昨夜から雪がちらつき始め、今朝は北陸らしい雪景色でした。
きょうは仕事納めで、来年の仕事初めは正月5日です。昨年は大雪で出勤が大変でしたが、今度はどうなることやら、天気予報では雪は少なめだそうです。
年末年始の休みは、たまりにたまったHHD内蔵ビデオレコーダーで録画したものを見たり、読書したり、映画を見たりして、のんびり英気を養うつもりです。
手話交え優秀作を朗読
中学生人権作文コンテストで表彰式
「全国中学生人権作文コンテスト京都大会」(京都地方法務局、京都府人権擁護委員連合会主催)の表彰式が25日、京都市上京区の同法務局で行われた。5758点の応募作品から選ばれた優秀賞12点が表彰された。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
京都新聞電子版
森川佳秀先生の投稿「手話よりも『読唇』優先で…」の見出しに過剰反応したのは、おそらく「読唇」が苦手だったろう者に多いかもしれません。私のろう学校時代に、読唇が苦手だったのは圧倒的に男子生徒が多かったでした。
人間というものは、得意なものには強い関心を持ちますが、苦手なものには少しも関心を持とうとしません。「苦手意識」があるから、読唇や口話に集中出来ず、そのかわり手話に強い関心を持ちます。上級生たちの手話を見ていると、何となくカッコいいので、自分も手話を早く使えるようになりたいと思うのは自然のなりゆきです。
一方、女子生徒は概してまじめで、先生の指導に素直に従い、家庭に帰っても母親といっしょにいる時間が多いので、読唇・口話で会話することを早くおぼえてしまいます。
女子生徒が自分の母親と話しているところを見ましたが、私は母親が話していることが読唇で理解出来なかったのに、女子生徒がちゃんと理解出来たことはすごい驚きでした。
ろう学校で、読話(読唇)の成果を見るために、読話テストがありました。テストの前日にプリントが配られて、10題の文章を口話で読み上げながら、頭に入れておきます。テストになると、先生は文章の順序を変えながら、口話で読み上げます。文章をおぼえている生徒ほど、成績がよく合格しやすくなります。
しかし、予告なしの抜き打ちテストがあると、20人中わずか数人だけが合格して、あとは全滅でした。日ごろ口話していて、書記日本語も出来る生徒ほど読唇に強い傾向がみられます。
読唇は万能というわけでなく、使い方次第で役に立つものであり、日本語と会話を習得するためのツール(道具)のひとつであると割り切ったほうがいいように思います。
以前は手話導入で先進的なろう学校といわれた、広島ろう学校に変化が起きているようです。
まず、ホームページのデザインが変わった、教育相談支援センターが設けられたほか、今年の1月に「授業改善オーダーメイド・プロジェクト事業」のひとつとして、元附属ろう学校の校長で、筑波大学教授の斎藤佐和先生が「これからの特別支援教育におけるろう学校の専門性」という題で、講演に招かれたことです。
その講演記録(パワーポイント)を見ると、「対話を通しての言語指導、ナチュラル・アプローチから40年:私たちの財産」というタイトルがありました。これは同校が口話教育を再評価する動きに変化しているかもしれません。
くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
広島県立広島ろう学校
斎藤佐和先生の講演記録(PDFファイル)
教えて下さい (gen-you) 2006-12-29 23:57:57
興味深く拝読させて頂いています。
一つご教示をいただきたいことがあります。
斎藤佐和先生の講演記録の19ページによりますと,
聴覚障害児の読書学年のグラフがありますが,
このグラフからは次のように読み取れます。
中野氏の研究(1971年)
中学部3年生の読書年齢が小学4年1学期相当
田中氏の研究(2001年)
中学部2年生の読書年齢が小学4年1学期相当
これは,孫悟空さんの実感としても同様でしょうか。
それから,このような読書年齢になっている原因は
どういうことが考えられるでしょうか。
ご教示頂けますか。
置き換え不能が原因 (孫悟空) 2006-12-30 09:13:07
>これは,孫悟空さんの実感としても同様でしょうか。
はい、そのように感じます。
>それから,このような読書年齢になっている原因は
>どういうことが考えられるでしょうか。
その原因は、子どもの生活言語(手話)にあります。
手話の子どもは、読書で「日本語を手話に置き換えて」理解しますが、日本語のレベルが上がると「置き換え不能」になって、いわゆる「9歳の壁」で止まってしまいます。
手話の子どもでも、成長すれば手話と思考が発達して、手話で抽象的表現が可能になりますが、それを日本語に置き換えて、文章で表現することが非常に困難というわけです。
また教えて下さい (gen-you) 2006-12-30 15:37:37
孫悟空様
ご教示をいただきましてありがとうございました。
また教えて下さい。
1 孫悟空様のご回答の趣旨は,1971年〜2000年の
間,聾学校では聴覚口話法によって教育がなされて
きていたが,聴覚口話法による教育が不徹底だった
ために中学校に在籍する大多数の聾生徒が小学4年程
度の読書学年に留まったということと理解してよろし
いでしょうか。
2 以前読売新聞で森川先生が,聴覚障害児が手話を
使おうとすると両腕を縛って手話を使わせないように
して聴覚口話法を指導したとおっしゃっていました。
また,田門という人が,自分の体験として,両手を叩
かれたりつねられたりしていて手話を使わせないよう
にさせられたと述べていました。
これらの投稿を総合すると,今までの聴覚口話法の
指導では,このように力ずくで手話を使わせないよう
