blog言葉と心を育てる★難聴学園★2006

年末年始  2006-12-29 22:01:02

昨夜から雪がちらつき始め、今朝は北陸らしい雪景色でした。

きょうは仕事納めで、来年の仕事初めは正月5日です。昨年は大雪で出勤が大変でしたが、今度はどうなることやら、天気予報では雪は少なめだそうです。

年末年始の休みは、たまりにたまったHHD内蔵ビデオレコーダーで録画したものを見たり、読書したり、映画を見たりして、のんびり英気を養うつもりです。


京都新聞より:作文コンテスト  2006-12-29 20:35:02


手話交え優秀作を朗読
中学生人権作文コンテストで表彰式

 「全国中学生人権作文コンテスト京都大会」(京都地方法務局、京都府人権擁護委員連合会主催)の表彰式が25日、京都市上京区の同法務局で行われた。5758点の応募作品から選ばれた優秀賞12点が表彰された。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。

京都新聞電子版


読唇はツールのひとつ  2006-12-28 23:40:29

森川佳秀先生の投稿「手話よりも『読唇』優先で…」の見出しに過剰反応したのは、おそらく「読唇」が苦手だったろう者に多いかもしれません。私のろう学校時代に、読唇が苦手だったのは圧倒的に男子生徒が多かったでした。

人間というものは、得意なものには強い関心を持ちますが、苦手なものには少しも関心を持とうとしません。「苦手意識」があるから、読唇や口話に集中出来ず、そのかわり手話に強い関心を持ちます。上級生たちの手話を見ていると、何となくカッコいいので、自分も手話を早く使えるようになりたいと思うのは自然のなりゆきです。

一方、女子生徒は概してまじめで、先生の指導に素直に従い、家庭に帰っても母親といっしょにいる時間が多いので、読唇・口話で会話することを早くおぼえてしまいます。

女子生徒が自分の母親と話しているところを見ましたが、私は母親が話していることが読唇で理解出来なかったのに、女子生徒がちゃんと理解出来たことはすごい驚きでした。

ろう学校で、読話(読唇)の成果を見るために、読話テストがありました。テストの前日にプリントが配られて、10題の文章を口話で読み上げながら、頭に入れておきます。テストになると、先生は文章の順序を変えながら、口話で読み上げます。文章をおぼえている生徒ほど、成績がよく合格しやすくなります。

しかし、予告なしの抜き打ちテストがあると、20人中わずか数人だけが合格して、あとは全滅でした。日ごろ口話していて、書記日本語も出来る生徒ほど読唇に強い傾向がみられます。

読唇は万能というわけでなく、使い方次第で役に立つものであり、日本語と会話を習得するためのツール(道具)のひとつであると割り切ったほうがいいように思います。


広島ろう学校の変化  2006-12-26 23:56:15

以前は手話導入で先進的なろう学校といわれた、広島ろう学校に変化が起きているようです。

まず、ホームページのデザインが変わった、教育相談支援センターが設けられたほか、今年の1月に「授業改善オーダーメイド・プロジェクト事業」のひとつとして、元附属ろう学校の校長で、筑波大学教授の斎藤佐和先生が「これからの特別支援教育におけるろう学校の専門性」という題で、講演に招かれたことです。

その講演記録(パワーポイント)を見ると、「対話を通しての言語指導、ナチュラル・アプローチから40年:私たちの財産」というタイトルがありました。これは同校が口話教育を再評価する動きに変化しているかもしれません。

くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。

広島県立広島ろう学校

斎藤佐和先生の講演記録(PDFファイル)

教えて下さい (gen-you)  2006-12-29 23:57:57

興味深く拝読させて頂いています。
一つご教示をいただきたいことがあります。
斎藤佐和先生の講演記録の19ページによりますと,
聴覚障害児の読書学年のグラフがありますが,
このグラフからは次のように読み取れます。
 中野氏の研究(1971年)
  中学部3年生の読書年齢が小学4年1学期相当
 田中氏の研究(2001年)
  中学部2年生の読書年齢が小学4年1学期相当

これは,孫悟空さんの実感としても同様でしょうか。
それから,このような読書年齢になっている原因は
どういうことが考えられるでしょうか。
ご教示頂けますか。

置き換え不能が原因 (孫悟空)  2006-12-30 09:13:07

>これは,孫悟空さんの実感としても同様でしょうか。

はい、そのように感じます。

>それから,このような読書年齢になっている原因は
>どういうことが考えられるでしょうか。

その原因は、子どもの生活言語(手話)にあります。
手話の子どもは、読書で「日本語を手話に置き換えて」理解しますが、日本語のレベルが上がると「置き換え不能」になって、いわゆる「9歳の壁」で止まってしまいます。

手話の子どもでも、成長すれば手話と思考が発達して、手話で抽象的表現が可能になりますが、それを日本語に置き換えて、文章で表現することが非常に困難というわけです。

また教えて下さい (gen-you)  2006-12-30 15:37:37

孫悟空様
ご教示をいただきましてありがとうございました。
また教えて下さい。

1 孫悟空様のご回答の趣旨は,1971年〜2000年の
間,聾学校では聴覚口話法によって教育がなされて
きていたが,聴覚口話法による教育が不徹底だった
ために中学校に在籍する大多数の聾生徒が小学4年程
度の読書学年に留まったということと理解してよろし
いでしょうか。

2 以前読売新聞で森川先生が,聴覚障害児が手話を
使おうとすると両腕を縛って手話を使わせないように
して聴覚口話法を指導したとおっしゃっていました。
また,田門という人が,自分の体験として,両手を叩
かれたりつねられたりしていて手話を使わせないよう
にさせられたと述べていました。
 これらの投稿を総合すると,今までの聴覚口話法の
指導では,このように力ずくで手話を使わせないよう
にするような指導が普通だったように読み取れます。
 孫悟空さんのご意見は,このように力ずくで手話
を使わせないようにする指導では不十分である,他に
もっと徹底して手話を使わせないようにする指導方法
があるはずだというご意見でしょうか。

聴覚口話法 (孫悟空)  2006-12-30 20:41:39

>聴覚口話法による教育が不徹底だったために中学校に在籍する大多数の聾生徒が小学4年程度の読書学年に留まった

聴覚口話法は、残存聴力があって補聴器が使える子どもに有効な教育法であって、ほとんど聴力がない子どもには不徹底というより、無理があったと思います。しかし、ごくまれに家庭の努力によって読唇と口話が出来て、日本語の習得に成功した優秀な子どももいます。

>今までの聴覚口話法の指導では,このように力ずくで手話を使わせないようにするような指導が普通だった

私がろう学校にいたときに、そのような手話禁止の体罰が行われていたことは事実ですが、一時的なもので長くは続きません。子どもたちの自然な言葉である手話を体罰で奪うことは不可能です。

>他にもっと徹底して手話を使わせないようにする指導方法があるはずだというご意見

「手話を使わせない」というより、手話がない環境(主に家庭)で、子どもが楽しんで言葉をおぼえて、日本語を習得する指導方法はすでに確立しております。

森川先生がいわれたように、日本語を習得してから、手話をおぼえてもおそくありません。実際にそういう人がたくさんいます。

だんだん全貌が見えてきました (gen-you)  2006-12-30 22:39:50

ご教示頂きましてありがとうございました。

そうすると,孫悟空さんの立場というのは,次のような考えだと伺ってよろしいでしょうか。

生まれてからほとんど聴力がない子どもに対する聴覚
口話法の指導によっても大部分は中学生でも小学4年
生ぐらいの読書年齢しかならない。
2000年の段階では,斎藤佐和先生がおっしゃるよ
うに,手話がない環境(主に家庭)で,子どもが楽し
んで言葉をおぼえて,日本語を習得する指導方法が確
立しているが,それでも大多数の聴覚障害児の読書年
齢は上昇していない。
しかし,その中でも,ごくまれに,読唇と口話が出来
て,日本語の習得に成功した優秀な子どもが出ている
。今まで長い間,孫悟空さんがその理由を探求して現
在得られている結論というのは,やはり,家庭の努力
が一番重要である。
第一に,家庭内では,手話を排除して手話のない環境
を作ること,体罰を使わず楽しんでで日本語を覚えら
れる環境を作ることが最低限必要である。
第二に,このような環境のなかで,1日中ずっと口話
で子どもと接触をするよう努力することが必要であ
る。
家庭内で1日中ずっと口話で子どもと接触する努力
を怠ったから読唇と口話ができず日本語力の習得も失
敗する子どもになる。
それから,今後の方向性としては,生まれてからほと
んど聴力がない子どもに対しては人工内耳により聴力
を補うのが最も良い方法である,と。

家庭の努力が大きい (孫悟空)  2006-12-31 10:36:43

>現在得られている結論というのは,やはり,家庭の努力が一番重要である。

その通りで、日本語習得に成功するためのパーセンテージは、家庭の努力が3分の2で、残りの3分の1が教育の努力というのが、私の実感的な結論です。

なお、斎藤先生があげられたデータは、ろう学校に限られたものであって、ろう学校以外の施設・インテを含めたデータでは「障害の早期発見・早期教育、補聴器の進歩や人工内耳などによって、この9歳の壁を越えられる聴覚障害児は6、7割」と、大阪教育大学の井坂行男助教授がNHK教育テレビで報告しています。
ご教示頂きありがとうございます (gen-you)  2007-01-01 20:30:26

孫悟空さん,ご教示頂きましてありがとうございます。
井坂先生のことをご紹介頂きましたので,色々なホームページを拝読しました。
次のホームページに井坂先生の講演が載っていました。
http://www21.big.or.jp/~pcs/ent2006/topics/isaka/topics_gebgokakutokushien.html
この講演を見ますと,井坂先生ご自身の研究結果(「聴覚障害児生徒の語彙獲得に関する検討」のスライド)にも,斎藤先生と同様のデータが出ていますが・・・。

また,井坂先生ご自身は,むしろ,手話使用が必要だというご意見のようですが(「人間の言語発達について」というスライドの直前のところ),孫悟空さんは,井坂先生の考え方は絶対に間違っているというお考えでしょうか。

井坂先生の考え方 (孫悟空)  2007-01-01 21:37:45

>斎藤先生と同様のデータが出ていますが・・・。

あれも、ろう学校に限ったデータで当然です。

>また,井坂先生ご自身は,むしろ,手話使用が必要だというご意見のようですが(「人間の言語発達について」というスライドの直前のところ),孫悟空さんは,井坂先生の考え方は絶対に間違っているというお考えでしょうか。

教育テレビで見たときも、たしかに井坂先生は手話が必要だという考え方ですが、「内容を手話で理解できたとしても、それを日本語につなげていくというベストな方法はまだ見つかっていません」といっていますから、井坂先生の考え方は絶対に間違いといえます。

ありがとうございました (gen-you)  2007-01-02 11:32:04

孫悟空さん,大変丁寧にご回答頂きましてありがとうございました。

また,今までのやりとりを通じて,孫悟空さんのお考え方の全貌が良くわかり,大変勉強になりました。

私は教育テレビの井坂先生の番組は見ていませんのでコメントをすることはできませんが,井坂先生が聴覚障害を有する中学3年生の平均語彙年齢が小学4年程度であったという井坂先生の研究結果については,同先生は聾学校に限定しているとは言っておられていないように思いますので,なぜ孫悟空さんが「ろう学校に限ってのデータだ」と断言されるのか,疑問に思います。
仮に9歳の壁を越えた聴覚障害児が6,7割とおっしゃっていたとしても,逆に言うと,9歳の壁を越えられない生徒が3,4割もいるということになると思いますし,この壁を越えたとしても語彙年齢が10歳,11歳(小学5,6年)程度にとどまる生徒もかなりいるように思われます。
井坂先生は,9歳未満の語彙年齢にとどまる生徒と,9歳の壁を越えたとしても,10歳,11歳程度に留まる生徒,もっと上の年齢の程度に至っている生徒すべてを総体的に平均すると,中学3年の生徒で小学4年程度の平均語彙年齢にとどまるということをおっしゃっていると思います。ですから,9歳の壁を越えた聴覚障害児が6,7割いるというご発言と,中学3年生の平均語彙年齢が小学4年程度であるという研究結果は矛盾しないどころか非常に整合が取れていると思います。

