英会話スクールですが、そのホームページを覗いてみると、
----------------------------------------------------
私たちは、今まで長い間英語を「勉強」してきましたが、多くの人は英会話ができません。
しかし、海外留学経験者は驚くほどの短期間で、自然と英会話を身につけています。なぜなら、「英語をたくさん聞き・話せる環境」があり、「その環境を継続できる」から。
----------------------------------------------------
とあって、たしかにその通りで、聞こえる人が手話をおぼえたり、聞こえない子どもが日本語をおぼえるときも、同じ「直接(環境)法」でやれば成功する確率が高くなります。

私も以前に手話講習会・サークルで教えていたときに「どうすれば手話がうまく出来るようになりますか」と聞かれますが、きまって「朝から晩まで手話で話す、手話づけの生活を続ければ、うまく出来るようになる」と答えています。週1回の講習会・サークルへまじめに通うだけでは、何年かかっても手話はうまく出来ません。

聞こえない子どもが日本語をおぼえるときも同じで、朝から晩まで日本語(口話)で話し、文章を音読しながら書く、日本語づけの生活を続ければ、必ず日本語で考える力がついて、読み書きを習得できるようになります。

11日のTBSテレビで見た、龍の子学園のように日常的に手話で話し、授業のときだけ手話で日本語の意味と使い方を説明して、手話から日本語に、日本語から手話に置き換える「間接(翻訳)法」では、日本語で英語を教えると同じことで、いつまでたっても効果が上がりません。

英会話 NOVA [英語を習得するには]


ろう者の日本語コンプレックス  2007-06-13 23:58:47

11日のテレビ放送で、龍の子学園のろう者スタッフ・赤堀仁美さんは「日本語は確実に伸びます。(日本語の)間違いを恥ずかしがらないので」と話していましたが、実際は小学4年の男女とも「日本語は難しい」という顔をしていましたから、あまりあてになりません。

そもそも「恥ずかしい」というのは、出来ない子どもがバカにされたときにおぼえる感情(コンプレックス)なのであって、龍の子学園には日本語が出来る子どもがいませんから、バカにされる心配がなく、みんな同じなので「恥ずかしい」と思うことはありません。

「恥ずかしい」と思わなければ、必ずしも日本語能力が伸びるというわけでなく、「恥ずかしい」と思うから、発奮して努力して能力が伸びることもあります。日本語の間違いを「恥ずかしい」と思わなければ、かえって努力しないで能力が伸びなくなります。

私がいたころのろう学校で、小学部までは日本語の間違いを「恥ずかしい」と思う子どもはあまりいませんでした。中学部になると能力差がはっきりしてきますから、学力テストの結果で「お前はバカや」といわれて、「恥ずかしい」と思う感情が生まれてきます。

ろう学校にいる間はまだいいほうですが、社会に出ると事情を知らない他人から「何や、日本語が変や、意味がわからん」とバカにされると、「自分は日本語がダメな人間」とひどく気持ちが落ち込んでしまいます。このろう者特有の「日本語コンプレックス」は根深く、死ぬまで消えることはありません。

手話を早くおぼえて喜んでいる子どもたちは、あとになって必ず「日本語コンプレックス」に悩まされてしまうことを、保護者たちは知るべきです。

激しく同意です (Unknown) 2007-06-15 17:49:32

全くおっしゃるとおりですね。

龍の子学園がやっていることはその場しのぎの今の日本の政治と何ら変わりありません。

今がどれだけよくても将来的に必ず「日本語の壁」にぶち当たることになるのは明らかなのに・・・

「手話を覚えてからコミュニケーションが活発になって!」と喜んでいる保護者が多数いますが、大事な時期に口話訓練しなかった子供達は将来大きな代償を支払うことになるでしょう。

狭い世界 (孫悟空) 2007-06-15 18:35:09

コメントをありがとうございます。

龍の子学園のように、狭い世界に長くいると、聞こえる保護者も今のことしか見えなくなります。
あとになって「こんなはずではなかった」と後悔してもおそいでしょう。


TBS系テレビで「ろうがいい〜」  2007-06-12 23:58:41


きのう11日の深夜23時53分頃から25分間、TBS系テレビ「筑紫哲也ニュース23」の番組後半に、「ろうがいい〜手話の子どもたち〜」をテーマに龍の子学園のこどもたちの様子が放送されていました。

映像の内容については、ろう学校経験が長い私にとって「想定の範囲内」で、驚くようなものはほとんどありませんでしたが、聞こえる親たちが「手話の魔力」にとりつかれているところを見ると「日本語の心配をしていないのかな」と思いました。