にするような指導が普通だったように読み取れます。
孫悟空さんのご意見は,このように力ずくで手話
を使わせないようにする指導では不十分である,他に
もっと徹底して手話を使わせないようにする指導方法
があるはずだというご意見でしょうか。
聴覚口話法 (孫悟空) 2006-12-30 20:41:39
>聴覚口話法による教育が不徹底だったために中学校に在籍する大多数の聾生徒が小学4年程度の読書学年に留まった
聴覚口話法は、残存聴力があって補聴器が使える子どもに有効な教育法であって、ほとんど聴力がない子どもには不徹底というより、無理があったと思います。しかし、ごくまれに家庭の努力によって読唇と口話が出来て、日本語の習得に成功した優秀な子どももいます。
>今までの聴覚口話法の指導では,このように力ずくで手話を使わせないようにするような指導が普通だった
私がろう学校にいたときに、そのような手話禁止の体罰が行われていたことは事実ですが、一時的なもので長くは続きません。子どもたちの自然な言葉である手話を体罰で奪うことは不可能です。
>他にもっと徹底して手話を使わせないようにする指導方法があるはずだというご意見
「手話を使わせない」というより、手話がない環境(主に家庭)で、子どもが楽しんで言葉をおぼえて、日本語を習得する指導方法はすでに確立しております。
森川先生がいわれたように、日本語を習得してから、手話をおぼえてもおそくありません。実際にそういう人がたくさんいます。
だんだん全貌が見えてきました (gen-you) 2006-12-30 22:39:50
ご教示頂きましてありがとうございました。
そうすると,孫悟空さんの立場というのは,次のような考えだと伺ってよろしいでしょうか。
生まれてからほとんど聴力がない子どもに対する聴覚
口話法の指導によっても大部分は中学生でも小学4年
生ぐらいの読書年齢しかならない。
2000年の段階では,斎藤佐和先生がおっしゃるよ
うに,手話がない環境(主に家庭)で,子どもが楽し
んで言葉をおぼえて,日本語を習得する指導方法が確
立しているが,それでも大多数の聴覚障害児の読書年
齢は上昇していない。
しかし,その中でも,ごくまれに,読唇と口話が出来
て,日本語の習得に成功した優秀な子どもが出ている
。今まで長い間,孫悟空さんがその理由を探求して現
在得られている結論というのは,やはり,家庭の努力
が一番重要である。
第一に,家庭内では,手話を排除して手話のない環境
を作ること,体罰を使わず楽しんでで日本語を覚えら
れる環境を作ることが最低限必要である。
第二に,このような環境のなかで,1日中ずっと口話
で子どもと接触をするよう努力することが必要であ
る。
家庭内で1日中ずっと口話で子どもと接触する努力
を怠ったから読唇と口話ができず日本語力の習得も失
敗する子どもになる。
それから,今後の方向性としては,生まれてからほと
んど聴力がない子どもに対しては人工内耳により聴力
を補うのが最も良い方法である,と。
家庭の努力が大きい (孫悟空) 2006-12-31 10:36:43
>現在得られている結論というのは,やはり,家庭の努力が一番重要である。
その通りで、日本語習得に成功するためのパーセンテージは、家庭の努力が3分の2で、残りの3分の1が教育の努力というのが、私の実感的な結論です。
なお、斎藤先生があげられたデータは、ろう学校に限られたものであって、ろう学校以外の施設・インテを含めたデータでは「障害の早期発見・早期教育、補聴器の進歩や人工内耳などによって、この9歳の壁を越えられる聴覚障害児は6、7割」と、大阪教育大学の井坂行男助教授がNHK教育テレビで報告しています。
ご教示頂きありがとうございます (gen-you) 2007-01-01 20:30:26
孫悟空さん,ご教示頂きましてありがとうございます。
井坂先生のことをご紹介頂きましたので,色々なホームページを拝読しました。
次のホームページに井坂先生の講演が載っていました。
http://www21.big.or.jp/~pcs/ent2006/topics/isaka/topics_gebgokakutokushien.html
この講演を見ますと,井坂先生ご自身の研究結果(「聴覚障害児生徒の語彙獲得に関する検討」のスライド)にも,斎藤先生と同様のデータが出ていますが・・・。
また,井坂先生ご自身は,むしろ,手話使用が必要だというご意見のようですが(「人間の言語発達について」というスライドの直前のところ),孫悟空さんは,井坂先生の考え方は絶対に間違っているというお考えでしょうか。
井坂先生の考え方 (孫悟空) 2007-01-01 21:37:45
>斎藤先生と同様のデータが出ていますが・・・。
あれも、ろう学校に限ったデータで当然です。
>また,井坂先生ご自身は,むしろ,手話使用が必要だというご意見のようですが(「人間の言語発達について」というスライドの直前のところ),孫悟空さんは,井坂先生の考え方は絶対に間違っているというお考えでしょうか。
教育テレビで見たときも、たしかに井坂先生は手話が必要だという考え方ですが、「内容を手話で理解できたとしても、それを日本語につなげていくというベストな方法はまだ見つかっていません」といっていますから、井坂先生の考え方は絶対に間違いといえます。
ありがとうございました (gen-you) 2007-01-02 11:32:04
孫悟空さん,大変丁寧にご回答頂きましてありがとうございました。
また,今までのやりとりを通じて,孫悟空さんのお考え方の全貌が良くわかり,大変勉強になりました。