以上の各点を踏まえての私なりの感想ですが,奥野先生は聴覚口話法のうち自然法が始まってから40年も経過しているとおっしゃっていますが,このように長い歴史があるにもかかわらず,いまだに9歳の壁を越えられない生徒が3,4割もいることが私にとっては非常に驚きですし,奥野先生も井坂先生も一致して聴覚障害をもつ中学3年の生徒の平均読書年齢・語彙年齢が小学4年程度にとどまるという点も,落胆させられる数字です。

これに対する対処法ですが,孫悟空さんのご発言は,「手話がない環境(主に家庭)で、子どもが楽しんで言葉をおぼえて、日本語を習得する指導方法はすでに確立されている」,「家庭の努力が3分の2で、残りの3分の1が教育の努力」というように,今までの聴覚口話法の自然法の主張(40年前から行われてきた方法)の繰り返しにとどまるだけで,自然法のどこに問題があったのかという問題意識が見えないように思われます。

現段階では,むしろ井坂先生のおっしゃるように,今までの方法に加えて手話も導入してみよう,という考え方の方が説得力がある,というのが,私の現段階での正直な感想です。

そこで,お伺いしますが,孫悟空さんは,幼児期から手話を導入するとその聴覚障害児は絶対に9歳の壁を越えない,と断言できる,というご意見でしょうか。

特にお伺いしたいのですが,最近,フリースクールの中には,日本手話と筆記日本語だけで教育をしようと試みているところも現れています。そのなかで育った子どもが,9歳の壁を越えることは100パーセントあり得ない,というご意見でしょうか。

理論より成果を (孫悟空)  2007-01-02 16:40:09

>なぜ孫悟空さんが「ろう学校に限ってのデータだ」と断言されるのか,疑問に思います。

ろう学校のデータは集まりやすいですが、インテは広範囲に渡りますから、多くの関係者が連携して地道にデータを集める必要があります。「6・7割」というのは、その筋から井坂先生が聞いた話でしょう。
インテ出身の難聴者の多くに会っていますが、彼らの日本語力はたいしたもので、大学に進学した人が多いことが何よりの証拠です。

>いまだに9歳の壁を越えられない生徒が3,4割もいることが私にとっては非常に驚きです。

貴殿のような部外者にとっては、非常に驚きでしょうが、聴覚障害の世界に長い私にとっては、非常に困難が当然であって、驚くことではありません。

>自然法のどこに問題があったのかという問題意識が見えないように思われます。

いいえ、自然法に何ら問題はありません。

>孫悟空さんは,幼児期から手話を導入するとその聴覚障害児は絶対に9歳の壁を越えない,と断言できる,というご意見でしょうか。

デフファミリーの一部以外は、絶対に9歳の壁を越えられない、と断言できます。

>フリースクールの中には,日本手話と筆記日本語だけで教育をしようと試みているところも現れています。そのなかで育った子どもが,9歳の壁を越えることは100パーセントあり得ない,というご意見でしょうか。

フリースクールを支援している木村晴美さんは「いまだに試行錯誤」といっていますから、どう甘くみても98パーセントあり得ないと考えます。2パーセントの可能性は、デフファミリーの一部で否定しません。

貴殿のご感想は、頭のなかで考えた理論の話であって、実際の成果を出していただかないと、議論は堂々めぐりになるばかりです。
これから10年したら「思っていた以上に困難」と、頭を抱えて悩むでしょう。すでに手話力が高い聴覚障害の教師さえも多く悩んでいますから。

自然法の成果? (gen-you)  2007-01-02 16:59:58

孫悟空さん

大変貴重なご意見をいただきありがとうございました。

まず,申し上げておきますが,私はろう者で聾学校に在籍した後,インテグレーションをし,大学に入った者であって,部外者ではありません。

聾学校の同級生の中には,小学部からインテグレーションをした人々もいますが,高卒程度の文章力がついたのはごく一部です。中には,インテグレーションしたものの国語力がつかず,ろう学校に戻った人々もかなりいます。

また,大学時代には,学生懇談会に入りましたが,インテグレーションを経験した仲間の中には,コミュニケーションをする意欲もない人々もいましたし,コミュニケーション力が全然ない人々もいました。

ですから,インテグレーションをしているからといって,日本語力が高いというわけではないことは明らかです。

(孫悟空さんはインテグレーションをした経験がないからおわかりにならないと思いますが,インテグレーション生活と日本語力は必ずしも結びつくものではありません。)

孫悟空さんが自然法に何ら問題がないと断言する根拠は,結局は,脳科学に関する孫悟空さんのご意見(図表を示されていますね)に依拠されていると思いますが,それこそ理論であって実践ではないように思われます。

いままでの議論を拝見する限りでは自然法による方法では平均して小学4年生程度の文章力しか付かないように見受けられます。これを何ら問題ないとするご意見は疑問を抱いています。

しかし,孫悟空さんのご意見は今後も変わることはないと思いますので,これ以上の議論は避けます。結局は,手話導入された後10年後はどうなっているのかを見守るしかないと思います。

多角的視点で (孫悟空)  2007-01-02 17:33:54

>結局は,手話導入された後10年後はどうなっているのかを見守るしかないと思います。

あれ?手話導入して10年経過したろう学校がたくさん出ていますが、具体的成果はありません。

「これから10年」というのは、貴殿の10年後のことです。

教育の問題は、多角的視点で検証しないと、本当の答えは見つからないでしょう。

多角的視点? (gen-you)  2007-01-03 12:00:44

>あれ?手話導入して10年経過したろう学校がたくさん出ていますが、具体的成果はありません。

あれ?聴覚口話法の自然法が導入されてから40年経過していますが,その成果は,中学3年で平均読書年齢,語彙年齢小学4年ですね。

聴覚口話法の成功例 (孫悟空)  2007-01-03 12:53:55

斎藤先生の講演記録にありましたが、個人差が大きいということは、貴殿のように立派な成功例もあるということです。

手話教育で、立派な成功例はどなたか、実名をあげて、いってごらんなさい。

聴覚口話法の成功例は、全日本ろうあ連盟や各界で活躍している人にたくさんいます。

ろう学校のデータ (孫悟空)  2007-01-03 18:08:07

純粋に聴覚口話法を守っている、ろう学校はいまや1割に満たないので、あのデータは聴覚口話法とあまり関係がありません。


検証:田門弁護士の「論点」  2006-12-25 22:07:42

>このため読唇や発音は上達しなかった。私の日本語力は読唇や発音とは関係がないのである。

☆たしかに、田門氏は読唇や発音が苦手だったでしょうが、先に書いたように、口話つきの対応手話で話していることは、読唇(口の動きを見て)から口話(口を動かす)を覚えて、日本語力につながったはずで、矛盾します。

>私の日本語力は、むしろ文章の読み書き訓練に負うところが大きい。家庭内では聴覚口話法の訓練はほとんどなく、文章の読み書き訓練が主であった。

☆家庭で、文章の読み書きと添削を集中的にやれば、日本語の習得は出来るでしょうが、口話なしの読み書きは大変なものです。

>もし聾学校が手話の使用を認めていれば、母も手話を覚えてスムーズに意味を教えることができたと思う。唇は動きが小さいため読唇に困難が伴う。手話は動きが大きくその内容を容易に理解できるのである。

☆今の手話導入のろう学校で、手話が日本語の習得に貢献したという、教師のリポートはどこにもありません。

>また、近時の酒井邦嘉氏らの研究により、会話や文章理解における脳の活動は日本手話と音声言語とで同一であることが明らかになった。

☆これについては、私も認めます。

>認知脳科学の観点からも、日本手話による教育は、音声言語たる日本語力の向上にも資するのである。

☆日本手話と日本語力の向上は関係が薄く、田門氏のあきらかな認識不足です。

>語彙(ごい)の点はどうか。私は現在手話通訳者と共に日本手話を使用して仕事をしており、法律の専門用語は全部日本手話で対応している。語彙が問題になったことはない。

☆法律の専門用語を、何かの言葉に言い直して、日本手話で対応することは可能かもしれませんが、別の弁護士は直接的に対応手話(つまり口話と指文字を併用)でやっているようです。

>このように聴覚口話法には多くの犠牲が伴う。だからこそ日本各地で多数の聾者が長年手話による教育を求めてきたのである。日弁連も「手話教育の充実を求める意見書」を発表して同様の考えを示している。

☆たしかに、聴覚口話法には多くの困難と犠牲が伴うことは事実ですが、今は人工内耳の登場によって、改善されつつあります。

>最近は、手話と聴覚口話法との併用を図る聾学校が増えており、成果を上げている。

☆はて?成果があったのは、手話でコミュニケーションしやすくなった、授業がわかりやすくなった、利発な子どもが増えたということぐらいで、日本語の習得は依然として改善されていないことを知らないようです。

>また、フリースクールの中には保護者のニーズに応えるべく日本手話と筆記日本語のみでの教育を始めたところもあり、次第に効果が表れ始めている。

☆これは「龍の子学園」のことで、木村晴美さんは論文で「いまだ試行錯誤」といっています。

>聾学校の教師は、上記の現状を踏まえ、聴覚口話法一辺倒ではなく、手話教育の可能性も十分説明して、

☆「聴覚口話法一辺倒ではなく」には、聴覚口話法を否定しているわけではない、という意味合いがありそうです。

結論としては、田門氏は法律の専門家であって、ろう教育をよく知る専門家ではなく、多くのろう者が考えているような程度としかいいようがありません。

コメント失礼します。 (ぴー)  2006-12-26 14:20:57

初めまして新潟ろう学校卒のぴーです。この前からブログに訪問しています。
個人差がありますが、自分自身口話と多少手話を使っています。
母の教育は、口話と日本語。学校の教育は、教科書で習うという方法でした。
大人なっていくと、手話派なっています。
手話に頼り過ぎてると、日本語が落ちていて接続語も下手なっていました。

口話手話だけではなく、筆談で日本語が重要だと思いますが…学校では筆談がありませんね。。。
先生たちの人格が違うので、手話が下手と上手な方もいます。手話で会話レベル上げるのも良いし、日本語も作文とか書くのも良いではないかと思います。
何回も口話で読み繰り返したり、心の中で手話使ったり、意味を理解すれば、なんとか成果に上がると思います。

聴覚障害者たちは日記が苦手で、ブログを出さない人もいるそうです。私も覚悟し、毎日ブログ出してるうちに日本語が少しずつ上手くいけるようになっています。まだまだ下手と思いますが、子供や大人の日記書くのも効果かもしれません。
意見が食い違いかもしれませんが、小説だけではなく、僅かな時間を取って、漫画本、映画(字幕付)、ネットニュース、ブログを参考しながら、口話、手話、日本語訓練受ければ良いし、筆談か手話で会話レベルも重要だと思います。

素直な思い (孫悟空)  2006-12-26 22:48:32

聴覚障害の仲間と会うときの手話はしかたがありませんが、なるべく日本語にふれる機会を多くもつようにしましょう。

自己流で努力するのもいいですが、身近に教えてくれる人がいると、早く上達します。

ぴーさんの素直な思いは、必ずや実を結ぶでしょう。


読売新聞より:田門弁護士の「論点」  2006-12-25 20:53:17

先にお知らせしました、田門弁護士の「論点」が、読売新聞のサイトに載りました。
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[論点]聾学校の言語教育 手話の効果、伝える責務 田門浩(寄稿)

 今月7日の「論点」で、元聾(ろう)学校長の森川佳秀氏が、聾学校では残存聴力を活用して読唇の指導をする聴覚口話法が必要であると述べている。その成功例として「聾学校から普通校に転校して東大法学部を卒業した弁護士」を挙げている。それは私のことである。しかし私は聴覚口話法の失敗例である。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。