映像(写真)で見る通り、ろうの子どもたちは正直ですから、小学4年になる女の子は「ことばを組み合わせて文章にすることが難しい」と話していました。そもそも口話教育で育った優等生だったスタッフがどんなに努力しても、いわゆる「9歳の壁」を超えるような高い日本語能力の習得は不可能だと断定できます。

マンデープラスを拝見 (おやじい) 2007-06-21 07:52:38

『マンデープラスを拝見。手話の学校の珍しさを強調していました。手話で学びたいとの子供の気持ちを親が安心しきっている姿には驚きでした。

ろう者がろう児に教えてる学校でしたが、口話教育で育った者が手話だけの教育を賞賛しながら教える姿にむなしさを感じました。

子供がインタビューに答えてる場面でろうが良いと言う中に「人の声や車の音がうるさそう…」と。ただ単に音の世界から逃避するほうが得だと思ってるに過ぎません。それに「うるさそう…」っていうことは聞こえる人間の意見をまねただけにすぎません。

それにバリアに感じる経験をすることがどんなに大切かを知って欲しいですね。困るような状況を経験しなくては何が大切で何が必要なのかを体得できないと思います。

手話を知ることはコミュニケーションを深めることも広めることも出来ると思います。しかしその前に必要なことは日本語に対する意欲だと思います。

親の意識 (孫悟空) 2007-06-22 07:57:57

おやじいさん、お久しぶりのコメントをありがとうございます。

テレビドラマなどに手話がたくさん出ているので、日本語の心配より「聞こえない子どもに手話は当たり前」と抵抗感がなくなっている親が増えているようです。

ろう児の母です! (ジュンジュン) 2007-06-22 20:32:43

はじめまして!友人から教えて頂き、観てみることにしたのですが、なるほど、いろんな意見があるもんだなぁと、少々びっくりしました。私の娘はあるろう学校に通っています。今学校の中は、崩壊寸前です!なぜか?子供たちが、とうとう声なき声をあげました。「先生の手話がわからない!先生の授業がわからない!先生に気持ちがつたわらない!先生が話を聞いてくれない!」言語の壁って、こうもきついのかと・・。確かに子供たちは、聞こえの世界がわからないので、想像で、「うるさそう・・」と表現しました。それでいいのではないでしょうか!健聴者のことは、想像の域でしか、わからないと思います。それを、音の世界からの逃避・・という、表現は少々見解違いだと・・。なぜか・・。音の世界を知らない子供たちが、その世界から逃避するなんてことは、不可能ではないでしょうか?否定的立場でしかろう児を見られていないということだけは、はっきりと感じとれる文面だと知ることができました。口話で育ったろう者だからこそ、手話言語の大切さを感じ、指導できると思います。確かに日本語は必須です!日本で生きていくかぎり、それは、確固としたものだと感じています。しかし、それ以前に、自分を深く知る上でも、自由自在に操れる言葉を得るということは、必要だと考えます。テレビドラマで手話が使われているから・・、そんな話が出ること自体、かなりびっくり低レベルの話ですね!こんな、日本で、どうにか、ろう教育を築きたい、ろう者の思いをとどけたい、ろう児をのびのび育てたい、私には、叫びに近い想いを感じさえします。ここまで、否定的見解を述べられるのは、行政機関の教育者かと、想像してしまいますが、違いますか?今、ろう学校に対して、不信感しか持てません。龍の子、頑張っていただきたいものです!私は娘を入学させることは、できませんが、地元のろう学校で、子供たちの想いを届けつづけていきたいです。将来子供たちが、「あの時は大変だったけど、いい思い出だね」と、話し合える時間を過ごせるよう、親として、できることは協力していきたいと思います。しかし、久しぶりに、カルチャーショックな意見にぶつかり、びっくりしましたぁ。

バイリンガル教育の幻想 (孫悟空) 2007-06-22 23:28:39

どこのろう学校でも、ろう教育の専門家と尊敬できるような先生が定年や異動で年々少なくなっていることが問題の背景にあると思います。

ろう学校に不信感しか持てず、龍の子学園に行けないならば、家庭の責任で努力していただくしかありません。

龍の子学園のスタッフに限らず、各地のろう学校で聴覚障害の先生たちも良心的に努力していますが、手話は簡単に出来ても日本語だけはどうしても難しいと悩んでいます。

龍の子学園のバイリンガル教育は、とんでもない「幻想」であることが、テレビの映像ではっきりしたと思います。


年金加入記録問題  2007-06-11 23:48:32

最近のテレビニュースと新聞記事で、年金加入記録問題が報道されていますが、うちは以前に本屋で社会保険に関する本を購入して勉強しておいたので、妻が60歳になって社会保険事務所から案内があったときに、いっしょに事務所へ行って加入記録の照会をすませました。