私は教育テレビの井坂先生の番組は見ていませんのでコメントをすることはできませんが,井坂先生が聴覚障害を有する中学3年生の平均語彙年齢が小学4年程度であったという井坂先生の研究結果については,同先生は聾学校に限定しているとは言っておられていないように思いますので,なぜ孫悟空さんが「ろう学校に限ってのデータだ」と断言されるのか,疑問に思います。
仮に9歳の壁を越えた聴覚障害児が6,7割とおっしゃっていたとしても,逆に言うと,9歳の壁を越えられない生徒が3,4割もいるということになると思いますし,この壁を越えたとしても語彙年齢が10歳,11歳(小学5,6年)程度にとどまる生徒もかなりいるように思われます。
井坂先生は,9歳未満の語彙年齢にとどまる生徒と,9歳の壁を越えたとしても,10歳,11歳程度に留まる生徒,もっと上の年齢の程度に至っている生徒すべてを総体的に平均すると,中学3年の生徒で小学4年程度の平均語彙年齢にとどまるということをおっしゃっていると思います。ですから,9歳の壁を越えた聴覚障害児が6,7割いるというご発言と,中学3年生の平均語彙年齢が小学4年程度であるという研究結果は矛盾しないどころか非常に整合が取れていると思います。
以上の各点を踏まえての私なりの感想ですが,奥野先生は聴覚口話法のうち自然法が始まってから40年も経過しているとおっしゃっていますが,このように長い歴史があるにもかかわらず,いまだに9歳の壁を越えられない生徒が3,4割もいることが私にとっては非常に驚きですし,奥野先生も井坂先生も一致して聴覚障害をもつ中学3年の生徒の平均読書年齢・語彙年齢が小学4年程度にとどまるという点も,落胆させられる数字です。
これに対する対処法ですが,孫悟空さんのご発言は,「手話がない環境(主に家庭)で、子どもが楽しんで言葉をおぼえて、日本語を習得する指導方法はすでに確立されている」,「家庭の努力が3分の2で、残りの3分の1が教育の努力」というように,今までの聴覚口話法の自然法の主張(40年前から行われてきた方法)の繰り返しにとどまるだけで,自然法のどこに問題があったのかという問題意識が見えないように思われます。
現段階では,むしろ井坂先生のおっしゃるように,今までの方法に加えて手話も導入してみよう,という考え方の方が説得力がある,というのが,私の現段階での正直な感想です。
そこで,お伺いしますが,孫悟空さんは,幼児期から手話を導入するとその聴覚障害児は絶対に9歳の壁を越えない,と断言できる,というご意見でしょうか。
特にお伺いしたいのですが,最近,フリースクールの中には,日本手話と筆記日本語だけで教育をしようと試みているところも現れています。そのなかで育った子どもが,9歳の壁を越えることは100パーセントあり得ない,というご意見でしょうか。
理論より成果を (孫悟空) 2007-01-02 16:40:09
>なぜ孫悟空さんが「ろう学校に限ってのデータだ」と断言されるのか,疑問に思います。
ろう学校のデータは集まりやすいですが、インテは広範囲に渡りますから、多くの関係者が連携して地道にデータを集める必要があります。「6・7割」というのは、その筋から井坂先生が聞いた話でしょう。
インテ出身の難聴者の多くに会っていますが、彼らの日本語力はたいしたもので、大学に進学した人が多いことが何よりの証拠です。
>いまだに9歳の壁を越えられない生徒が3,4割もいることが私にとっては非常に驚きです。
貴殿のような部外者にとっては、非常に驚きでしょうが、聴覚障害の世界に長い私にとっては、非常に困難が当然であって、驚くことではありません。
>自然法のどこに問題があったのかという問題意識が見えないように思われます。
いいえ、自然法に何ら問題はありません。
>孫悟空さんは,幼児期から手話を導入するとその聴覚障害児は絶対に9歳の壁を越えない,と断言できる,というご意見でしょうか。
デフファミリーの一部以外は、絶対に9歳の壁を越えられない、と断言できます。
>フリースクールの中には,日本手話と筆記日本語だけで教育をしようと試みているところも現れています。そのなかで育った子どもが,9歳の壁を越えることは100パーセントあり得ない,というご意見でしょうか。
フリースクールを支援している木村晴美さんは「いまだに試行錯誤」といっていますから、どう甘くみても98パーセントあり得ないと考えます。2パーセントの可能性は、デフファミリーの一部で否定しません。
貴殿のご感想は、頭のなかで考えた理論の話であって、実際の成果を出していただかないと、議論は堂々めぐりになるばかりです。
これから10年したら「思っていた以上に困難」と、頭を抱えて悩むでしょう。すでに手話力が高い聴覚障害の教師さえも多く悩んでいますから。
自然法の成果? (gen-you) 2007-01-02 16:59:58
孫悟空さん
大変貴重なご意見をいただきありがとうございました。
まず,申し上げておきますが,私はろう者で聾学校に在籍した後,インテグレーションをし,大学に入った者であって,部外者ではありません。
聾学校の同級生の中には,小学部からインテグレーションをした人々もいますが,高卒程度の文章力がついたのはごく一部です。中には,インテグレーションしたものの国語力がつかず,ろう学校に戻った人々もかなりいます。
また,大学時代には,学生懇談会に入りましたが,インテグレーションを経験した仲間の中には,コミュニケーションをする意欲もない人々もいましたし,コミュニケーション力が全然ない人々もいました。
ですから,インテグレーションをしているからといって,日本語力が高いというわけではないことは明らかです。
(孫悟空さんはインテグレーションをした経験がないからおわかりにならないと思いますが,インテグレーション生活と日本語力は必ずしも結びつくものではありません。)