YOMIURI ONLINE(読売新聞)


書記日本語  2006-12-23 23:07:09

書記日本語は、目で見る文字言語なので、口話がなくても手話で説明して、読み書きをたくさんすれば、獲得できると考えるろう者が多いようですが、このブログのコメントや別の掲示板をご覧になればわかるように、日本語文章が少しおかしいところがたくさんあります。

日本語が不完全ならば、彼らはろう教育問題について、意見する資格はありません。日本は「言論の自由」で、だれでも意見を出せますが、自分の意見を社会的に信用してもらうためには、まず自分の日本語能力をしっかりしておく必要があります。

書記日本語は、もともと音声日本語の音韻(音声の単位)を文字にしたもので、音声(口話)をベースにしなければ、正しい習得はできません。

書記日本語の文章を、目で追って読んでいるだけでは、どこかで音韻が抜けてしまって、文章が不完全なものになります。

私は、日本語が不得手なろう者にFAXや携帯メールを使うときに「文章を目で読むだけではダメ、必ず口を動かして(口話で)読みなさい」と教えていますが、良い結果が出ています。私の説明を聞いた、ろう者はみんな「なるほど、口話教育は正しいかもしれない」と考えてくれるようになります。

Unknown(tora)  2006-12-23 23:20:23

確かに、文章を読む時に口を出さなくても、
頭の中で音を出しながら読み進めているのも関係があるんですね?
そうすることで読解を助けているようにも感じます。
ちなみに私はインテグレーション出身です。
目で追うだけでいったい頭の中ではどうなっているんだろう?不可解です。

初歩的な質問ですが・・・(ねこ)  2006-12-24 05:32:29

はじめまして。
最近手話やろう文化を学び始めたばかりので、
口話教育か手話教育かということについて、ど
ちらのスタンスからでもなく、率直に感じたこ
とをお伺いします。

厳格な口話教育をうけた方でも、書記日本語が
あまりお得意でない方がおられたり、抽象的な
言葉の意味が理解しづらい方もおられたりしま
すが、言葉を音で理解するということが書記日
本語の表出や読解に本当に重要なのでしょうか。

ご存知のように、聴者でも聞こえるからといっ
て日本語の能が必ずしも高いとはいえず、論理
的な文章力・思考能力などは、沢山の良質な文
章や人との触れ合いによって育まれていきます
よね。

ただ、確かに手話教育でも高度な教育は可能と
主張される方の中には、文章中に助詞の使い方
の間違いや単語の選定の誤りがあるのは否めず、
口話教育・手話教育、どちらにも成果があり、
どちらにも不備があり、2極論では語れない部
分が多くあるように感じます。

この問題について、もう少し調べてみたいので
すが、「日本手話」賛美の出版物は多くあり探
すことは容易ですが、「口話教育」の利点につ
いて書かれた比較的新しく、説得力のあるもの
があれば教えていただけませんでしょうか?

初歩的で誠に申し訳ありませんが、どうかよろ
しくお願いいたします。

Unknown(猪八戒)  2006-12-24 14:46:26

手話が賛美されているのが最近の潮流のようですが、これは今まで発言できなかった聾唖者が積極的に意見を発信できるようになったからだと思います。

ネットが広がった結果でしょうか。

聾唖者のみなさんはどちらかというと「激情型」が多く、じっくり論じあおうとしてもなかなか難しい空気があるのも事実です。

最終的には「聴こえるあんたたちに聾唖者の気持ちがわかるのか?!」と言われると口話主義のみなさんは「うーん、またそうなるか・・・」という流れで、聾唖者の方々とはソフトランディングできないというのが現状ではないでしょうか。

「口話は素晴らしい」と言おうものなら、聾唖者はじめ手話絶対主義者たちが大騒ぎしますから、口話について語ろうとする人が表に出てこないのです。

内言語(孫悟空)  2006-12-24 21:11:32

>確かに、文章を読む時に口を出さなくても、
>頭の中で音を出しながら読み進めているのも関係があるんですね?
>そうすることで読解を助けているようにも感じます。

これは「内言語」と呼ばれるもので、日常的に音声語(口話)で話している人だけにあります。

>目で追うだけでいったい頭の中ではどうなっているんだろう?不可解です。

おそらく、目で読んだ日本語を、頭の中で手話に置き換えて(翻訳)いるのだと思います。
そして、文章を書くときに、手話で考えていたことを日本語に置き換えるわけですが、音韻と構文があいまいなので、おかしな文章になるのだと思います。

聾教育研究会(孫悟空)  2006-12-24 21:31:14

>言葉を音で理解するということが書記日
>本語の表出や読解に本当に重要なのでしょうか。

言葉を音で理解できれば、日本語の文字・文章と結びつきやすくなるので、日本語の表出と読解に重要な役割になります。

>この問題について、もう少し調べてみたいので
>すが、「日本手話」賛美の出版物は多くあり探
>すことは容易ですが、「口話教育」の利点につ
>いて書かれた比較的新しく、説得力のあるもの
>があれば教えていただけませんでしょうか?

口話教育に関する出版物は、「聾教育研究会」で扱っています。
http://www.normanet.ne.jp/~ww100114/index.html

ただし、これらは聞こえる教師の視点で書かれたものなので、参考程度にして下さい。

Unknown(イキ☆)  2006-12-25 15:44:20

初めまして!!

>書記日本語は、もともと音声日本語の音韻(音声の単位)を文字にしたもので、音声(口話)をベースにしなければ、正しい習得はできません。

失礼ですがこの部分違いますよ。
書記日本語と音声語日本語はかけ離れています。
音声で喋る時と書記日本語で書くときは
かなり違っています。

聴者で音声語日本語と書記日本語の同じ人は
まずいないと思いますよ。

話し言葉と書き言葉(孫悟空)  2006-12-25 20:44:03

>聴者で音声語日本語と書記日本語の同じ人は
>まずいないと思いますよ。

いわれる通りで、聴者には「話し言葉」と「書き言葉」が明確に区別されています。
しかし、ろう児・難聴児は「話し言葉」が聞こえない・聞こえにくいので、マンガや小説のなかにある「話し言葉」を読んで、覚えるしかありません。

また「話し言葉」にも、一次言葉と二次言葉があり、二次言葉は書記日本語と同じものが多いので、間違いになりません。

普通の小・中学校で、書記日本語を覚えるために、音読(音声による読み上げ)がよく使われています。その意味で、口話なしの読み書きよりも、口話つきの読み書きのほうが、書記日本語の習得に効果があります。

Unknown(イキ☆)  2006-12-26 01:17:41

>口話なしの読み書きよりも、口話つきの読み書きのほうが、書記日本語の習得に効果があります

これはあまり意味ないですよ
何故なら、ろう者とう比べて聴者は訓読みは得意としますが音読みを苦手とする人多いですよ。

何故なら…音で聴いてる言葉と書く言葉は違います。
だから、音声で読む=良いとは結び付き難いです。
音声で喋るのは出来るけど、読み書きが苦手な聴者は世の中にたくさんいます。

口話が出来る=読み書きが出来るは全く別です。

口話と読み書き(孫悟空)  2006-12-26 07:32:19

いいえ、口話ができるろう者・難聴者ほど、読み書きが多くて、上手に書けている人が多いです。

もし、下手な文章の人がいたら、読み書きをあまりしない人です。聴者でも同じです。

逆に口話ができないろう者ほど、読み書きができない傾向がさらに強くなります。

口話なしで読み書きできるろう者を知っていますが、微々たる数です。

Unknown(イキ☆)  2006-12-26 12:58:55

>下手な文章の人がいたら、読み書きをあまりしない人です。聴者でも同じです。

ですから結局は口話が出来る=文章力があるではなく、
読み書きをどれだけしてるかが鍵になってくる証拠ですね

結局は読み書きをどれだけしてるかで上手い下手の差が出てくるんですよ
口話とは無関係だとおっしゃってる事と同じですよ!!

揚げ足取りですね!(イノキ)  2006-12-26 16:46:09

イキ☆さんのコメントは単なる言葉尻をとらえた屁理屈ですね。

>下手な文章の人がいたら、読み書きをあまりしない人です。聴者でも同じです。


確かにこう書かれていますが、その前の
>口話ができるろう者・難聴者ほど、読み書きが多くて

という部分を無視していますね。
自分の都合のいいところだけ抜き出してクレームをつけるのはフェアじゃないですね。

「口話ができるから読み書きにより興味をもつことができる」ということではないですか?
おそらく手話で育った子供は『国語』自体が好きではないでしょう。

国語が嫌いな子供達が積極的に『読み書き』すると思いますか?

ということで結論としては『口話で日本語の概念を身につけた子供はスムーズに読み書きに移行できる』ということではないでしょうか?

Unknown(イキ☆)  2006-12-27 01:49:19

>口話ができるろう者・難聴者ほど、読み書きが多くて

これに関して根拠がないからコメントを飛ばしました。

>「口話ができるから読み書きにより興味をもつことができる」ということではないですか?

口話が出来ない手話オンリーの人でも、読み書きに興味を持つ人はいますよ。

堂々めぐり(孫悟空)  2006-12-27 07:56:52

>口話が出来ない手話オンリーの人でも、読み書きに興味を持つ人はいますよ。

それは否定しませんが、前に書いたように、微々たる数です。

頭がよくて熱心で、いつも教えてくれる人がいることが条件です。

これ以上は、堂々めぐりになるだけです。


田門弁護士の「論点」  2006-12-21 23:23:33

先の森川先生の「論点」に反論するかたちで、きのう弁護士の田門浩氏が寄稿した文が読売新聞に掲載されました。読んだ人からコメントをいただいたので、以下に紹介します。
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20日付『論点』 (めぐみ) 2006-12-21 00:52:24

今日の読売新聞「論点」に、先日の同欄で掲載された
元聾学校長森川佳秀氏の記事に対する反論記事を
ろうの弁護士田門浩氏が寄稿しています。

森川氏が名前こそ挙げなくても田門氏の経歴を挙げ連ねて
“聴覚口話法の成功例”と記した事について、田門氏自身が
「私は聴覚口話法の失敗例である」とはっきり述べています。

そういえば、聴覚口話法の“最後の砦”といわれている北海道でも
手話教育が取り入れられようとしていますね。
森川氏の投稿はそれを危惧してのスタンドプレーだったようです。
北海道で、彼の主張を喜ぶろう教育関係者は居ません。
逆に北海道のろう教育に対する誤解が生まれ、大変迷惑しているそうです。
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“聴覚口話法の成功例”と記した事について、田門氏自身が
「私は聴覚口話法の失敗例である」とはっきり述べています。

いや、「失敗例」というのは、田門氏の<思い込み・カン違い>です。
そもそも「聴覚口話法の成功例」とは何かというと、多くのインテ出身の難聴者・ろう者がそうであったように、「聞こえる人と同じように、きれいな声で話せる」ことだと思い込まれています。

しかし、聴覚口話法の本当の目的は「日本語を習得する」ことであって、聞こえる人と同じになることではありません。他人と話すために、きれいな声で話せればベストですが、こんな人は本当に微々たる数です。

「目で聴くテレビ」で、田門氏の映像を見ましたが、さかんに口を動かしながら対応手話で話していましたから、もう立派な口話法の成功例だといえます。

そういえば、聴覚口話法の“最後の砦”といわれている北海道でも
手話教育が取り入れられようとしていますね。

私の地元・石川ろう学校で、平成10年から手話教育が取り入れられており、いまや全国の多くのろう学校で手話教育は珍しくありません。

森川氏の投稿はそれを危惧してのスタンドプレーだったようです。

いいえ、森川先生は長い教育経験から「手話で日本語の習得は難しい」と危惧しているのであって、実際に手話教育を取り入れたろう学校は、みんな日本語習得の課題で悩んでいます。

