blog言葉と心を育てる★難聴学園★2007

地震に強い丈夫な住宅  2007-03-30 23:52:20

昔から「備えあれば憂いなし」「ころばぬ先の杖」という言葉があり、地震についても事前の情報集中と備えによって、災害が大きく変わってきます。被災地のアンケート調査によると「地震に備えている」家庭が1割程度と少なかったそうです。

一昨年に、新潟県中越地震の被災地に行ったことがありますが、被害が大きい住宅もあれば、まったく無傷の住宅もありました。テレビのニュース映像では被害がひどいところばかりが映りますが、被災地に行って無傷の住宅を見ると、防災のうえで非常に参考になります。

自分の住宅を失うと、避難所の生活が長引いて、疲労やストレスがたまって病気になったり、余震や生活の不安などで精神的に苦しくなって、ろくなことがありません。こんな不幸にならないためには、まず自分の住宅が地震に耐えられるかどうか点検してみて、不安があれば補強工事をしたり、思い切って改築・新築で「地震に強い丈夫な住宅」にします。

「地震に強い丈夫な住宅」にすれば、たとえ震度が6・7の強い地震になっても、住宅が揺れるだけで壊れる心配はなく、停電と断水に備えるもの(懐中電灯・ポリタンク・食料など)があれば、自宅でゆっくり足をのばして休めます。

「地震が起きてからどうするか」ではおそいので「いつ地震がきても心配ない」と備えることが大事で、ろう者仲間に会うたびに「家は大丈夫か」と注意を促しています。


能登半島地震の障害者支援(動画)  2007-03-28 23:57:21


きょうのNHK総合テレビのニュースで、能登半島地震の聴覚障害者を支援するグループの活動が放映されていました。

「奥能登」と呼ばれる地域には、未就学のろう者が多く、手話が通じない・FAXを持たない・ろう協の会員になっていないため、コミュニケーションはもっぱら身振りになります。私も40年ぐらい前に未就学のろう者に会って、びっくりしたことがあります。

ニュースの動画は下のリンクでご覧下さい。
動画ライブラリー

支援活動の詳しい情報は、先に紹介した石川県聴覚障害者センターブログでご覧下さい。


テレビ震災ニュースの字幕要望  2007-03-27 23:25:35

きょうの午後7時50分からの「目で聴くテレビ」でも放送されていたことですが、震災対策本部のブログによると、
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NHK視聴者コールセンター等へ本件について「震災ニュース
には字幕を入れてください」とお願いしましたが、「地域ローカル
の字幕については、局の整備的な問題から即時対応は困難」
とのこと回答でした。
実際に被災地では支援体制の生活情報を得られず、断水など
の情報が入っていなかったろう者が多数いたとの報告があがって
います。
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とありましたが、2年前の新潟県中越大震災のときと少しも変わっていません。

テレビニュースに字幕をつけるために必要なものは、まず設備で、次に人材、そして費用になります。そのうち設備と費用についてはテレビ局と行政の責任で何とかなりそうですが、難しいのは人材の確保で、字幕の製作はだれでも出来るわけでなく、かなり高度の知識と熟練技能をもった専門職であることが求められています。

テレビ局にこうした専門職を常駐させることは難しいので、結局「目で聴くテレビ」で、震災ニュースを画面に入れながら、リアルタイムで手話通訳と字幕を放映するしかありません。


「目で聴くテレビ」を見るためには「アイドラゴン」という専用受信機(アンテナとチューナー)が必要で、障害者の日常生活用具として助成してもらえますが、私が知っているろう者仲間に聞くと「アイドラゴン」を持っている家庭はまだまだ少ないようです。

以前に新潟震災のときにも書いたと思いますが、震災に必要な情報を早く入手するためには、行政の援助待ちでなく、やはり「聞こえる家族」と「日本語の読み書き」が必要ということになります。