孫悟空さんが自然法に何ら問題がないと断言する根拠は,結局は,脳科学に関する孫悟空さんのご意見(図表を示されていますね)に依拠されていると思いますが,それこそ理論であって実践ではないように思われます。
いままでの議論を拝見する限りでは自然法による方法では平均して小学4年生程度の文章力しか付かないように見受けられます。これを何ら問題ないとするご意見は疑問を抱いています。
しかし,孫悟空さんのご意見は今後も変わることはないと思いますので,これ以上の議論は避けます。結局は,手話導入された後10年後はどうなっているのかを見守るしかないと思います。
多角的視点で (孫悟空) 2007-01-02 17:33:54
>結局は,手話導入された後10年後はどうなっているのかを見守るしかないと思います。
あれ?手話導入して10年経過したろう学校がたくさん出ていますが、具体的成果はありません。
「これから10年」というのは、貴殿の10年後のことです。
教育の問題は、多角的視点で検証しないと、本当の答えは見つからないでしょう。
多角的視点? (gen-you) 2007-01-03 12:00:44
>あれ?手話導入して10年経過したろう学校がたくさん出ていますが、具体的成果はありません。
あれ?聴覚口話法の自然法が導入されてから40年経過していますが,その成果は,中学3年で平均読書年齢,語彙年齢小学4年ですね。
聴覚口話法の成功例 (孫悟空) 2007-01-03 12:53:55
斎藤先生の講演記録にありましたが、個人差が大きいということは、貴殿のように立派な成功例もあるということです。
手話教育で、立派な成功例はどなたか、実名をあげて、いってごらんなさい。
聴覚口話法の成功例は、全日本ろうあ連盟や各界で活躍している人にたくさんいます。
ろう学校のデータ (孫悟空) 2007-01-03 18:08:07
純粋に聴覚口話法を守っている、ろう学校はいまや1割に満たないので、あのデータは聴覚口話法とあまり関係がありません。
>このため読唇や発音は上達しなかった。私の日本語力は読唇や発音とは関係がないのである。
☆たしかに、田門氏は読唇や発音が苦手だったでしょうが、先に書いたように、口話つきの対応手話で話していることは、読唇(口の動きを見て)から口話(口を動かす)を覚えて、日本語力につながったはずで、矛盾します。
>私の日本語力は、むしろ文章の読み書き訓練に負うところが大きい。家庭内では聴覚口話法の訓練はほとんどなく、文章の読み書き訓練が主であった。
☆家庭で、文章の読み書きと添削を集中的にやれば、日本語の習得は出来るでしょうが、口話なしの読み書きは大変なものです。
>もし聾学校が手話の使用を認めていれば、母も手話を覚えてスムーズに意味を教えることができたと思う。唇は動きが小さいため読唇に困難が伴う。手話は動きが大きくその内容を容易に理解できるのである。
☆今の手話導入のろう学校で、手話が日本語の習得に貢献したという、教師のリポートはどこにもありません。
>また、近時の酒井邦嘉氏らの研究により、会話や文章理解における脳の活動は日本手話と音声言語とで同一であることが明らかになった。
☆これについては、私も認めます。
>認知脳科学の観点からも、日本手話による教育は、音声言語たる日本語力の向上にも資するのである。
☆日本手話と日本語力の向上は関係が薄く、田門氏のあきらかな認識不足です。
>語彙(ごい)の点はどうか。私は現在手話通訳者と共に日本手話を使用して仕事をしており、法律の専門用語は全部日本手話で対応している。語彙が問題になったことはない。
☆法律の専門用語を、何かの言葉に言い直して、日本手話で対応することは可能かもしれませんが、別の弁護士は直接的に対応手話(つまり口話と指文字を併用)でやっているようです。
>このように聴覚口話法には多くの犠牲が伴う。だからこそ日本各地で多数の聾者が長年手話による教育を求めてきたのである。日弁連も「手話教育の充実を求める意見書」を発表して同様の考えを示している。
☆たしかに、聴覚口話法には多くの困難と犠牲が伴うことは事実ですが、今は人工内耳の登場によって、改善されつつあります。
>最近は、手話と聴覚口話法との併用を図る聾学校が増えており、成果を上げている。
☆はて?成果があったのは、手話でコミュニケーションしやすくなった、授業がわかりやすくなった、利発な子どもが増えたということぐらいで、日本語の習得は依然として改善されていないことを知らないようです。
>また、フリースクールの中には保護者のニーズに応えるべく日本手話と筆記日本語のみでの教育を始めたところもあり、次第に効果が表れ始めている。
☆これは「龍の子学園」のことで、木村晴美さんは論文で「いまだ試行錯誤」といっています。
>聾学校の教師は、上記の現状を踏まえ、聴覚口話法一辺倒ではなく、手話教育の可能性も十分説明して、
☆「聴覚口話法一辺倒ではなく」には、聴覚口話法を否定しているわけではない、という意味合いがありそうです。
結論としては、田門氏は法律の専門家であって、ろう教育をよく知る専門家ではなく、多くのろう者が考えているような程度としかいいようがありません。
コメント失礼します。 (ぴー) 2006-12-26 14:20:57
初めまして新潟ろう学校卒のぴーです。この前からブログに訪問しています。
個人差がありますが、自分自身口話と多少手話を使っています。
母の教育は、口話と日本語。学校の教育は、教科書で習うという方法でした。
大人なっていくと、手話派なっています。
手話に頼り過ぎてると、日本語が落ちていて接続語も下手なっていました。
口話手話だけではなく、筆談で日本語が重要だと思いますが…学校では筆談がありませんね。。。
先生たちの人格が違うので、手話が下手と上手な方もいます。手話で会話レベル上げるのも良いし、日本語も作文とか書くのも良いではないかと思います。