北海道で、彼の主張を喜ぶろう教育関係者は居ません。
逆に北海道のろう教育に対する誤解が生まれ、大変迷惑しているそうです。

北海道も、教師の相次ぐ退職と異動で、聴覚口話法で指導できる有能な専門家が少なくなっているのでしょう。一方、ろう学校に長い保護者と、短い保護者の間で、意見が分かれているかもしれません。
石川ろう学校に手話教育が取り入れられてから8年がたちますが、日本語教育の成果はありません。

あと数日したら、田門弁護士の「論点」がネットで見れると思うので、また検証してみたいと思います。

Unknown (Deaf2)  2006-12-22 00:19:37

孫悟空さんがどう考えようと、田門さんや木村さんが
自分の文章力と口話教育は関係ないと言っているのです。
ご本人の意見の方を信じます。
もちろん口話法が向いている方も中にはいるとは思います。
しかし万人向けの指導方法ではないのではないでしょうか。

筆談教育は? (mikoto)  2006-12-22 00:56:32

なぜ、手話教育なのか、口話教育なのか、の二通りしかないのでしょうか? 「筆談教育」「板書教育」のようなものは、あり得ないのでしょうか? 確かに筆談は時間がかかるので、特に教科教育へ導入すれば、ますます教科書は進まなくなるでしょうが…。

書記日本語を習得した成功例は、口話教育か否かに関わらず「数多くの日本語に触れた」ことにあると思います。その人の聴力や家庭環境により、音声日本語の場合もあったでしょうし、書記日本語の場合もあったでしょう。とにかく、数多くの日本語に触れて、その人が理解できる日本語で日本語を学ぶことが重要なのだと思います。

ろう文化・日本手話系のろう者は、ろう者が聴者に手話を教える時の教授法として、手話で手話を教えるナチュラル・アプローチを支持している方が多いようです。一方で、ろう児の日本語教育には、手話で日本語を教える手話教育を支持しているようです。私としては矛盾しているのが気になります。ろう児の教育も、書記日本語で書記日本語を教えるナチュラル・アプローチを採用すれば、直接的に筆談に時間はかかっても、習得の効率は良いような気がします。

Unknown(なる)  2006-12-22 10:51:39

mikotoさんへ

mikotoさんの考え方は間違ってはいないと思います。
ただ、ここで問題なのはその「文字」を教えるとか「ことば」が何かを
教える方法が、「手話」か「聴覚口話」かというのが議論されているのです。
文字でコミュニケーションが取れることを知らない子供に文字を見せても効果があるでしょうか。
モノには名前があり、「ことば」で意見を言えたり自分の要望を伝えることができることを教える必要があります。
外国語や日本手話でナチュラル・アプローチが支持されるのは基本に「その言葉を学ぶ」姿勢があるからネイティブから教わる方がいいのです。
多くのろう者は「親が本を与えてくれた」「家に本が多くあった」から日本語の読み書きができるといいます。
そういう点では、mikotoさんのお考えどおりです。
ろう学校でも本を読ませ感想文を書かせています。

Unknown (Deaf)  2006-12-22 12:59:53

Deaf2さんのコメントのようにろう児にも万人向けの教育法をしなければならないと多くのろう者たちからの強い希望であるのに口話法だけ強制されて、しまっているのは社会的な問題だと思います。
個人個人の能力に併せて教育するのも一つ方法ですが、あまりにも個人別になるといざ学級内でのコミュニケーションが取れないと教育の意義が問われてます。
私としてはろう学校として万人向けの教育法をやってほしいと言いたいのです。我が国憲法では教育の義務を受けている書かれています。口話法ははっきり言わせてもらうと万人向けの教育法でないことを断言しておきます。

成果がなければ (孫悟空)  2006-12-22 22:11:15

Deaf2さん
>孫悟空さんがどう考えようと、田門さんや木村さんが
>自分の文章力と口話教育は関係ないと言っているのです。
>ご本人の意見の方を信じます。

「文章力と口話教育は関係ない」というなら、それに基づいた教育プログラムをつくって、龍の子学園で実践しているはずですが、木村さんは「いまだに試行錯誤」といっています。
具体的な成果がなければ、ただの「盲信」です。

どういう教育法があるのか(孫悟空)  2006-12-22 22:25:00

>口話法ははっきり言わせてもらうと万人向けの教育法でないことを断言しておきます。

ならば、どういう教育法があるのか、具体的にいってごらんなさい。

龍の子学園を引き合いに出してもダメです。

Unknown(sayurin)  2006-12-23 17:31:46

私は、聞こえない世界がわかりませんが、子供が右耳は聞こえません。脳幹の神経の問題でありこの先どんな努力をしても聞こえる様にはなりません。もし、左耳も聞こえないとなったら親として私はどうするだろうか?考えました。
 口話法も大切だとは思いますが・・・口話法のみの教育となると疑問が湧きました。。。
全く聞こえない聾児を教育されてこられた先生方は、相当なご努力や戦いもあったに違いありません・・・。
 手話の教育も口話法も並行に行われても良いのでは!?
手を叩いたり縛ったり(今はないでしょうが・・・)身振り手振り、手話などをさせないで口話法を学ばせると言う教育がなされて行くのなら私は愛するわが子を聾学校へは行かせれません。

読唇か? (レッドウルフ)  2006-12-23 19:39:30

こちらは愛知県に住んでいます!かそはデフファミリーです!北海道の友達はいます!札幌聾学校は読唇だって優先か?札幌の友達の子供は聞こえないですか、札幌聾学校で通っています!不満ばかりだってよく聞いています!なぜ手話はやらないのか?本州から抗議します(-"-;)

口語100%必要ない??? (きよ)  2006-12-23 20:06:52

僕は口語は教育として必要ないと思い、手話の方が優先だと思います。
今は本州と九州はほとんど手話使って教育してるので教育発展しているのでちゃんとコミュニケーションをスムースに出来るので授業が分かりやすく受けれるし、口語と手話よって授業の内容分からないか、分かるか、差が付くだと思います。聾学校は難聴だけなく聾者居るので先生が口語使うと難聴が分かっても聾者は分からなくなるので聾者として困ります。単刀直入言うと口語はもう時代遅れだと思います。是非に手話を優先に!

ちなみに僕は本州の聾学校に通ってる学生ですからコミュニケーションをスムースに出来てちゃんと勉強出来て僕として手話にお陰だと思います。

ろう学校へ見学を(孫悟空)  2006-12-23 22:18:50

>身振り手振り、手話などをさせないで口話法を学ばせると言う教育がなされて行くのなら私は愛するわが子を聾学校へは行かせれません。

どこのろう学校も、口話(読唇)のみの教育をしておりません。ろう学校の授業公開で見学に行ってみて下さい。
幼稚部では、日本語の概念を大脳に記憶させる必要がありますので、口話・読唇・補聴器・文字カード・キューサイン・ベビーサイン(身振り手振り)を活用して、言語教育を行っているはずです。

失礼ながら(孫悟空)  2006-12-23 22:23:44

レッドウルフさんの日本語文章が少しおかしいので、あなたに教育問題で抗議する資格はありません。

また(孫悟空)  2006-12-23 22:31:07

きよさんの日本語文章がおかしく、あなたも教育問題を語る資格はありません。だれも信用してくれないでしょう。

どうして日本語文章がおかしいのか、それはいつも日本手話で考えて、コミュニケーションしているからです。

Unknown(きよ)  2006-12-24 09:11:30

そりゃ仕方ないだろ!
誰でも日本語苦手居るし!
もし口語したらさらに日本語おかしくなるやら?
貴方はもし口語で教育すると生徒がどうなるだと、予想出来きないんの!?
じゃー貴方が聾者としたらどうなるだと考えてみてごらん!

採用できないです。 (会社社長)  2006-12-24 14:37:10

>そりゃ仕方ないだろ! 誰でも日本語苦手居るし!

残念ながらあなたの文章は「苦手」という範囲ではなく「変」ですよ。

苦手なのと支離滅裂なのは全く違うものです。
あなたの文章では言いたいことの半分も読み手が理解できません。

あなたが全く日本語を書いたりする必要のない部署で働くのであれば今の程度の文章力でも働けるでしょうが、日本語の読み書きが必要な仕事には就けないですね。

少なくてもまともに文章を書けない人間を雇うほど今の企業には余裕がありません。

私が聾唖者、難聴者を雇うのであれば日本語の読み書きがまともな人間を選択します。

そうはいっても聾唖者のみなさんは国に守られているので、企業は障害者を雇わなければならない決まりがありますね。
どうかそういう「制度」にあぐらをかかずに正しい日本語の読み書きを身につけてください。

手話でコミュニケーションがスムーズなのは結構ですが、あなたは手話のできる人としかコミュニケーションとらないで一生生きていくつもりですか?

世の中はそんなに甘くありませんよ!

自爆(孫悟空)  2006-12-24 21:39:07

きよさんは、「日本語文章がおかしい」といわれて、すごいショックを受けて、支離滅裂になって、とうとう<自爆>してしまったようです。

社会はだれも手話を否定しませんが、日本語がまともに出来ないと、不便で困るのは当然のことです。

筆談教育(孫悟空)  2006-12-24 22:00:20

mikotoさん
>ろう児の教育も、書記日本語で書記日本語を教えるナチュラル・アプローチを採用すれば、直接的に筆談に時間はかかっても、習得の効率は良いような気がします。

ろう学校では、筆談教育はやっておりません。それは効率的でないからで、子どもに日記と作文を書かせて、先生が添削して教えているところが多いようです。

家庭でも、いちいち筆談しながら教えることは、手間ひまがかかって、なかなか難しいでしょう。

議論で中傷は良くありません。。。 (あっくん)  2006-12-27 08:02:48

はじめまして。
大阪で公務員やっている聾者です。

口話教育の厳しかった聾学校幼稚部を出て、小学校以来、地域の学校に通って現在に至っています。
それでも、手話派です。

森川氏の記事で「手話か口話か」の議論が再燃してしまいましたね。
しかし、残念なことに、以前、ろう文化やろう教育に関する活動をした経験から言わせてもらいますが、議論の中での中傷は相手を傷つけることは勿論ですが、議論自体の「品質」が低下してしまうことに気づいてほしいと思います。

議論に感情が出るのは理解できます。
でも、中傷しあっていては、子供たちの未来が見えてきません。お互い、気持ちを抑えて、議論を進めて下さい。

そうそう、別のサイトで書き込んだものを再掲する形になりますが、ご了承ください。
私の考えは、「手話か口話か」の議論は昔も今も変わらない。
でも、最終的に互いが譲歩できるのは「読み書き」だと思います。そこにポイントがあるのではないでしょうか。「読み書き」はコミュニケーションの最終手段だと考えています。
私は専門ではないから偉そうに言うことはできませんが、音声によって言葉の意味を知り、文章を理解するのと同じように、手話による「読み書き」教育も可能ではないかと思います。
事実、聴者の中にも口達者な人でも作文や論文が書けない人がいますよね。
話は少しそれますが、私の理想は、係長になったら専属通訳者をつけてもらう。
早期教育の成功者の私でも、それほど「壁」を感じています。
そんな限界を感じている私の現状をも含めて、本当の早期教育とは何なのか、を模索していかないといけないと思います。
聴者社会に合わせるための早期教育????

 違うでしょ!!??