地元協会で震災対策本部  2007-03-26 23:31:57

能登半島地震について、地元の社会福祉法人石川県聴覚障害者協会が中心となって、「能登半島震災聴覚障害者対策本部」の支援体制が決まり、動いています。

(社福)石川県聴覚障害者協会 石川県聴覚障害者センターブログ


また、アイドラゴンの「目で聴くテレビ」でも、地震災害情報を手話と字幕入りで伝えています。

目で聴くテレビ


石川県で強い地震  2007-03-25 22:04:40

テレビニュースでご覧の通り、きょうの午前9時42分ごろ、石川県の能登半島を中心に強い地震があり、輪島・七尾両市と穴水町で震度6強の揺れを記録しました。

私の地元・金沢市は震度5弱の揺れで、ほとんど被害がありませんでしたが、私の人生で震度5以上は初めての経験でした。

私は自宅のマンションで、妻・娘といっしょにテレビを見ていましたが、初めゴッゴッと地鳴りのような揺れを感じて、ガタガタと揺れが強くなったので「地震だ!」とびっくりしました。今までに震度4の揺れを何回か経験しただけで、石川県地方は昔から地震が少ないところと安心していたのですが、それ以上に強い揺れなので「これはやばい!」と思わず怖くなりました。

見ていた地上デジタルの液晶テレビと照明のペンダントが揺れていましたが、テレビは倒れることなく、本棚・食器棚・タンスなどに被害はありませんでした。

この地震の直前に、テレビの画面に少し乱れが出ていましたが、天候はそんなに悪くないので、地震が起こした電磁波で画面が乱れたのではないかと思いました。

午後から天候が回復して、地面も乾いてきたので、2台の車を夏用タイヤに交換してから、やっと気分的に落ち着きを取り戻しました。しばらくして余震で震度3の揺れがありましたが、すぐにおさまりました。自宅のマンションは、阪神大震災のあとに新築したもので耐震に心配はありませんが、エレベーターは自動的に止まっていました。

地震の被害がひどいところは、震源地に近い能登半島で、古い木造の建物が倒壊して、半島を走る有料道路の一部が崩れて寸断され、能登空港も滑走路のヒビ割れで閉鎖しています。


高知新聞より:選抜高校野球  2007-03-25 09:23:15


室戸高スタンドで応援へ 横川監督教え子ら11人

 23日から兵庫県西宮市の甲子園球場で始まる第79回選抜高校野球大会に初出場する室戸高校(室戸市室津)の横川恒雄監督(54)が高知ろう学校(高知市中万々)に勤務していた当時の教え子らが25日の初戦、甲子園に応援に行く。敬愛する監督の晴れ舞台。「僕たちも一緒に戦う」と燃えている。

 横川監督は平成元年から8年間、高知ろう学校で社会科の教諭として教壇に立った。その間、ソフトボール部の監督も務め、毎日放課後には約2時間、練習に汗を流したという。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
高知新聞


読売新聞より:手話取り入れ卒業式  2007-03-23 23:19:05


手話取り入れ卒業式、耳不自由な児童に習う…宇佐

 宇佐市立院内北部小(77人)は20日、耳の不自由な児童が転校して来たのを機に、学校全体で自然と覚えて来た手話を取り入れて卒業式を開いた。巣立ったのは、取り組みのきっかけとなった大久保ひろみさん(12)ら11人。贈る言葉、卒業生のあいさつなど、式のすべてで話す内容が手話で表現され、会場は温かい雰囲気に包まれた。

 大久保さんは4年生の進級時、県立聾(ろう)学校(大分市)から転校してきた。同級生は、遊びなど学校生活を通じて手話を教わり、上級生、下級生も関心を持って自然に学校全体で覚えるようになった。

 転校時から担任だった半田貫(とおる)教諭(36)は当初、授業で話し言葉を文字に変換するパソコンソフトを利用してもらっていた。しかし、児童たちと同じように教わり、その年の2学期からは手話を交えた授業を始めたという。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
YOMIURI ONLINE(読売新聞)


映画「バベル」に日本語字幕付き上映  2007-03-22 22:01:39

映画「バベル」、全館で日本語字幕付き上映 ろう者に配慮

 日本の聴覚障害者が出演した映画「バベル」について、国内配給を担当するギャガ・コミュニケーションズ(東京)は22日、関係者の要望に応じ、公開する全映画館で日本語場面にも、ろう者向けに字幕を入れて上映すると発表した。