何回も口話で読み繰り返したり、心の中で手話使ったり、意味を理解すれば、なんとか成果に上がると思います。
聴覚障害者たちは日記が苦手で、ブログを出さない人もいるそうです。私も覚悟し、毎日ブログ出してるうちに日本語が少しずつ上手くいけるようになっています。まだまだ下手と思いますが、子供や大人の日記書くのも効果かもしれません。
意見が食い違いかもしれませんが、小説だけではなく、僅かな時間を取って、漫画本、映画(字幕付)、ネットニュース、ブログを参考しながら、口話、手話、日本語訓練受ければ良いし、筆談か手話で会話レベルも重要だと思います。
素直な思い (孫悟空) 2006-12-26 22:48:32
聴覚障害の仲間と会うときの手話はしかたがありませんが、なるべく日本語にふれる機会を多くもつようにしましょう。
自己流で努力するのもいいですが、身近に教えてくれる人がいると、早く上達します。
ぴーさんの素直な思いは、必ずや実を結ぶでしょう。
先にお知らせしました、田門弁護士の「論点」が、読売新聞のサイトに載りました。
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[論点]聾学校の言語教育 手話の効果、伝える責務 田門浩(寄稿)
今月7日の「論点」で、元聾(ろう)学校長の森川佳秀氏が、聾学校では残存聴力を活用して読唇の指導をする聴覚口話法が必要であると述べている。その成功例として「聾学校から普通校に転校して東大法学部を卒業した弁護士」を挙げている。それは私のことである。しかし私は聴覚口話法の失敗例である。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
YOMIURI ONLINE(読売新聞)
書記日本語は、目で見る文字言語なので、口話がなくても手話で説明して、読み書きをたくさんすれば、獲得できると考えるろう者が多いようですが、このブログのコメントや別の掲示板をご覧になればわかるように、日本語文章が少しおかしいところがたくさんあります。
日本語が不完全ならば、彼らはろう教育問題について、意見する資格はありません。日本は「言論の自由」で、だれでも意見を出せますが、自分の意見を社会的に信用してもらうためには、まず自分の日本語能力をしっかりしておく必要があります。
書記日本語は、もともと音声日本語の音韻(音声の単位)を文字にしたもので、音声(口話)をベースにしなければ、正しい習得はできません。
書記日本語の文章を、目で追って読んでいるだけでは、どこかで音韻が抜けてしまって、文章が不完全なものになります。
私は、日本語が不得手なろう者にFAXや携帯メールを使うときに「文章を目で読むだけではダメ、必ず口を動かして(口話で)読みなさい」と教えていますが、良い結果が出ています。私の説明を聞いた、ろう者はみんな「なるほど、口話教育は正しいかもしれない」と考えてくれるようになります。
Unknown(tora) 2006-12-23 23:20:23
確かに、文章を読む時に口を出さなくても、
頭の中で音を出しながら読み進めているのも関係があるんですね?
そうすることで読解を助けているようにも感じます。
ちなみに私はインテグレーション出身です。
目で追うだけでいったい頭の中ではどうなっているんだろう?不可解です。
初歩的な質問ですが・・・(ねこ) 2006-12-24 05:32:29
はじめまして。
最近手話やろう文化を学び始めたばかりので、
口話教育か手話教育かということについて、ど
ちらのスタンスからでもなく、率直に感じたこ
とをお伺いします。
厳格な口話教育をうけた方でも、書記日本語が
あまりお得意でない方がおられたり、抽象的な
言葉の意味が理解しづらい方もおられたりしま
すが、言葉を音で理解するということが書記日
本語の表出や読解に本当に重要なのでしょうか。
ご存知のように、聴者でも聞こえるからといっ
て日本語の能が必ずしも高いとはいえず、論理
的な文章力・思考能力などは、沢山の良質な文
章や人との触れ合いによって育まれていきます
よね。
ただ、確かに手話教育でも高度な教育は可能と
主張される方の中には、文章中に助詞の使い方
の間違いや単語の選定の誤りがあるのは否めず、
口話教育・手話教育、どちらにも成果があり、
どちらにも不備があり、2極論では語れない部
分が多くあるように感じます。
この問題について、もう少し調べてみたいので
すが、「日本手話」賛美の出版物は多くあり探
すことは容易ですが、「口話教育」の利点につ
いて書かれた比較的新しく、説得力のあるもの
があれば教えていただけませんでしょうか?
初歩的で誠に申し訳ありませんが、どうかよろ
しくお願いいたします。
Unknown(猪八戒) 2006-12-24 14:46:26
手話が賛美されているのが最近の潮流のようですが、これは今まで発言できなかった聾唖者が積極的に意見を発信できるようになったからだと思います。
ネットが広がった結果でしょうか。
聾唖者のみなさんはどちらかというと「激情型」が多く、じっくり論じあおうとしてもなかなか難しい空気があるのも事実です。
最終的には「聴こえるあんたたちに聾唖者の気持ちがわかるのか?!」と言われると口話主義のみなさんは「うーん、またそうなるか・・・」という流れで、聾唖者の方々とはソフトランディングできないというのが現状ではないでしょうか。
「口話は素晴らしい」と言おうものなら、聾唖者はじめ手話絶対主義者たちが大騒ぎしますから、口話について語ろうとする人が表に出てこないのです。
内言語(孫悟空) 2006-12-24 21:11:32
>確かに、文章を読む時に口を出さなくても、
>頭の中で音を出しながら読み進めているのも関係があるんですね?