人間の本質を高めるための早期教育が確立されるべきです。

いずれにせよ、手話が国民権を得るためには、今の聴者中心の社会基盤そのものを変えること自体が最優先ではないでしょうか。

以後、冷静に思考し、中身の濃い議論が進められることを願って、投稿させてもらいました。

初めまして (まっちん)  2006-12-27 13:16:15

初めまして。私は聴覚障害者で、現在大学に通っております。
先ほどあっくんさんが述べられたように、中傷し合いはよくないと思います。他の方が感情的になるのは仕方がないとして、孫悟空さん本人も感情的になられてしまったら、後は泥沼だと思います。それなら、孫悟空さんの人として器が小さく見えてしまい、この議論のレベルが低く見えてしまいます。初対面の孫悟空さんに対して非常に失礼なことを申し上げてしまい申し訳ございませんが、これからのことを考えても、どうか感情的にならずに穏やかに反論していただければ嬉しいです。孫悟空さんが、ぶっきらぼうや毒舌など、知らずに言葉による暴力を度々しているのが見受けられますので、お言葉に細意の注意を払われるなど、どうかご考慮よろしくお願い致します。

有意義な議論を(孫悟空)  2006-12-27 21:01:51

>でも、中傷しあっていては、子供たちの未来が見えてきません。お互い、気持ちを抑えて、議論を進めて下さい。

「中傷」とは、根拠のない悪口をいうことであって、客観的な根拠があるものにあてはまらないと思います。ろう教育の目的はやはり「日本語の習得」にあると思うので、日本語力がある方と有意義な議論を進めたいと思っています。

>音声によって言葉の意味を知り、文章を理解するのと同じように、手話による「読み書き」教育も可能ではないかと思います。

「可能ではないか」という観念論では、建設的な議論になりません。

>いずれにせよ、手話が国民権を得るためには、今の聴者中心の社会基盤そのものを変えること自体が最優先ではないでしょうか。

こういう「主観論」は言論の自由ですから、異議をはさむつもりはありません。

ネットの匿名性(孫悟空)  2006-12-27 21:08:26

>どうか感情的にならずに穏やかに反論していただければ嬉しいです。孫悟空さんが、ぶっきらぼうや毒舌など、知らずに言葉による暴力を度々しているのが見受けられますので

私が感情的になっているかどうかは、読む人の主観によると思います。ネットは匿名性が高く、相手を特定できないので、おかしな文章を書く人を見たら、きつい言葉を使うのはしかたがないと思います。

きつい言葉に発奮して努力する人が、今の若い人に少なくなったことを残念に思います。

Unknown(イキ☆)  2006-12-29 03:37:02

>「可能ではないか」という観念論では、建設的な議論になりません。

でしたら口話からの、日本語習得も同じことが言えると思います。
成功者がいるかもしれませんが、失敗者もいるわけですから。
僕の知人に、インデ出身で口話はまあまあ出来ます。
でも恐らく、孫悟空さんから見たら日本語オカシイと見ると思います。
「てにをは」が合ってませんからね。

口話も万全では決してありません。

口話教育の実績(孫悟空)  2006-12-29 07:52:53

>口話も万全では決してありません。

いいえ、口話教育は永年の実績があり、毎年研究会が開かれ、専門書もたくさん出ています。

先のNHK教育テレビで、書記日本語で「9歳の壁」を乗り越えた児童は6・7割と、大学の専門家が報告していますから、立派なものです。

ろう学校やインテの口話教育で落ちこぼれた人は、ほとんど家族に責任があります。

Unknown(イキ☆)  2007-01-05 00:43:39

ちなみに口話世代ではない手話教育を受けた年配者で、口話は全く出来ませんが書記日本語を習得してる人がたくさんいますよ

ですから書記日本語は大事です=口話は全く関係ないことが証明されてると思いますよ。

信用できない(孫悟空)  2007-01-05 21:37:42

>口話世代ではない手話教育を受けた年配者で、口話は全く出来ませんが書記日本語を習得してる人がたくさんいますよ

以前に年配者の面接調査をしたことがありますが、書記日本語を習得した人は中途失聴・難聴者ばかりで、口話なしのろうあ者はひとりもいません。

口話なしのろうあ者で有名な人は、大阪市立ろう学校教師の大家善一郎(故人)がいますが、『回想』の本に「歯をくいしばって頑張った」と書いてあります。
大変な努力をして習得したのですから、「たくさんいた」というのは、ウソです。本人に直接会って、確認しなければ信用できません。

年が明けても、しっこくねばる、イキ☆さんの根性は、ほめてよいと思います。

Unknown(イキ☆)  2007-01-07 00:08:01

以前に年配者の面接調査をしたことがありますが、書記日本語を習得した人は中途失聴・難聴者ばかりで、口話なしのろうあ者はひとりもいません。

面接を受けた人だけでは、制限があるのでそれはあまり参考にならないと思いますよ

だれも信用しない(孫悟空)  2007-01-07 09:01:28

>面接を受けた人だけでは、制限があるのでそれはあまり参考にならないと思いますよ

書記日本語ができるろう者は、すぐに目立つので、簡単に面接調査ができます。その場で文章を書いてもらったり、FAXで返事してもらったりして、本当かどうか証明できます。

あなたのように、具体性のない人の話は、だれも信用しないでしょう。

Unknown(イキ☆)  2007-01-07 14:33:06

簡単に面接調査ができます。その場で文章を書いてもらったり、FAXで返事してもらったりして、本当かどうか証明できます。

そうでしょうか。それは証明にはならないですよ
私が口話が出来なくても書記日本語を十分出来ると言って来たのは
自分の親、親戚共に手話教育受けてきてますが口話は全く使いません。分かりません。
ですが書記日本語は普通に分かりますし出来ます。

面接受けてない人もたくさんいるはずですからね
しかもあなたはただ単に、他人が調査してきたのを
鵜呑みにしてるに過ぎません

教育プログラムで証明を(孫悟空)  2007-01-07 15:49:49

>面接受けてない人もたくさんいるはずですからね
>しかもあなたはただ単に、他人が調査してきたのを
>鵜呑みにしてるに過ぎません

先に書いた通り、私が本人たちに直接会って調査したものであって、他人の調査ではありません。

君がただ「たくさんいる」といってもダメで、どうして出来るのか、具体的に説明して、教育プログラムをつくって、再現して証明する必要があります。

興味深いです (そう)  2007-01-08 20:58:01

イキ☆さんと孫悟空さんの話の間に割って入り、すみません。

私はろう学校で働いている聴者です。
イキ☆さんが、
「口話はわかりませんが、書記日本語はわかる」
という言葉に興味があります。
イキ☆さんの文章は日本語として通じる文章であるからです。

孫悟空さんがおっしゃっているように、
「どうしてできるのか」
を教えてほしいです。

まだ2年しかろう学校で働いていませんが、
比較的文章が読み書きできる児童は口話がついていますし、
書けない児童は聴覚が重く手話を使っている児童に
多く見られるように思います。

日本語の読み書きの力をつけるのは
私たち教員の使命ですが、
その使命が果たせていない自分にひどく責任を感じています。

ぜひ、イキ☆さんが日本語を学ばれた経緯を教えていただきたいです。

「口話はわかりませんが、書記日本語はわかる」 (あっくん)  2007-01-16 08:04:35

まいど

遅くなりましたが、みなさん今年もよろしくお願いします。
以前に、中傷しあいを危惧して中身の濃い議論が進められることを願って投稿した大阪の公務員です。

私もイキ☆さんの書き込みに興味を持ちました。
それによると、イキ☆さんの親もろう者だと見受けますが、読み書きできるようになるまではかなりの努力をされたのでしょうか?それとも日ごろの生活の中で自然に身につけたものでしょうか?
もし、自然にというならば、イキ☆さんの親がかなり高度な書記日本語を持っていたということになると思います。
私も、小さいときから母(聴者)と読み書きの練習を繰り返しやってきたから、基礎というものがあって読み書きができたと思います。

一般の家庭でも「いかにして文字にふれるか」で読み書きの差がはっきりと表れるようです。

Unknown(イキ☆)  2007-01-30 23:15:35

↑↑遅くなりました。

何故出来るのか?
手話から翻訳して教わってきたからだと思います。
手話で考え手話で翻訳生活して育ちました。
それ以外は特にありません。

日本語で物事を考えることは殆どありません。
今現在でもそれは変わりありません。

翻訳(孫悟空)  2007-01-30 23:53:56

あら?この文章も少しおかしい。

「手話から日本語に翻訳」と書けば、わかりやすくなるはずです。

たしかに手話から日本語に翻訳して書くろう者を何人か知っていますが、書くまでに時間がかかるようです。


琉球新報より:免許取得支援  2006-12-20 22:17:07


聴覚障害者の免許取得支援 浦添工4人、教材を作成

 浦添工業高校の3年生4人が、聴覚障害者の運転免許取得を支援するパソコンソフトの手話教材を作成している。手話や文字だけでは伝えにくい専門用語も映像を交えて解説。2月末までに完成させ、CD化して県内の各自動車教習所に配布する予定。重度の聴覚障害者の免許取得が2年後にワイドミラー設置など条件付きで可能になる見込みで、インターネットでも公開し、全国的な活用も期待されている。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
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口話教育の成果  2006-12-19 23:07:00

別のコメントにありますが、「口話教育の成果はあったのか」と聞かれたら、私は過去のデータからいって「成果はあった」と断言できます。

外部の人間が、ろう学校の教育現場からデータを集めることは不可能なので、成果を示す客観的なデータの根拠は「自動車運転免許試験の合格率」で求められます。

聴覚障害者の運転免許取得が本格的に始まったのは、昭和48年に「補聴器を装着して10m離れた90ホンの警音器が聞こえ、かつ、口話・筆談で意志の疎通ができる」ことを条件に、免許の取得が可能となったもので、多くのろう者が自動者学校に通い、最後の学科試験に合格して、晴れて免許を手にすることができました。

このときは、日本語能力がないために、学科試験で何度も落ちるろう者が続出し、なかには20回以上落ちても、めげないでやっと免許を手にしたろう者もいました。

ところが、ある時期を過ぎると、学科試験を一発で合格する若いろう者が続出してきました。よく調べてみると、ろう学校幼稚部で早期口話教育を受けた「幼稚部世代」でした。やがて、インテに進学する子どもが増加して、ろう学校で学ぶ生徒数が減ってきました。

今の45歳以下の若いろう者は、口話と手話の併用で話すことが多くなっており、書記日本語もなかなかのもので、口話教育の成果がはっきり出ていることを確認できます。

しかし、ろう学校先生の相次ぐ定年と異動で、口話教育を正しく受け継ぐ「専門家」がいなくなったため、安易な手話教育の導入によって、口話・音声をベースにした日本語教育が困難になってきています。「手話世代」の子どもは、あと5年すれば卒業して社会に出てくるので、「幼稚部世代」との比較検証が注目されます。

Unknown (Deaf) 2006-12-21 23:45:39

初めまして、この文章を見て本当かどうかをもっと調査しておかないと誤解が出てくるおそれがあります。
私はデフファミリー出身で両親からもらった手話で育ってきました。手話で家庭や学校で日本語を身につけてきました。日本語獲得の成果は口話でなく、本をたくさん読んでいたことが一番影響を受けていると思います。
もちろん運転免許(もう17〜18年前の話ですが)は18歳の時に全部一発合格で取得出来ました。確かに一発合格出来れば何回も落ちてしまう人が沢山います。私たち世代ではデフファミリーの人たちはほとんど一発合格で取れました。ろう学校出身で両親が聴者のろう者が一発合格の人もいれば数回落ちていたけどすでに運転免許を持っている先輩や同級生から試験問題を手話できちんと解説したりなどで協力で合格することが出来ました。これは私が学校にいたときに実際に目で見た話ですので。想像の話ではありません。
しかし、インテグレ出身の方は中々何回も(ひどいのは何十回以上)落ちてやっと取れたという現状もありますのでその辺もっと調査しないといけないと思います。

文章が少しおかしい(孫悟空) 2006-12-22 21:54:28

>手話で家庭や学校で日本語を身につけてきました。日本語獲得の成果は口話でなく、本をたくさん読んでいたことが一番影響を受けていると思います。

ろう学校でもインテでも必ず口話教育を受けていたはずです。その上で本をたくさん読んで、わからないときに手話で説明してくれたのであれば、日本語獲得の成果はあります。

>確かに一発合格出来れば何回も落ちてしまう人が沢山います。

はて、この文章はおかしい。「一発合格する人もいれば何回も落ちてしまう人も」に直すべきでしょう。

>試験問題を手話できちんと解説したりなどで協力で合格することが出来ました。

これも文章がおかしい。「解説してくれたおかげで合格」に直すべきでしょう。

>しかし、インテグレ出身の方は中々何回も(ひどいのは何十回以上)落ちてやっと取れたという現状もありますので

インテ出身でも、免許が取れない人もいますね。

Unknown(Deaf) 2006-12-22 22:02:07

いきなりタイトル「文章が少しおかしい」というのを見てショックを受けています。
私なり素直な意見を述べたのにいきなり指摘されて、さらにコメントする気を無くしました。(これでも我慢しているけどね・・・)
だから、孫悟空さんはいつもろう者にこういう指摘されているのでろう友達はあまりいないと思ってもいいでしょう。指摘された人の立場を考えて下さいよ!
あなたは本当に良心がない人だなと思いました。
もしかしたら、ろう協会でこういう事をやっていたので嫌われて、行く場所を無くし、このサイトを立ち上げたと考えられますね。