 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督(メキシコ)ら製作サイドも字幕入りを希望。当初は一部映画館だけでの上映も検討したが、同社は「聴覚障害のある方が、いつでもどこでも字幕入りで見られるよう配慮した」と説明している。

 映画は4月28日公開で、現時点では全国約330スクリーンで上映する予定。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
SANSPO.COM
ギャガ・コミュニケーションズ


デジタルレコーダーの字幕録画  2007-03-21 23:42:20

聴覚障害のために楽しみ(娯楽・趣味)が限られるろう者・難聴者にとって、テレビ・ビデオを見ることも楽しみのひとつになっていますが、最近のテレビ放送に字幕付きの番組が増えてきたことを喜ばしく思います。

いまの地上デジタル・ハイビジョン放送は、標準で字幕が付いているので、アナログ放送の字幕を見るための文字放送デコーダー(東芝・アイドラゴン)の必要がなく、しかも字幕に色の区別があって、だれがいったセリフなのか、わかりやすくなっています。

地上デジタル放送の鮮明な映像と字幕をまるごと録画したいと思い、きょう電器店へ行ってデジタルのデコーダーを購入しました。値段はアナログのデコーダーより倍以上高くつきましたが、チューナーがダブルで裏番組の録画ができる機能に魅せられました。

いつものように持ち帰りで、自分でハイビジョン対応テレビにデジタルレコーダーをつないで見ましたが、映像だけで字幕が映りません。レコーダーの初期設定・各種設定で字幕放送を受信にすると、字幕が映りました。

字幕が付いた画面をそのまま録画して再生してみると、今度も映像だけで字幕が映りません。デジタル放送の字幕が録画できないと、高価な買い物をした意味がありません。説明書をなんども読み返して見ましたが、「字幕つきで録画」という項目がないので、各種設定をいじくり回してみました。

録画機能の設定で、録画モードを変えてみたら、偶然に字幕が録画出来ました。デジタル放送の性質で、画質を少し落とせば録画出来る時間が伸びるメリットがありますが、肝心の字幕が映らないというデメリットがあることもわかりました。


読売新聞より:東京学芸大学の大森さん  2007-03-20 23:29:17


修士論文は「障害児の言葉」 耳不自由な大森さん、ハンデ乗り越え研究=東京
◆ハンデ乗り越え研究テーマに 東京学芸大大学院修了「今度は支える立場に」

 耳の聞こえないハンデと闘いながら、東京学芸大大学院(小金井市)で聴覚障害児の言葉の問題をテーマに研究していた狛江市の大森梨早子さん(24)=写真=が16日、修了式を迎えた。今後は、学外の施設で研究を続ける予定で、「多くの人に支えられて、ここまできた。今度は研究を通して障害者を支えていきたい」と話している。

 大森さんの耳に障害があるとわかったのは、3歳半の時。言葉の発達が遅いため、医師に診てもらったところ、ほとんど聞こえていないことが判明した。

 その後、口の形で言葉を読み取る読唇術や、補聴器を通してわずかに聞き取れる音で他人の言葉を理解する訓練を開始。のどに手を当てたり、紙に息を吹きかけたりしながら、発音する練習も繰り返した。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
YOMIURI ONLINE(読売新聞)


社会人と日本語  2007-03-19 23:52:02

「国家の品格」の著者・藤原正彦さんは、小学校の英語教育に批判的で、
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 2002年から始まった「決定版ゆとり教育」によって、現在、全国の9割以上の小学校で英語が教えられています。私に言わせれば、小学校から英語を教えることは、日本を滅ぼす最も確実な方法です。
 公立小学校で英語など教え始めたら、日本から国際人がいなくなります。英語というのは話すための手段に過ぎません。国際的に通用する人間になるには、まずは国語を徹底的に固めなければダメです。表現する手段よりも表現する内容を整える方がずっと重要なのです。英語はたどたどしくても、なまっていてもよい。内容がすべてなのです。そして内容を豊富にするには、きちんと国語を勉強すること、とりわけ本を読むことが不可欠なのです。
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と、本に書かれています。