>そうすることで読解を助けているようにも感じます。
これは「内言語」と呼ばれるもので、日常的に音声語(口話)で話している人だけにあります。
>目で追うだけでいったい頭の中ではどうなっているんだろう?不可解です。
おそらく、目で読んだ日本語を、頭の中で手話に置き換えて(翻訳)いるのだと思います。
そして、文章を書くときに、手話で考えていたことを日本語に置き換えるわけですが、音韻と構文があいまいなので、おかしな文章になるのだと思います。
聾教育研究会(孫悟空) 2006-12-24 21:31:14
>言葉を音で理解するということが書記日
>本語の表出や読解に本当に重要なのでしょうか。
言葉を音で理解できれば、日本語の文字・文章と結びつきやすくなるので、日本語の表出と読解に重要な役割になります。
>この問題について、もう少し調べてみたいので
>すが、「日本手話」賛美の出版物は多くあり探
>すことは容易ですが、「口話教育」の利点につ
>いて書かれた比較的新しく、説得力のあるもの
>があれば教えていただけませんでしょうか?
口話教育に関する出版物は、「聾教育研究会」で扱っています。
http://www.normanet.ne.jp/~ww100114/index.html
ただし、これらは聞こえる教師の視点で書かれたものなので、参考程度にして下さい。
Unknown(イキ☆) 2006-12-25 15:44:20
初めまして!!
>書記日本語は、もともと音声日本語の音韻(音声の単位)を文字にしたもので、音声(口話)をベースにしなければ、正しい習得はできません。
失礼ですがこの部分違いますよ。
書記日本語と音声語日本語はかけ離れています。
音声で喋る時と書記日本語で書くときは
かなり違っています。
聴者で音声語日本語と書記日本語の同じ人は
まずいないと思いますよ。
話し言葉と書き言葉(孫悟空) 2006-12-25 20:44:03
>聴者で音声語日本語と書記日本語の同じ人は
>まずいないと思いますよ。
いわれる通りで、聴者には「話し言葉」と「書き言葉」が明確に区別されています。
しかし、ろう児・難聴児は「話し言葉」が聞こえない・聞こえにくいので、マンガや小説のなかにある「話し言葉」を読んで、覚えるしかありません。
また「話し言葉」にも、一次言葉と二次言葉があり、二次言葉は書記日本語と同じものが多いので、間違いになりません。
普通の小・中学校で、書記日本語を覚えるために、音読(音声による読み上げ)がよく使われています。その意味で、口話なしの読み書きよりも、口話つきの読み書きのほうが、書記日本語の習得に効果があります。
Unknown(イキ☆) 2006-12-26 01:17:41
>口話なしの読み書きよりも、口話つきの読み書きのほうが、書記日本語の習得に効果があります
これはあまり意味ないですよ
何故なら、ろう者とう比べて聴者は訓読みは得意としますが音読みを苦手とする人多いですよ。
何故なら…音で聴いてる言葉と書く言葉は違います。
だから、音声で読む=良いとは結び付き難いです。
音声で喋るのは出来るけど、読み書きが苦手な聴者は世の中にたくさんいます。
口話が出来る=読み書きが出来るは全く別です。
口話と読み書き(孫悟空) 2006-12-26 07:32:19
いいえ、口話ができるろう者・難聴者ほど、読み書きが多くて、上手に書けている人が多いです。
もし、下手な文章の人がいたら、読み書きをあまりしない人です。聴者でも同じです。
逆に口話ができないろう者ほど、読み書きができない傾向がさらに強くなります。
口話なしで読み書きできるろう者を知っていますが、微々たる数です。
Unknown(イキ☆) 2006-12-26 12:58:55
>下手な文章の人がいたら、読み書きをあまりしない人です。聴者でも同じです。
ですから結局は口話が出来る=文章力があるではなく、
読み書きをどれだけしてるかが鍵になってくる証拠ですね
結局は読み書きをどれだけしてるかで上手い下手の差が出てくるんですよ
口話とは無関係だとおっしゃってる事と同じですよ!!
揚げ足取りですね!(イノキ) 2006-12-26 16:46:09
イキ☆さんのコメントは単なる言葉尻をとらえた屁理屈ですね。
>下手な文章の人がいたら、読み書きをあまりしない人です。聴者でも同じです。
確かにこう書かれていますが、その前の
>口話ができるろう者・難聴者ほど、読み書きが多くて
という部分を無視していますね。
自分の都合のいいところだけ抜き出してクレームをつけるのはフェアじゃないですね。
「口話ができるから読み書きにより興味をもつことができる」ということではないですか?
おそらく手話で育った子供は『国語』自体が好きではないでしょう。
国語が嫌いな子供達が積極的に『読み書き』すると思いますか?
ということで結論としては『口話で日本語の概念を身につけた子供はスムーズに読み書きに移行できる』ということではないでしょうか?