ろう協会よりネット(孫悟空) 2006-12-22 22:38:37

文章がおかしいと指摘されて、不愉快になるでしょうが、だれも注意しなければ上達しないでしょう。

特に日本語力がないろう者は立場が弱いので、いつも話を聞いてあげて、面倒見がよければ、いつまでも長いつきあいができます。

地元のろう協会は、若い人が育っているので、安心してまかせていますが、ネットのほうが交友範囲が広くて、やりがいがあります。

Unknown(Deaf) 2006-12-22 22:54:01

これは明らかに自分のことを棚に上げてますね。
初対面の人にいきなり指摘する人はあなた位だと思います。
だから、「指摘する前にちゃんと人の話を聞いて!」と言いたいところですね。
お互い知り合った上で信頼を持ったところで文章のおかしさをアドバイスをしてあげるのは普通ですよ。いきなり指摘されたら、たちまち相手されなくなります。

ネットの匿名(孫悟空) 2006-12-22 23:24:37

ネットでは、常連さん以外と信頼関係をもつことは難しく、匿名の人はなおさらです。

どこのだれだか特定できない、匿名の人に親近感を持てないのは当然のことです。


インリアル・アプローチ  2006-12-18 23:01:07

別の掲示板「教育相談室」で、大学院生さんから「インリアル・アプローチ」というものを紹介していただいたので、早速にネットの検索で見つけました。
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インリアルとは
 インリアルは1970年代にアメリカで開発されたことばの発達に問題のある子に対する援助をするための考え方です。いろいろ考え方の変遷の後、80年に入って、大人とこどもが相互に反応し合うことで、学習とコミュニケーションを促進するという考え方に到達しました。それを実現するために指導場面をビデオに撮り、それを分析して、有効で適切な方法を模索していこうというものです。

1 コミュニケーションの捉え方の変化
 従来豊かなコミュニケーションを築くための方法として、言語訓練(スピーチ、ランゲージセラピー)が行われてきました。まずことばを獲得することで、人とのコミュニケーションが可能になるという、言語獲得が第1の目標とする考え方です。それに対して、子どもは言語を獲得してからコミュニケーションを学ぶのでなく、生まれてすぐに始まる人との相互作用を通して、コミュニケーションの方法やルールについて学び始めるという考え方が生まれ、現在ではそれが主流になっています。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
インリアル・アプローチ

★「難聴学園」も、基本的に同じ考え方で、子どもの生活場面と興味・遊びに合わせて、タイムリーに言葉(口話・音声・ベビーサイン)をかけることです。これを繰り返すことで、子どもは言葉の意味を理解して、マネして、おぼえるようになります。
そして、音声とイメージを文字・文章にむすびつけば、さらに多くの言葉を使えるようになります。この方法で日本語習得に成功した例が増えています。


カトリック教会で葬儀  2006-12-17 23:58:09

きのう、ろう者仲間から携帯メールで、最高齢のろう者Sさんが亡くなったという知らせがあり、きょうの午後7時から金沢市内のカトリック教会に行って、葬儀に参列しました。

今までの通夜と葬儀は、仏式で当たり前にやっていましたが、カトリック教会は初めてで、少し戸惑いがありました。教会のホールに集まった参列者は、ざっと見たところ圧倒的にろう者で占められて、およそ200席がほぼ満席でした。

Sさんは、ろう学校同窓会会長・県聴覚言語障害者協会会長を長く務めた「長老」で、会長を勇退したあとも、積極的に協会と手話サークルを支援していました。14年前に最愛の奥さんを亡くしてから、大阪在住の息子家族の誘いを断って、市営アパートでの単身生活を続けていました。

5年ほど前に、新築の老人ケアハウスに入居しましたが、落ち着いたころに私が訪問して、古い貴重な写真を見せてもらい、歴史の出来事を話してもらいました。2年ほど前に体調をくずして、車イスの生活を余儀なくされましたが、高齢によくある認知症はなく、93歳の天命を全うしたことに感銘を受けました。

Sさんとの出会いは、私がろう学校の高等部生徒で、Sさんが同窓会会長であったことに興味をもったことがきっかけで、アパートの一室を暗室にして、写真の焼き付け・引き伸ばし・現像のしかたを教えてもらい、卒業後は同窓会・ろう協会の手伝いをして以来の長いつきあいでした。


サンデー山口の記事より:マラソンの金子選手  2006-12-16 23:52:56


>「2006年12月15日付 サンデー山口の記事より」
福岡国際マラソン 宮野下、
聴覚障害の金子誠一さん、国内記録4年ぶり更新

夢だった2時間30分の壁破る「最後の5`、人生で一番幸せな時間」

 県庁職員で聴覚障害者の金子誠一さん(宮野下、39)が、3日に福岡市であった第60回福岡国際マラソンで2時間29分05秒(60位)を記録し、自身の持つ日本聴覚障害者マラソンタイ記録を4年ぶりに更新。30分を切るのが長年の夢だったという金子さんは「年齢的にラストチャンスだと思っていた。夢が達成できて感無量」と喜んでいる。

 金子さんは、次第に聴力が低下する進行性難聴という障害を持って生まれた。23歳の時、職場の駅伝チームに誘われたのをきっかけに陸上を開始。特に長距離が好きなわけではなかったが、27歳で完全に聴力を失った時、走ることが“生きることを頑張る”心の支えになったのだという。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
WEB版サンデー山口


コメントの質問より〜言語のベース  2006-12-15 22:06:45

先のトピックス「ろう文化宣言から10年」のコメントで、面白い質問がありました。
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ただ、私は以前からとても不思議に思っていることがあります。第一言語として日本語を習得したろう者は、第二言語としての手話をいとも簡単に習得してしまうことです。その逆は非常に困難なのに。日本手話も言語であり、文法があるならば、第二言語として習得するのはそう簡単ではないはずなのに。聴者の私にとって、手話は「世界で最も難解な言語」のひとつです。単語の習得は比較的容易ですが、文法は英語以上に難解です。その難解な文法を、第二言語なのに完璧に習得してしまうろう者は、一体どうなっているのだろうか、と。それが分かれば、ろう児の第二言語としての日本語教育問題の解決へつながるのではないでしょうか。
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★「第一言語として日本語を習得したろう者」とは、おそらくインテ出身だと思いますが、「第二言語としての手話をいとも簡単に習得してしまう」のは、手話に対する思い入れが強いことと、手話を観察する視力が聴者以上に高いことが考えられます。

日本手話は、基本的に身振り手まねがベースになっていますから、音声・口話を止めたままで、手話の動作をマネることを根気強く続ければ、おのずと手話の法則性(文法)をつかんで、習得できるようになります。

聴者の場合、講習会・サークル・ろう協の手伝いなどで、毎日のように手話にまみれて、早い人で習得までに5年はかかるようです。

日本語は、音声語がベースになっているので、聴覚口話法と人工内耳の活用以外に、教育の道はありません。日本手話の子どもでも、口話教育をきちんとまじめにやれば、日本語習得は可能であり、木村晴美さんがその代表的な成功例です。私の地元でも、デフファミリーの子どもで、口話教育によって日本語を習得した例がたくさんあります。

手話導入のろう学校や龍の子学園で、日本語教育が進まないのは「手話をベース」にしているからです。「音声語をベース」にした口話教育で、日本語教育が劇的に変わります。手話はあくまで日本語の意味を理解させる補助的な役割でしかありません。

Unknown(通りすがり) 2006-12-16 13:38:26

>日本語教育が劇的に変わります。手話はあくまで日本語の意味を理解させる補助的な役割でしかありません。

劇的に変わるなら、とっくの昔に効果が現れているはずなのにどうして、口話教育時代のろう者で日本語が正しくかけない人が多いんでしょう。

口話教育の成果(孫悟空) 2006-12-16 18:13:30

50年前のろう学校時代から、データをとっていますが、口話教育の成果は確実に上がっています。

教育の成果は、学校と家族と本人の努力がそろうことで出てきます。

龍の子学園の失敗をどう考えるのでしょう。

龍の子学園(通りすがり2) 2006-12-22 19:49:11

龍の子学園の例は失敗ではなかったと考えています。
設立してわずか5年ほどで、徐々に成果が出ています。

50年、60年の歴史を持つ口話教育が
わずかな成功例しか出せなかったことを考えると、
龍の子学園の例こそ「劇的な変化」ではないでしょうか。

いまだに試行錯誤(孫悟空) 2006-12-22 21:35:07

>龍の子学園の例こそ「劇的な変化」ではないでしょうか。

いいえ、龍の子学園のアドバイサー役である、木村晴美さんは「日本語教育はいまだに試行錯誤」といっています。

「ろう文化宣言から10年」の論文をお読み下さい。

ろう文化宣言から十年(通りすがり2) 2006-12-23 13:02:28

>「ろう文化宣言から10年」の論文をお読み下さい。

すでに読んでおります。
ここで木村氏は「第二言語としての日本語教育」に
試行錯誤していると書いてはおりますが、
龍の子学園の教育法が失敗だとは書いてはおりません。

「第二言語として」というところに
孫悟空さんとの意見の相違があるのではないでしょうか。

第二言語(孫悟空) 2006-12-23 22:05:10

> 龍の子学園の教育法が失敗だとは書いてはおりません。

当たり前で、だれも自分の教育法を失敗だといいません。
龍の子学園が始まってから、8年を経過しても「いまだ試行錯誤」では、失敗だと見なされてしまいます。

>「第二言語として」というところに
>孫悟空さんとの意見の相違があるのではないでしょうか。

「意見の相違」とは何ですか。「第二言語」の定義をいうなら、第二に獲得する言語あるいは、もうひとつの言語と一般に解釈されます。
私の場合は、日本語が第一言語で、手話が第二言語です。それは私ばかりでなく、全日ろう連の幹部にも同じような人がたくさんいます。

意見の相違 (通りすがり2)  2006-12-24 14:22:57

意見の相違とは、
龍の子学園は
「日本手話を第一言語、書記日本語を第二言語とする」
のが基本です。
孫悟空さん(と全日ろう連の幹部の方々)は
「日本語が第一言語、手話が第二言語」
という姿勢です。
基本の考え方が違うのですから
教育方法が違って当たり前ではないか、
というのが私の考えです。
どちらかを賞賛し、どちらかを批判しているのではありません。

>当たり前で、だれも自分の教育法を失敗だといいません。
例えば私が
「ろう学校の口話教育のどうお考えですか」
と聞いたら
孫悟空さんは
「口話教育が失敗だとは思わない」とおっしゃるでしょう。
それと同じということでしょうか。
「日本語を第一言語」とお考えならば
「日本手話を流暢に操れる」龍の子学園の子たちは
失敗に見えるのかもしれません。
要は考え方、基本理念の問題ではないでしょうか?

検証が未熟(孫悟空) 2006-12-24 20:58:21

>「日本語を第一言語」とお考えならば
>「日本手話を流暢に操れる」龍の子学園の子たちは
>失敗に見えるのかもしれません。
>要は考え方、基本理念の問題ではないでしょうか?