これをろう者の場合、国際人を社会人に、英語を手話に、国語を日本語に、それぞれおきかえてみると、何となく意味がわかるような気がします。ろう者社会(協会・同窓会・同好会)の集まりで、話題が豊かで話上手な人は、たいてい社会経験と日本語力がある人です。

手話サークルで毎年やめていく聴者が後を絶たないのは、手話が難しいというより、いつも話題が限られて、マンネリ化していることに原因があるかもしれません。

ろう学校を出てから、社会に通用する人間になるためには、いつも仲間うちで手話ばかりしていないで、きちんと日本語を勉強して、聴者から「なるほど、いい話だ」と思われるように努力しなければならないと思います。


仏教の「自灯明(じとうみょう)」  2007-03-17 23:15:12

私が尊敬する先生のひとりで、筑波技術大学の大沼直紀学長の日誌をときどき読ませていただいていますが、そのなかに「自灯明」という、お釈迦様が死の床にあって弟子達に残した言葉がありました。「他の人から道を照らしてもらうのではなく、灯明のロウソクのように自分自身を燃やして周囲を明るく照らすような生き方をしてほしい」という意味だそうです。
学長日誌

「自灯明」については、仏教のページでくわしく解説してあります。
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お釈迦さまはかけつけた人たちに最後の説法をなさいました。
「自らを灯明となし、自らをよりどころとして、他人をよりどころとせず、法を灯明となし、法をよりどころとして、他をよりどころとせず、すすめよ」
 つまり“他人に頼るのではなく、良く調えられた自分こそを頼りにしなさい。そして今まで、私が説いて聞かせた真実の道、法をよりどころにするのが良い、あくまで他人を頼ってはならない“と申されたのでした。
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自灯明・法灯明

「灯明」というのは、神仏に供える火・あかりのことで、真っ暗なところでは「灯明」がないと安心して道を歩けません。人生はよく「一寸先は闇」といわれて、先のことはわからなくて不安を抱くものですが、「自灯明・法灯明」というあかりがあれば、希望をもって先に進むことができます。

凡人である自分が先に「自灯明」になることはなかなか難しいことですが、先人の教えを「法灯明」にして、自ら努力・修業を重ねて、地域社会・障害者集団の発展に貢献することが「自灯明」になると思います。


ろう者の入院生活  2007-03-15 23:59:12

ろう者仲間で、だれかが入院したという噂をときどき聞きます。親しいつきあいがある人なら病院はどこなのか確認してから、見舞いに行きます。ろう者は入院すると、病室で他の患者さんとコミュニケーションすることが難しいうえに、ろう者社会の情報が入りにくくなり、寂しい思いをするので、ろう者仲間が見舞いに行くとすごく喜ばれます。

見舞いに行く人は、見舞い品をどうするか、金額はいくら包めばいいのか心配しますが、「こんなものはどうでもいい」といって、おしゃべりを楽しむろう者患者もいます。

また、見舞い品をもらうと、退院したあとのお返しを届けるために、遠いところを回るのは大変なので、入院をひた隠しにするろう者患者もいます。しかし、1ヶ月以上も自宅にいないで連絡もとれないと、入院していることがバレてしまうこともあります。

私は、ろう学校を卒業してからは、いちども入院生活を送ったことがありませんが、小学部2年と5年の2回経験しています。入院生活は長くてたいくつするので、マンガを見たり、絵を描いたりして、時間をつぶしていました。

結婚してからは、子どもと妻が何回か入院したことがありますが、昔はまだ自家用車がなく、連絡も出来なかったので、いろいろと不便な思いをしました。今の時代は車でいつでも見舞いに行けるし、携帯のメールで状況がよくわかるようになっています。


KNB NEWSより:高岡ろう学校  2007-03-14 23:41:43


福岡高校吹奏楽部にこにこ演奏会

 高岡市内の高校の生徒達が14日、高岡ろう学校で手話を交えた演奏会を開き、交流を深めました。

 この演奏会は福岡高校が毎年開いていて、今回は吹奏楽部とボランティア委員会、そして生徒会からあわせて54人が参加しました。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
KNB NEWS


岩手放送より:一関聾学校  2007-03-13 20:49:52


一関ろう学校 幼稚部で修了式[18:45]