Unknown(イキ☆) 2006-12-27 01:49:19
>口話ができるろう者・難聴者ほど、読み書きが多くて
これに関して根拠がないからコメントを飛ばしました。
>「口話ができるから読み書きにより興味をもつことができる」ということではないですか?
口話が出来ない手話オンリーの人でも、読み書きに興味を持つ人はいますよ。
堂々めぐり(孫悟空) 2006-12-27 07:56:52
>口話が出来ない手話オンリーの人でも、読み書きに興味を持つ人はいますよ。
それは否定しませんが、前に書いたように、微々たる数です。
頭がよくて熱心で、いつも教えてくれる人がいることが条件です。
これ以上は、堂々めぐりになるだけです。
先の森川先生の「論点」に反論するかたちで、きのう弁護士の田門浩氏が寄稿した文が読売新聞に掲載されました。読んだ人からコメントをいただいたので、以下に紹介します。
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20日付『論点』 (めぐみ) 2006-12-21 00:52:24
今日の読売新聞「論点」に、先日の同欄で掲載された
元聾学校長森川佳秀氏の記事に対する反論記事を
ろうの弁護士田門浩氏が寄稿しています。
森川氏が名前こそ挙げなくても田門氏の経歴を挙げ連ねて
“聴覚口話法の成功例”と記した事について、田門氏自身が
「私は聴覚口話法の失敗例である」とはっきり述べています。
そういえば、聴覚口話法の“最後の砦”といわれている北海道でも
手話教育が取り入れられようとしていますね。
森川氏の投稿はそれを危惧してのスタンドプレーだったようです。
北海道で、彼の主張を喜ぶろう教育関係者は居ません。
逆に北海道のろう教育に対する誤解が生まれ、大変迷惑しているそうです。
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“聴覚口話法の成功例”と記した事について、田門氏自身が
「私は聴覚口話法の失敗例である」とはっきり述べています。
いや、「失敗例」というのは、田門氏の<思い込み・カン違い>です。
そもそも「聴覚口話法の成功例」とは何かというと、多くのインテ出身の難聴者・ろう者がそうであったように、「聞こえる人と同じように、きれいな声で話せる」ことだと思い込まれています。
しかし、聴覚口話法の本当の目的は「日本語を習得する」ことであって、聞こえる人と同じになることではありません。他人と話すために、きれいな声で話せればベストですが、こんな人は本当に微々たる数です。
「目で聴くテレビ」で、田門氏の映像を見ましたが、さかんに口を動かしながら対応手話で話していましたから、もう立派な口話法の成功例だといえます。
そういえば、聴覚口話法の“最後の砦”といわれている北海道でも
手話教育が取り入れられようとしていますね。
私の地元・石川ろう学校で、平成10年から手話教育が取り入れられており、いまや全国の多くのろう学校で手話教育は珍しくありません。
森川氏の投稿はそれを危惧してのスタンドプレーだったようです。
いいえ、森川先生は長い教育経験から「手話で日本語の習得は難しい」と危惧しているのであって、実際に手話教育を取り入れたろう学校は、みんな日本語習得の課題で悩んでいます。
北海道で、彼の主張を喜ぶろう教育関係者は居ません。
逆に北海道のろう教育に対する誤解が生まれ、大変迷惑しているそうです。
北海道も、教師の相次ぐ退職と異動で、聴覚口話法で指導できる有能な専門家が少なくなっているのでしょう。一方、ろう学校に長い保護者と、短い保護者の間で、意見が分かれているかもしれません。
石川ろう学校に手話教育が取り入れられてから8年がたちますが、日本語教育の成果はありません。
あと数日したら、田門弁護士の「論点」がネットで見れると思うので、また検証してみたいと思います。
Unknown (Deaf2) 2006-12-22 00:19:37
孫悟空さんがどう考えようと、田門さんや木村さんが
自分の文章力と口話教育は関係ないと言っているのです。
ご本人の意見の方を信じます。
もちろん口話法が向いている方も中にはいるとは思います。
しかし万人向けの指導方法ではないのではないでしょうか。
筆談教育は? (mikoto) 2006-12-22 00:56:32
なぜ、手話教育なのか、口話教育なのか、の二通りしかないのでしょうか? 「筆談教育」「板書教育」のようなものは、あり得ないのでしょうか? 確かに筆談は時間がかかるので、特に教科教育へ導入すれば、ますます教科書は進まなくなるでしょうが…。
書記日本語を習得した成功例は、口話教育か否かに関わらず「数多くの日本語に触れた」ことにあると思います。その人の聴力や家庭環境により、音声日本語の場合もあったでしょうし、書記日本語の場合もあったでしょう。とにかく、数多くの日本語に触れて、その人が理解できる日本語で日本語を学ぶことが重要なのだと思います。
ろう文化・日本手話系のろう者は、ろう者が聴者に手話を教える時の教授法として、手話で手話を教えるナチュラル・アプローチを支持している方が多いようです。一方で、ろう児の日本語教育には、手話で日本語を教える手話教育を支持しているようです。私としては矛盾しているのが気になります。ろう児の教育も、書記日本語で書記日本語を教えるナチュラル・アプローチを採用すれば、直接的に筆談に時間はかかっても、習得の効率は良いような気がします。
Unknown(なる) 2006-12-22 10:51:39
mikotoさんへ
mikotoさんの考え方は間違ってはいないと思います。
ただ、ここで問題なのはその「文字」を教えるとか「ことば」が何かを