はあ?たしかに、世の中にはさまざまな考え方、基本理念がありますね。

龍の子学園の場合は、第一言語の日本手話を流暢に操れる子どもがおおぜいいることは事実ですが、私は昔のろう学校で、手話の天才が日本語で失敗していることをたくさん見ています。

また、一方でデフファミリーの子どもが第二言語の日本語を見事に習得したこともたくさん見ています。

龍の子学園は、デフファミリーの成功例にもとづいて、バイリンガル教育を始めたと思いますが、8年経過しても「日本語教育はいまだ試行錯誤」というのは、科学的な検証が未熟だったのではないでしょうか。


「ろう文化宣言から10年」の論文  2006-12-14 23:14:54

「ろう者とは、日本手話という、日本語とは異なる言語を話す、言語的少数者である」という、有名な『ろう文化宣言』を発表したのは、NHK教育テレビの手話キャスターでおなじみの木村晴美さんと手話文法研究室の市田泰弘さんで、ご存知のかたもおられると思います。

この宣言の趣旨は、中途失聴者と難聴者には多少の違和感をおぼえるかもしれませんが、ろうコミュニティ(ろう学校・同窓会・ろう協)に長く、日本手話が使える私としては、心情的に理解できるもので、反対はしないし、むしろ全面的に支持してもいいくらいです。

そして、『ろう文化宣言』の影響を受けたと思われる、ろう者から「手話は言語である、手話に文法がある」と教えられたことは、「ろう者の多くはなぜ、日本語が習得できないのか」という長い間の疑問が解ける、きっかけとなりました。

「日本手話」は日本語と異なる独特の文化をもった言語ですから、当然のことながら日本語は第二言語(外国語)の扱いになります。ふつうの日本人でいえば、英語がそれにあたります。日本人が英語を習得するためには、それなりの努力と才能が必要なことはだれでも知っています。

日本語は「世界で最も難解な言語」のひとつといわれていますから、日本人が英語を習得する以上に、何倍いや何十倍の努力と才能が求められることは容易に想像できます。日本手話のあとで、日本語を習得することは「絶対に不可能」とはいいませんが、「非常に困難」といえます。

この私の予測が正しいことは、最近発表された、木村晴美さんの論文「ろう文化宣言から10年」に、「第二言語としての日本語教育は、いまだ試行錯誤している」と書かれたことで、証明されました。
木村さんは、この論文で「日本語教育の困難」を公に認めたわけです。「試行錯誤」なら、日本手話の子どもたちが将来、高等教育機関に進学できるはずがありません。
「ろう文化宣言から10年」

第二言語習得 (mikoto) 2006-12-15 11:21:21

初めて書き込みをさせていただきます。半年くらい前から読ませていただいていました。私は日本手話もどき(日本手話崩れ?)ができる聴者です。その手話レベルは、視点を変えれば、孫悟空さんが嘆かれているろう者の日本語レベルと同じくらいではないかと思います。

応用言語学の中では、第二言語習得(学習者の習得方法や教授法に着目する)が研究されています。これは、ろう者の日本語習得に限らず、どんな聴者でも、どんな言語でも、第二言語は習得が困難であることの証だと思います。ですから、ろう者が日本語習得が困難なことも、私たち聴者が英語や日本手話の習得が困難なことも、まあ当たり前といえば当たり前なのです。当たり前といって放置せずに、何とか克服しなければならない課題ではありますが。

ただ、私は以前からとても不思議に思っていることがあります。第一言語として日本語を習得したろう者は、第二言語としての手話をいとも簡単に習得してしまうことです。その逆は非常に困難なのに。日本手話も言語であり、文法があるならば、第二言語として習得するのはそう簡単ではないはずなのに。聴者の私にとって、手話は「世界で最も難解な言語」のひとつです。単語の習得は比較的容易ですが、文法は英語以上に難解です。その難解な文法を、第二言語なのに完璧に習得してしまうろう者は、一体どうなっているのだろうか、と。それが分かれば、ろう児の第二言語としての日本語教育問題の解決へつながるのではないでしょうか。


手話の習得は、日本語も同じ  2006-12-13 22:24:13

私が管理するホームページが某新聞に紹介されたおかげか、きのうブログにアクセスしたカウントが、IPで200・閲覧で575を記録しました。ありがとうございました。

さて、ホームページのトップで「手話の学び方」にあるように、聞こえる人がはじめて手話をおぼえるための基本は「相手の手話をよく見て、意味をつかんで、手話をマネておぼえる」ことで、講習会だけでなく、毎日の生活のなかで、積極的に手を動かして練習しなければ、なかなか手話を習得できません。

聞こえない・聞こえにくい子どもが日本語の言葉をおぼえる場合も同じことがいえます。「相手の日本語(口話・文章)をよく見て、意味をつかんで、口話と文章をマネておぼえる」ことが、日本語を習得する早道になります。

ところが、ろう学校で早期から手話で教育すると、「手話を見て、意味をつかんで、手話をマネておぼえる」ことになるので、なかなか日本語の習得が進みません。

ろう学校の先生が授業で、口話に手話をつけて、文章の意味を手話で教える場面をテレビでよく見ますが、授業が終わって家に帰っても、子どもが家族と手話で話してばかりで、口話と文章をマネしておぼえることをしなければ、日本語教育の効果があがりません。


中日新聞の記事より:ベビーサイン講習会  2006-12-12 22:55:19


赤ちゃんの心と体でお話
小松の荒木病院 ベビーサイン講習会

 赤ちゃんとジェスチャーを使って意思の疎通をする「ベビーサイン(赤ちゃん手話)体験レッスン」が十一日、小松市若杉町の荒木病院であり、サインの一部が紹介された。育児中の母親と赤ちゃんら約二十五人が参加した。(小柳悠志)

 ベビーサインは一九九〇年代に米国で始まり、日本では特定非営利活動法人(NPO法人)日本ベビーサイン協会(本部・神戸市)が中心となって活動している。今回、同病院ゼネラルマネジャーの荒木京子さんら協会から認定された女性三人が講師を務めた。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
中日新聞

★聞こえる赤ちゃんの場合は、音声語をしゃべれば自然にベビーサインが消えます。難聴児の場合も補聴器か人工内耳の装用で音声語をしゃべれば、ベビーサインが少なくなります。

もし補聴器も人工内耳も使いたくない、ろうのままで育てたい場合は、ベビーサインがそのまま日本手話に発達していきますが、そのかわり日本語の習得がさらに困難になります。

Unknown(あすなろ) 2006-12-16 15:30:35

はじめて書き込みます。
今までも思っていたのですが、他のWEBに掲載されている写真や画像を無断でブログに掲載することは、著作権に違反しますよ。
訴えられたら確実に負けます。
ご注意ください。
石井投手のように公的な立場の人の場合肖像権の問題もあります。

追記(あすなろ) 2006-12-16 15:32:57

リンクしてある中日新聞のサイトに
「本ページ内に掲載の記事・写真などの一切の無断転載を禁じます」とあります。
ろう教育の問題について議論する立場の方でしたら、ぜひ著作権やネットのルールもお守りください。
できれば、過去の新聞ページからの無断転用写真も削除をお願いします。

著作権(孫悟空) 2006-12-16 18:25:18

著作権については、法律関係で調べていますが、個人のものは使用していません。

著作権の侵害といわれても、当事者の判断によりけりで、3年間クレームがひとつもありません。

商業行為でないものは黙認しているか、ネットは広いので、いちいち監視していられないかもしれません。

もし当事者からクレームがあれば、すぐに削除します。

Unknown(あすなろ) 2006-12-17 06:51:30

他者の権利を侵害しておいてクレームがなければ削除しないとは、意識の低さに驚かされます。
IT企業の社員だと伺いましたが、孫悟空さんの会社ではネットでの著作権の問題について教育はないのですか?
個人の写真ではなくても、「無断転載を禁ずる」とあり著作権は新聞社にある旨明記されているのです。
まぁ、権利侵害の意識がない方にいくら申し上げても仕方がないでしょうが・・・。

著作権と公共の利益(孫悟空) 2006-12-17 09:14:59

>「無断転載を禁ずる」とあり著作権は新聞社にある旨明記されているのです。

これは「建前・原則論」であって、著作物の出所を明記しておけば、大丈夫です。

ちなみに、地元・北國新聞のニュース写真・記事を、HPのニュースに載せていますが、8年間いちどもクレームがありません。

おそらく「公共の利益」で、大目に見ていただいていると思っています。

著作権について(耳なし芳一) 2006-12-17 13:46:03

著作権法について私は詳しく知りませんが、
孫悟空さんの情報は私の日ごろの活動、物の考え方などに限りなくありがたいです。著作権者を中傷するとかでなく、聴覚障害者という限られた情報量しか得られないのであれば、私は歓迎です。新聞の記事など、電車の網棚に捨てられた新聞を拾い読みする不特定の人がいるわけで、孫悟空さんに対して「著作権」を問題にして噛み付くよりも記事そのものについて、しっかりしたコメントをしてほしいと私は思います。

新聞社の対応(孫悟空) 2006-12-18 23:30:05

新聞社2社から著作権についてメールがありました。

1社は、記事の最初に出所を明記すれば転載可で、もう1社は「福祉系インターネット」として書類を提出すれば、転載可でした。


北海道の森川佳秀先生  2006-12-11 23:41:00

元北海道小樽聾(ろう)学校長の森川佳秀先生が、このほど読売新聞の「論点」に投稿されました。森川先生の長い経験に裏付けられた、勇気ある主張に声援を送りたいと思います。
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聾学校の言語教育、手話よりも「読唇」優先で…森川佳秀(寄稿)

 聴覚障害者の課題は、「読み、書き」をとおして、正確な情報を獲得・発信して行動できることである。多くの聾(ろう)学校では、長年、残存聴力を活用して読唇(どくしん)ができるようにする「聴覚口話法(ちょうかくこうわほう)」を指導してきた。

 ところが、最近、聾学校への「手話の導入」が叫ばれている。背景にあるのは「手話で会話するのは聴覚障害者の権利である」という考え方であり、聴力障害者協会が中心となって、その運動が進められている。しかし、手話の導入には注意を要する。特に聾学校の幼稚部や小学部の低学年段階で手話教育を導入することは、残存聴力の発達や読話(読唇)の獲得への障害になりかねないからである。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
手話よりも「読唇」優先で…(読売新聞「論点」より)

聴覚障害者協会あたりから、抗議が集まるかもしれませんが、「手話、手話」と主張するばかりで、肝心の日本語教育が出来なければ、抗議する資格はありません。

20日付『論点』 (めぐみ) 2006-12-21 00:52:24

今日の読売新聞「論点」に、先日の同欄で掲載された
元聾学校長森川佳秀氏の記事に対する反論記事を
ろうの弁護士田門浩氏が寄稿しています。

森川氏が名前こそ挙げなくても田門氏の経歴を挙げ連ねて
“聴覚口話法の成功例”と記した事について、田門氏自身が
「私は聴覚口話法の失敗例である」とはっきり述べています。

そういえば、聴覚口話法の“最後の砦”といわれている北海道でも
手話教育が取り入れられようとしていますね。
森川氏の投稿はそれを危惧してのスタンドプレーだったようです。
北海道で、彼の主張を喜ぶろう教育関係者は居ません。
逆に北海道のろう教育に対する誤解が生まれ、大変迷惑しているそうです。


HDD搭載DVDレコーダー  2006-12-10 22:45:56

ろう者はおしなべてテレビを見るのが好きで、ビデオに録画する人が多いですが、私もかなり長い間ビデオのVHSテープで録画していました。

しかし、テープの数がどんどん増えてくると、次第に置き場所に不自由するようになり、マンションの狭い部屋に変わってからは、置き場所に困るようになりました。

それで、DVDレコーダーに買い換えてから、薄くなったり軽くなったりして、少しは改善しましたが、それまたDVDディスクの数が増えてきて、ディスクの差し替えも面倒になってきました。

そういうわけで、ヤフオクで中古のHDD搭載DVDレコーダーを思い切って購入したら、ディスクの差し替えがなくなって、忘れることなく確実に録画できるので、だいぶ楽になりました。