一関市にある県立一関ろう学校では幼稚部の修了式がきょうが行なわれました。
県立一関ろう学校には現在幼稚部から高等部まで合わせて14人の子ども達が学び勉強や言葉の訓練に取り組んでいます。きょうは幼稚部の修了式が行なわれ、小笠原均校長から終了証書が手渡されました。幼稚部の課程は3歳から5歳までの3年間。聴覚に障害のある子供たちが保護者と二人三脚で言葉が上手に話せるよう努力を重ねてきました。式では来年度から小学部に進む畠山貴圭ちゃんが「皆さんありがとうございました」と手話を交えて感謝の言葉を述べました。

IBC NEWS(岩手放送)
岩手県立一関聾学校

★記事に「手話を交えて」とありましたが、おそらく口話に手話をつけたものでしょう。幼稚部から高等部まで合わせて14人の生徒数なので、養護学校と統合した場合、盛岡や宮城の聾学校に転校する話が出ているようです。


<寒の戻り>と天気予報  2007-03-12 23:51:25

正月からずっと雪らしいものが降らず、暖冬としては新記録だそうですが、そこで気になるのは車の冬タイヤを交換するタイミングです。うちでも「もう雪は降らないと思うから、タイヤを交換したら」といわれていますが、私は「いや、3月は<寒の戻り>があるから、そのあとだ」と待つことにしました。

そしたら、案の定<寒の戻り>で、先週末から雪らしい雪が降ってきました。2・3日降って、天候が回復したと思ったら、きょうまた冷たい風が吹いてきました。もうしばらくしたら、また天候が回復すると思いますが、<春一番>の暖かい風が吹いてこないと、本格的な春になりません。

近年は気象データの観測が発達して、天気予報がよく当たるようになっていますが、昔はNHKの朝ドラ「芋たこなんきん」で出ていたように、天気予報は当たらないものといわれていました。

戦国時代で、天気によって勝敗を左右してしまうことがしばしばあるので、決戦の前に村の長老を呼んで天気の行方を教えてもらうことがよくあったそうです。有名な武田信玄と上杉謙信の川中島決戦、織田信長の桶狭間奇襲は、天気の判断で決行されたといわれています。

いまの時代でも、天気予報をみて、店頭に並べる商品を変えたり、あるいは「風が吹けば桶屋が儲かる」というように、株式投資でうまく儲ける達人もいるそうです。

とにかく、長い経験を積んだ人は、先のことが読める(予想できる)達人として、いつの時代でも重宝されています。ろう教育においても、若い人たちの主張に惑わされることなく、長い経験と実績をもつベテラン教師の指導に素直に従うことが肝要であると思います。


沖縄タイムスより:ノートテイクに特別賞  2007-03-11 21:50:08


「ノートテイク」に特別賞/沖縄大卒業式
聴覚障害者を手助け

 県内大学のトップを切って、沖縄大学(桜井国俊学長)の卒業式と、同大大学院の初めての修了式が十日午前、同大体育館で行われた。学部、大学院合わせて三百六十一人が家族や後輩の祝福を受け、学びやを後にした。
 卒業生らは、華やかなはかまやスーツを身に着け出席した。

 告辞で桜井学長は「卒業を迎えた皆さんの人生の節目である二〇〇七年は、団塊世代の一斉退職と、少子高齢化の進行で社会保障が大きく揺らいでいる。安心して子育てができる社会に変えていくことは、これからの時代を担う皆さんの責務だ」と激励した。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
沖縄タイムス


老人性難聴と保健施設  2007-03-10 23:34:23

きょうは、妻の実家・富山へ行ってきました。妻の父親が病院を変わったというので、実家に母親を迎えに行って、いっしょに車で病院へ向かいました。といっても、母親の老人性難聴がだいぶ進行しているので、私が車のなかで「病院はどこや」と話し掛けても「え?」と通じません。

いままで言葉が通じていた肉親が難聴のために通じなくなると、これはもう不便でしかたがありません。残るコミュニケーション手段は、身振りと筆談しかありません。

妻にメモ用紙を出してもらって「病院の名前」と書いて、母親に聞いてみました。弱々しい筆跡で名前を書いてもらいましたが、知らない名前なので場所がよくわかりません。それで、とりあえず近くの駅へ行って、看板の案内とか電話帳に載っていないか調べてみることにしました。