私の加入記録は、1昨年に今の会社に勤めてから、会社の事務員が代わりに社会保険事務所へ行って、加入記録の照会をしてもらいました。夫婦ともに記録もれがなくて安心しています。

私と同じ年代のろう者仲間に会うと、年金の話題で互いに情報交換をしていますが、人によって年金の考え方がくい違うことがあります。こういうときに「いや、これは違う」といっても、相手は素直に聞かないので、結局「年金のしくみはややこしいから、保険事務所へ行って相談したらいい」というしかありません。

ろう者の多くは、日本語が不得手で、自分で本を読んで勉強することはできませんから、だれかに手話で情報を教えてもらう必要があります。教えてくれる相手は、成人の聞こえる子ども(コーダ)、すでに年金をもらっている仲間の先輩が多いですが、年金のしくみは複雑でややこしいので、みんな年金が同じようにもらえるとは限りません。

自分の考えていることが正しいかどうかをチェックするためには、自分が理解したイメージ(予想)と、実際のイメージ(保険事務所からもらった記録)が合っていれば、間違いありません。もしイメージが合っていなかったら、もういちど最初からチェックし直す必要があります。転職と引越しが多く、名前の読みがわかりにくい人は、記録もれになりやすいようです。

社会保険庁のほうも、手書き台帳からコンピュータにデータを入力するときに、人間の手作業である以上は数パーセントの入力ミスが発生するのは当たり前で、これを二重三重にチェックして完全なものにする責任があります。


十勝毎日新聞より:デフバスケ世界選手権  2007-06-08 23:18:15


デフバスケ世界選手権、子供たちに出場報告

 帯広聾(ろう)学校(前野哲重校長、児童・生徒29人)教諭の及川澄志さん(28)が、19日から中国広州市で始まる「第2回世界デフバスケットボール選手権大会」の日本代表に選ばれた。聴覚障害を持つ及川さんは「選ばれて光栄。子供たちにいい報告をしたい」と意気込んでいる。

 及川さんは小樽市出身。2004年から帯広聾学校に勤務し、現在は小学部6年の担任。バスケは中学から始め、4年に1度開かれる聴覚障害者のオリンピック「デフリンピック」に2回出場している。
----------------------------------------------------
以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
WEEKLY NEWS


全国聴覚障害教職員シンポジウム長崎大会  2007-06-06 23:59:36

先に、今年の「第19回ろう教育を考える全国討論集会」は、8月24〜26日に埼玉県さいたま市で開かれることをお知らせしましたが、これに先立つ7月27〜29日に「第16回全国聴覚障害教職員シンポジウム」が長崎市で開かれます。

「討論集会」のほうが、歴史が長く参加規模が大きいですが、必ずしもレベルが高いとはいえません。開催地元から初めて参加する人が多いので、毎年似たような発言が繰り返されています。いっぽう「教職員シンポ」は参加規模が小さいといっても、名前の通り教育の現場にいる人の参加がほとんどなので、昨年の「岐阜シンポ」へ行ったときは、さすがにレベルの高さを感じさせられました。

討論集会に初めて参加する人は「勉強になった」と思うかもしれませんが、毎年参加していて「物足りない」と感じる人は、「教職員シンポ」に参加されることをおすすめします。「教職員シンポ」の名前に、何となく「敷居が高く」感じそうですが、保護者でも一般の聴覚障害者でも参加可能です。ちなみに「岐阜シンポ」の参加者リストでは、一般参加者は全体の1割と少ないですが、これから徐々に増えると思います。

下のリンクで詳しい情報がご覧になれます。
教職員シンポジウム長崎大会


長野日報より:難聴児支援センター  2007-06-05 23:06:27

社会 : 難病相談・難聴児支援センター 県と信大が松本に開設

 県と信州大学が、県民の保健・医療の向上を図る連携拠点施設「県難病相談・支援センター」と「県難聴児支援センター」が1日、松本市の松本旭町庁舎(旧県救急センター)に開設された。相互の人材、設備機能を生かして幅広い相談や啓発活動などを行い、患者と家族を心身両面からサポートしていく。

 庁舎は旧県救急センターが業務縮小で閉鎖した2004年以降、跡地利用が検討されてきた。開設した両センターは協力推進策の第1弾で、県が信大へ運営委託する。

 難病相談・支援センターは、常勤看護師が面接や電話、メールなどで120種余の難病について相談を受け付け、信大付属病院の専門医による週1回の医療相談、就労支援も実施。患者団体の県難病患者連絡協議会のカウンセリング、定期の講演会や研修会も行う。
----------------------------------------------------
以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
長野日報 (Nagano Nippo Web)