ところが2ヶ月したら、HDDに録画してある映像がたまりにたまって、なかなか見る時間がないという<ぜいたくな悩み>を抱えています。年末年始の連休は「ビデオ三昧」になりそうです。


ろうタレントの岡田絵里香さん  2006-12-07 22:05:43


5日(火)の午後5時30分ごろ、フジテレビ系の【スーパーニュース】を見ていた、妻が「ろうで、可愛らしくきれいな女の子が出ていた」と、メモ紙に<岡田絵里香>と書いてくれました。
ネットで検索してみたところ、すぐに見つかって、さっそく「ERICA」の本を注文しました。
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Amazon.co.jp: ERICA 本 岡田 絵里香,平間 至
出版社/著者からの内容紹介
静寂から紡ぎ出される透明な言葉たち。
ろう学校に通う小学生の頃から書きためた詩。人間や猫、妹、友だち、男に対しての深い洞察と愛情あふれる言葉に、きっと私達は明日を生きる勇気をもらうこと間違いない! 写真家・平間至とのコラボ。

内容(「MARC」データベースより)
2007年公開予定の映画「バベル」にも出演した聾の女の子・絵里香が、ろう学校に通う小学生の頃から書きためた詩をまとめる。深い洞察と愛情あふれる言葉に、明日を生きる勇気をきっともらえる一冊。
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届いた本は、意外に新書サイズと小さく、写真が多いとはいえ、税込み1,575円は高いなと思いました。

岡田絵里香さんは写真の通り、明るく茶目っ気たっぷりの可愛らしい女の子ですが、その経歴は岐阜県生まれ、三重ろう学校に入学、小学校から高校までインテしたぐらいで、くわしいことはわかりません。

岡田絵里香さんのブログは、BUTTERFLYでご覧になれます。
ブログに書かれた文章は、若い女の子に特有のスタイルですが、おそらく数多くの文通とメールで文章力が培われたものと思います。

もっと驚いたことは、岡田さんが15歳のときに「美少女コンテスト」に出場したことで、どうやってコミュニケーションして、唄ったのかなと不思議に思いました。
第8回全日本国民的美少女コンテスト
梨元勝 の 恐縮 ですっ! 【なっし〜のとっておき!】

エリカ?(かおりん) 2006-12-15 12:12:09

ヤフー検索してここに来ました♪

エリカ、違うでー笑
国民コンテスト・・・。写真みたら
エリカじゃないっす。
多分・・・。汗

あきらかなミス(孫悟空) 2006-12-15 19:04:00

いわれてみると、コンテストの写真はたしかに別人のように見えます。

「ERICA」の本に、1983年生まれとあるので、コンテストが開催した2002年と、年齢が4歳ちがっていて、別人でした。

同姓同名だったとはいえ、あきらかなミスを認めます。

びっくりした(かおりん) 2006-12-22 11:13:41

返事有難う。
そうだねぇ。なるほど。
年齢計算までしてなかったけど、その通りだね笑

ERICAの今後の動向が楽しみですね♪

ブログ頑張って下さい

Unknown(マリア) 2007-04-13 23:48:25

絵里香さん?
私は耳が聞こえないんけど・・・大阪府が住んでいます。あなたはとても美人ですね、笑。ところで体は気につけて仕事を頑張ってね!!!応援します
Unknown(八雲) 2008-01-04 17:17:22

エリカさん
前テレビに出ていたのを見ましたが
かわいらしく品がありますね。
ファンになっちゃうかも。
応援してますよ!!!!!


ニュース配信より:豊橋聾学校  2006-12-07 22:05:43


豊橋聾学校の生徒がカナダへ

 豊橋聾学校(大井眞校長)の高等部女子生徒3人が、6日から19日まで、今年6月に交換留学の姉妹提携を結んだカナダ・マニトバ州のマニトバ聾学校へ派遣される。提携調印して初の派遣で、生徒たちはそれぞれ意気込みを語った。

 生徒により広い視野と価値観を身につけてほしい、と平成14年度に豊橋からマニトバに派遣し、翌々年から行き来するようになった。積み重ねから、相互の学力向上や教育交流の促進を願い、提携を結んだ。

 今回派遣されるのは、3年の伊藤千里さんと谷口愛美さん、2年の深津有美さんの3人。希望者を募り、作文や面接などの審査をした。これまで、ビデオでアメリカ手話を身に付けたり、生活について学ぶなどしてきた。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
東日新聞
愛知県立豊橋聾学校


ニュース配信より:障害学生支援  2006-12-06 20:36:06

障害学生支援コーディネーター育成FD研修会のご案内

ICTを活用したはじめての聴覚障害学生支援
― 障害学生支援コーディネーター育成FD研修会

目的:近年、大学・短期大学等の高等教育機関(以下、大学)における障害学生支援体制の構築が急速に進みつつあります。しかし、その一方で、障害学生を受け入れ何らかの支援に乗り出したいけれどどのように進めてよいのかわからない状態にある大学も多く存在します。特に、毎日の授業において支援が必要な聴覚障害学生への支援については、具体的な支援方法や支援者の確保、養成、派遣など、わからないことだらけと言っても過言ではありません。本FDでは、こうした大学教職員の状況に対し、具体的に何からどのように支援体制作りをはじめてゆけばいいのかノウハウを享受することを目的とします。

日時:2006年12月15日(金)10時〜17時15分
場所:日本財団(東京都港区赤坂1丁目2番2号 日本財団ビル)
対象:大学における障害者支援、情報保障、聴覚障害者支援に興味のある方や理解したい方など、どなたでも受講できます。
定員:50人
参加費:無料
申込:メディア教育開発センターウェブサイトの専用フォームからお申込下さい。
http://www.nime.ac.jp/KENSYU/kensyu_h18/015-01/resume.html
締め切りは12月11日となっています。
主催:独立行政法人 メディア教育開発センター
共催:国立大学法人 筑波技術大学
   日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan)
協力:日本財団、独立行政法人 日本学生支援機構
内容:
・はじめての聴覚障害学生支援
   筑波技術大学障害者高等教育研究支援センター助教授 白澤麻弓
・聴覚障害学生支援の実際@ 募集から養成まで:早稲田大学の例
   早稲田大学障がい学生支援室コーディネーター 岡田孝和
・聴覚障害学生支援の実際A 支援者の採用・登録から派遣まで:東京大学の例
   東京大学バリアフリー支援室コーディネーター 中津真美
・聴覚障害学生のニーズを活かした支援体制作り
   関東聴覚障害学生サポートセンター 吉川あゆみ
・聴覚障害学生支援におけるITメディアの活用 遠隔支援・字幕・音声認識
   メディア教育開発センター客員教授 大倉孝昭
・諸外国における聴覚障害学生支援 米国・英国・EUの動き
   メディア教育開発センター教授 広瀬洋子


英語の勉強法  2006-12-05 23:43:51

私がろう学校高等部を卒業して、新潟の歯科技工士養成所に入ったとき、新潟ろう学校からも1人の卒業生が入ってきました。彼は口話と日本語と学力がバッチリの秀才でしたが、驚きだったのは英語にめっぽう強いことでした。

もちろん耳が聞こえないから、英語の聞き取りと発音練習はできませんが、英語の教科書を何回も読んで、英文をたくさん書き写して、英文法をおぼえたというから、立派なものです。

私のほうは、ろう学校高等部に入ってから、英語の授業がありました。先生は教科書の英文を黒板に書いて、それを生徒たちがノートに書き写していました。そして、先生が英単語を日本語に訳して、文法を説明してくれました。

ろう学校ですから、英語の発音についての説明はなく、しかたがないので、私は自宅で教科書にある、発音のしかたを読んで、ひとりで「シズ・イズ・ア・ペン(this is a pen)と読み上げながら、自習しました。この音読の効果は大きく、今でもきのうのことのようにはっきりとおぼえています。

英語スクールは、どこも聞き取りと音読(発音)に力を入れて、効果をあげていますが、発音が聞こえない人はもっぱら英文を「書いて、書いて」おぼえていくしかありません。この勉強法は、ろう学校の日本語教育にも応用できるはずです。


ニュース配信より:栃木県立ろう学校  2006-12-04 20:53:38


難聴乗り越え、授業参加 
宇都宮の永谷さん、小学生と手話交流=栃木

 県立ろう学校(宇都宮市若草)は22日、小学部の児童が、一般の小学校の授業を体験する試みを初めて行った。耳の不自由な児童が一般の小学校の授業に参加することで地域の児童と知り合いになり、地域の一員であるとの自覚を植え付けるのが狙いだ。また、小学校の児童が障害者への理解を高める効果も期待される。

 一般の小学校の授業を体験したのは、宇都宮市新里町、県立ろう学校小学部5年の永谷葵さん(11)だ。ろう学校の村岡恭子教諭(49)が手話の通訳を行うために付き添い、朝の集団登校の段階から宇都宮市立国本中央小の児童に加わった。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
YOMIURI ONLINE(読売新聞)


言葉の「入口」と「出口」  2006-12-03 11:29:06

当たり前のことですが、建物には「入口」と「出口」があります。そしてほとんどは「入口」と「出口」は同じ場所にあります。人間には同じ場所に戻りたいという心理があり、もし出口の場所がちがうと「あれ?ここはどこだろう」と迷ってしまいます。

人間の言葉にしても、日本語の「入口」に入れば、必ず日本語の「出口」から出られます。「入口」から「出口」までの間は、いろいろなコース(手順・段階)をたどって、経験を積んで、進化をとげて、日本語が完成して「出口」を出て、卒業というわけです。

日本語以外の外国語を習得する場合は、外国語の建物へ行って、同じように「入口」から入って、コースをたどって、「出口」で卒業ということになります。

したがって、聞こえない子どもが手話の建物で「手話の入口」に入ったら、当然手話で考え、手話で話す子どもとなって、「手話の出口」から出てきます。コースの途中で、日本語に変えて出てくることはありません。

手話で育った子どもが、第二言語になる日本語を習得するためには、やはり日本語の建物に行って、最初から日本語のコースをきちんとたどって行かなければなりません。

手話の子どもが、日本語を習得できないのは、日本語の建物で決められたコースをきちんとたどっていないことがいちばんの原因です。

日本語の建物とは、いうまでもなく「聴覚口話法と人工内耳装用を活用した日本語教育」であって、それ以外に効果的な教育法はありません。


情報戦争  2006-12-01 23:55:39

テレビのニュース番組で、毎日のようにイラク・アフガン・レバノンなどの戦争が報じられていますが、戦争のない日本では「対岸の火事」のように見ている人が多いかもしれません。たしかに、今の日本は武器を使った戦争がなく、とても平和な国だといえます。

しかし、武器の戦争がなくなっても、日本に限らず世界各国において、一般国民が知らないところで「情報戦争」が激しく繰り広げられており、優良企業・安定企業がいつのまにか経営難に陥って、リストラと倒産で失業してしまう人があとを絶ちません。

ろう教育においても、「手話の早期導入」を求める動きばかりでなく、実際に導入した現場から「手話導入の成果」を大々的にリポートすることで、ろう学校の手話導入が急速に広がっています。

かつては口話教育一辺倒であったベテラン教師らも、手話で育った子どもたちの活発なコミュニケーションと高い知力・社会性を目の当たりにすると、「手話容認」に傾いてしまいます。

この「手話のすごい効果」は、初めて見る人にとって、あまりにインパクト(衝撃)が強いので、たとえ「日本語の習得が進まない」という課題が出てきても、「教師の手話力が不足している」とかいって、なかなか「手話の落とし穴」に気づかないでいます。

一方で、「人工内耳で、早く言葉を話せるようになった」と、マスコミで大々的にリポートされると、人工内耳を希望する家庭が急速に増えてきます。音声の言葉を話せるようになれば、日本語の習得がいちだんと容易になり、聴者家庭で共通のコミュニケーション・文化・価値観が持てるようになります。

かくして、昔の「手話か口話か」の情報戦争とうって変わって、今は「手話か人工内耳か」の情報戦争が激しく展開されているといえます。


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