駅に看板の案内はなく、電話帳で名前を探してみたところ、ようやく病院ではなくて福祉施設の名前で住所をつきとめました。その住所を車のカーナビで調べてから、車を飛ばして行くと、目的の看板と建物が見えました。

この施設は、正式には「老人保健施設」といって、部屋は病院にあるような病室とほぼ同じで、高齢の老人たちが集団で生活するところでした。父親は思っていたより元気で歩行器を使って自由に移動していました。車椅子に乗ったまま、職員に押してもらう老人ほど体力も気力もないように感じられました。

1時間ほどで退所しようと、エレベーターのボタンを押してみたら動きません。不思議に思っていたら、職員がカギをもってきて、エレベーターが動きました。なるほど、こうやって老人の事故を防いでいるのだと感心しました。老人の介護問題は他人事ではないので、いろいろと参考になりました。

老人性難聴
老人保健施設


藤原正彦著の「国家の品格」  2007-03-08 23:45:47


いま、話題のベストセラーで流行語になった藤原正彦著の「国家の品格」を読んでいる最中です。

この本の趣旨は「いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神であり、『国家の品格』を取り戻すこと」ですが、「英語よりも国語」は「手話よりも日本語」と合い通じるものがあって、強い共感をおぼえました。

数学について、日本では小学校で「9×9」までの暗算をおぼえますが、インドでは「19×19」までの暗算をさせて、高い教育効果をあげています。子どもに早くからパソコンを与えても、暗算の能力が低いと脳がよく発達しないので、パソコンのソフト開発でインドに大きく差をつけられてしまうようです。

対談のなかで「国語力により読書に対するバリアをなくす。読書をすれば、いろんな感受性や情緒が発達してきます。無論、実体験や芸術や自然に親しむことも大切です。論理性や合理性だけを追求して情緒が未発達だと、結局は人間としても伸びないんです。」という藤原さんの話になるほどと思いました。

本について、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
藤原正彦『国家の品格』|新潮社


「週刊現代」の記事  2007-03-07 22:55:53


今、発売中の週刊誌「週刊現代」2007.3.17号の40ページに、「菊地凛子『バベル』に聾唖者猛抗議で公開ピンチ」という記事がありました。

週刊現代Online

「聾唖者猛抗議で公開ピンチ」とは、いささか過激的な見出しですが、もちろんろう者たちはたくさんの署名を集めて訴えただけで「猛抗議」したわけではなく、またなぜ「公開ピンチ」なのか、記事のなかに説明がないので、「週刊現代」の編集者が読者の興味をひくために、意図的につけられた見出しと思われます。

mixiの「映画バベルにおけるろう者問題」コミュニティによると、署名集計は3月7日現在で36,915人を数え、そのうち聴者が約9割の圧倒的多数を占めています。

なお、映画「バベル」の全国ロードショーは、4月28日(土)から始まります。


読売新聞より:中園秀喜さん  2007-03-05 23:59:10


[顔]聴覚障害者の入院体験記を出版する 中園秀喜(なかぞの・ひでき)さん 59歳
◆「バリアなくす行動が大事」

 3歳の時に猩紅(しょうこう)熱で難聴になり、41歳で完全に失聴した。昨年5月、前立腺がん治療で20日間入院したとき、病院が聴覚障害に無理解なことに、がく然とした。

 入院生活で感じた不便さ、聴覚障害への理解を訴える「拝啓 病院の皆様――聴覚障害者が出合うバリアの解消を」(現代書館)を3日の「耳の日」に合わせて出版した。

 聴覚障害者にとって病院は目に見えないバリアだらけ。診察の呼び出しは聞こえず、エックス線検査の音声案内もわからない。「聞こえません」と訴えると、耳元で大声を出せば通じると誤解される。筆談を頼むと、難解な医学用語を並べられる。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
YOMIURI ONLINE(読売新聞)
ワールドパイオニア「拝啓・病院の皆様」
★行動を起こす、この人はエライ!