日本聴覚障害学生高等教育支援シンポジウム  2007-06-04 23:57:56

第3回日本聴覚障害学生高等教育支援シンポジウムのお知らせ

筑波技術大学日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan)では、聞こえない学生の支援がどの高等教育機関においても円滑に行われる体制作りを目指し、聴覚障害学生支援のためのノウハウ蓄積と情報発信の基盤作りに取り組んできました。
さらなる聴覚障害学生支援の発展を目指し、第3回となるシンポジウムを企画いたしましたので、ぜひご参加くださいますようお願いいたします。

日時:2007年10月20日(土)10:00〜17:00

会場:筑波技術大学 天久保キャンパス(茨城県つくば市天久保4丁目3−15)

プログラム(変更の可能性があります):
9:30 受付開始
10:00〜12:00 分科会/基礎講座(情報保障者の養成、全学的支援体制の構築方法等)
12:00〜13:30 ランチセッション(資料展示、各テーマに基づく情報交換等)
13:30〜17:00 全体会・パネルディスカッション

情報保障:すべてのプログラムに手話通訳、パソコン要約筆記がつきます。

その他:プログラムの詳細につきましては、後日改めてお知らせいたします。

申し込み:以下の内容をEmailもしくはFAXで送信してください。
プログラム、昼食等詳細が決まりましたら改めてご連絡差し上げます。
−氏名(フリガナ)、所属(勤務先・学校名(部課・学科も)、団体名)、
住所、電話・FAX、Email、聴覚障害の有無、その他要望事項等−

申し込み・お問い合わせ先:
第3回日本聴覚障害学生高等教育支援シンポジウム実行委員会
電話・FAX 029−858-9438
Email sympo2007@pepnet-j.org
-------------------------------------
以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク


全国ろうあ者大会in香川  2007-06-03 23:21:23

きょうの午前9時30分から午後3時30分まで、「目で聴くテレビ」で「全国ろうあ者大会in香川」の大会式典とアトラクションの生中継を見ました。昔、私が参加した全国大会と比べて、若い人の多くがきれいな<日本語対応手話>で話している様子を見て、隔世の感がしました。

大会式典に先立って、香川県立ろう学校中学部の生徒たちが和太鼓の勇壮なばちさばきを披露しました。

香川で有名なものは「讃岐うどん」ですが、手話の表現は両手のこぶしで交互にポンポコとお腹をたたく動作で、「さぬき」の口形が「たぬき」に似ているからだそうです。なお来年の大会は、福井県で開かれます。

香川の全国大会について、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
第55回全国ろうあ者大会in香川


ガソリンスタンドで  2007-06-01 23:22:46

自宅マンションの近くにガソリンスタンドがオープンしたので、車のガソリンが減ったときに行ってみました。ガソリン代を少しでも節約するため、いつも自分でガソリンを入れるセルフサービスを利用していますが、ガソリンスタンドが違うたびにやり方が違うので、最初は店員に教えてもらっていました。

ガソリンスタンドへ2回目に行ったときに、自分でやろうと給油機の前に立って、説明プレートを見ていたら、男性の若い店員がやってきて、私の手に持っていたカードを不意に取り上げて、給油機に差し込んで、ポンポンと画面のボタンを押していきました。画面の選択で私が「2000円」と押すと、手に持っていた2000円をさっと取り上げて、給油機に差し込んで、確認のボタンを押して、給油となりました。

若い店員はおそらく親切心で手際よくやったつもりでしょうが、自分の手でやりたかった私は不愉快な気分になりました。「自分でやらないと覚えない!」と大声できつく注意してやったら、若い店員はハイハイと頭を下げて詫びてくれました。

それで思い出すのが、パソコンの勉強で、年配の人に教えるときに、若いインストラクターが横からパッパッと手を出し過ぎると、かえって覚えにくくなります。私はろう者仲間にパソコンを教える機会がよくありますが、メモに操作の順序を書いておいてから、自分の手で出来るようにさせています。

子どもの勉強でも同じで、問題の答えを早く教えてしまうより、「自分で考えてやってごらん」と子どもにやらせてみます。子どもがどうしてもわからないときは、ポイントになるところを丁寧に教えて、子どもが「なるほど、わかった、面白い」と楽しくなれば、自分で勉強する意欲がわいてきます。


inserted by FC2 system