人間の「生きる力」  2007-03-04 23:51:59

スマイルフリースクールの10周年で紹介しました「生きる力」について、たしかに手話の仲間とロールモデル(先輩)の姿を見て、将来に夢をもつことで、子どもたちの「生きる力」を育てることは、素晴らしい取り組みであると思います。

しかし、子どもたちは将来のことや社会のことがよくわかりませんから、夢をもつことだけは簡単にできます。いざ夢を実現しようとしても、厳しい社会の「壁」につきあたって、「生きる力」を失っていく成人ろう者も少なくありません。

厳しい社会の「壁」につきあたったらどうするか、それは夢を実現するために必要なことをしっかりと勉強して、能力を高めて、強い精神力を養うことです。この努力がなければ、せっかくの夢もただの「甘い夢」に終わって、挫折感で「生きる力」を失います。

ろう者に限らず、人間にとって「生きる力」はどのようにして育っていくのか、
1)家族の愛情----親・兄弟がいっしょに仲良く楽しく暮らす
2)言語・コミュニケーション----自分の思いと相手の思いを伝え合う
3)仲間・集団----ひとつの目的に向かって、集団活動する
4)夢・希望----先輩や成功者に刺激されて、自分なりの夢をもつ
5)学習・学問----夢を実現するための勉強・調査・準備
6)仕事・職業----夢を仕事にする・生活の糧(収入)にする
7)趣味・スポーツ----ストレスを発散させて、仕事の疲れを癒す
8)健康----規則正しい生活と食事に注意して、健康な体をつくる
9)社会貢献----自分のしていることが社会的に認められる
10)信条・信心----先人の教え・思想・神仏を敬い信じる心
などがあげられると思いますが、全部を備えることはなかなか難しいものです。

80代以上の高齢になっても、認知症になることなく矍鑠(かくしゃく)している人を見ると、すごく尊敬して自分もああなりたいものだと思っています。


石川ろう学校が盲学校と統合に  2007-03-03 11:41:16


 きのうのテレビニュースで「県立ろう学校も施設が老朽化⇒盲学校と統合も視野に検討」という字幕タイトルを見て、特別支援校の動きがここまで来たのかとびっくりしました。早速にきょうの北國新聞朝刊の記事を読みました。

 石川県議会2月定例会は2日、本会議を再開し、一般質問に立った自民党の紐野義昭氏は、県立盲学校やろう学校の児童生徒の減少が予想されるとして、統合の可能性を尋ねました。
 中西吉明教育長は、盲学校の在籍者30人のうち学齢児童生徒数は10人で集団活動が困難なことや、ろう学校の学校施設の老朽化を挙げ、合併については「乳幼児期からの相談など共通する機能があり、今後の児童生徒数の推移を見てあり方を検討したい」との考えを示しました。

 盲学校のホームページによると「今年度は、小学部7名、中学部1名、高等部普通科4名、専攻科18名の計30名の児童生徒が在籍」ということで、ろう学校よりもあまりの少なさに驚かされます。

 私が在籍していたころのろう学校は、同じ敷地内に盲学校が併置してあり、校門にろう学校と盲学校の看板が貼り付けられていました。卒業したあとの昭和40(1965)年に、ろう学校が現在地に校舎を新築移転しましたが、40年あまりで再び元の敷地内へ戻って、統合することになりそうです。来年は創立100周年を迎えます。

石川県立ろう学校
石川県立盲学校


asahi.comより:道路交通法改正案  2007-03-02 23:43:58

聴覚障害者の運転に道 改正道交法案を閣議決定
2007年03月02日11時20分

 これまで運転が認められなかった重度の聴覚障害者も、自らハンドルを握り、ドライブを楽しめるようになりそうだ。死角を減らすワイドミラーの装着などを条件に普通自動車免許の取得を認めるもので、政府が2日の閣議で道路交通法改正案を決定した。このほか、同法案は、(1)飲酒運転を中心とした悪質・危険運転対策(2)認知機能検査の導入を始めとした高齢ドライバー対策(3)自転車利用者対策――が主な柱。今国会での成立を目指す。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
asahi.com


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