教える方法が、「手話」か「聴覚口話」かというのが議論されているのです。
文字でコミュニケーションが取れることを知らない子供に文字を見せても効果があるでしょうか。
モノには名前があり、「ことば」で意見を言えたり自分の要望を伝えることができることを教える必要があります。
外国語や日本手話でナチュラル・アプローチが支持されるのは基本に「その言葉を学ぶ」姿勢があるからネイティブから教わる方がいいのです。
多くのろう者は「親が本を与えてくれた」「家に本が多くあった」から日本語の読み書きができるといいます。
そういう点では、mikotoさんのお考えどおりです。
ろう学校でも本を読ませ感想文を書かせています。
Unknown (Deaf) 2006-12-22 12:59:53
Deaf2さんのコメントのようにろう児にも万人向けの教育法をしなければならないと多くのろう者たちからの強い希望であるのに口話法だけ強制されて、しまっているのは社会的な問題だと思います。
個人個人の能力に併せて教育するのも一つ方法ですが、あまりにも個人別になるといざ学級内でのコミュニケーションが取れないと教育の意義が問われてます。
私としてはろう学校として万人向けの教育法をやってほしいと言いたいのです。我が国憲法では教育の義務を受けている書かれています。口話法ははっきり言わせてもらうと万人向けの教育法でないことを断言しておきます。
成果がなければ (孫悟空) 2006-12-22 22:11:15
Deaf2さん
>孫悟空さんがどう考えようと、田門さんや木村さんが
>自分の文章力と口話教育は関係ないと言っているのです。
>ご本人の意見の方を信じます。
「文章力と口話教育は関係ない」というなら、それに基づいた教育プログラムをつくって、龍の子学園で実践しているはずですが、木村さんは「いまだに試行錯誤」といっています。
具体的な成果がなければ、ただの「盲信」です。
どういう教育法があるのか(孫悟空) 2006-12-22 22:25:00
>口話法ははっきり言わせてもらうと万人向けの教育法でないことを断言しておきます。
ならば、どういう教育法があるのか、具体的にいってごらんなさい。
龍の子学園を引き合いに出してもダメです。
Unknown(sayurin) 2006-12-23 17:31:46
私は、聞こえない世界がわかりませんが、子供が右耳は聞こえません。脳幹の神経の問題でありこの先どんな努力をしても聞こえる様にはなりません。もし、左耳も聞こえないとなったら親として私はどうするだろうか?考えました。
口話法も大切だとは思いますが・・・口話法のみの教育となると疑問が湧きました。。。
全く聞こえない聾児を教育されてこられた先生方は、相当なご努力や戦いもあったに違いありません・・・。
手話の教育も口話法も並行に行われても良いのでは!?
手を叩いたり縛ったり(今はないでしょうが・・・)身振り手振り、手話などをさせないで口話法を学ばせると言う教育がなされて行くのなら私は愛するわが子を聾学校へは行かせれません。
読唇か? (レッドウルフ) 2006-12-23 19:39:30
こちらは愛知県に住んでいます!かそはデフファミリーです!北海道の友達はいます!札幌聾学校は読唇だって優先か?札幌の友達の子供は聞こえないですか、札幌聾学校で通っています!不満ばかりだってよく聞いています!なぜ手話はやらないのか?本州から抗議します(-"-;)
口語100%必要ない??? (きよ) 2006-12-23 20:06:52
僕は口語は教育として必要ないと思い、手話の方が優先だと思います。
今は本州と九州はほとんど手話使って教育してるので教育発展しているのでちゃんとコミュニケーションをスムースに出来るので授業が分かりやすく受けれるし、口語と手話よって授業の内容分からないか、分かるか、差が付くだと思います。聾学校は難聴だけなく聾者居るので先生が口語使うと難聴が分かっても聾者は分からなくなるので聾者として困ります。単刀直入言うと口語はもう時代遅れだと思います。是非に手話を優先に!
ちなみに僕は本州の聾学校に通ってる学生ですからコミュニケーションをスムースに出来てちゃんと勉強出来て僕として手話にお陰だと思います。
ろう学校へ見学を(孫悟空) 2006-12-23 22:18:50
>身振り手振り、手話などをさせないで口話法を学ばせると言う教育がなされて行くのなら私は愛するわが子を聾学校へは行かせれません。
どこのろう学校も、口話(読唇)のみの教育をしておりません。ろう学校の授業公開で見学に行ってみて下さい。
幼稚部では、日本語の概念を大脳に記憶させる必要がありますので、口話・読唇・補聴器・文字カード・キューサイン・ベビーサイン(身振り手振り)を活用して、言語教育を行っているはずです。
失礼ながら(孫悟空) 2006-12-23 22:23:44
レッドウルフさんの日本語文章が少しおかしいので、あなたに教育問題で抗議する資格はありません。
また(孫悟空) 2006-12-23 22:31:07
きよさんの日本語文章がおかしく、あなたも教育問題を語る資格はありません。だれも信用してくれないでしょう。
どうして日本語文章がおかしいのか、それはいつも日本手話で考えて、コミュニケーションしているからです。
Unknown(きよ) 2006-12-24 09:11:30
そりゃ仕方ないだろ!
誰でも日本語苦手居るし!
もし口語したらさらに日本語おかしくなるやら?
貴方はもし口語で教育すると生徒がどうなるだと、予想出来きないんの!?
じゃー貴方が聾者としたらどうなるだと考えてみてごらん!
採用できないです。 (会社社長) 2006-12-24 14:37:10
>そりゃ仕方ないだろ! 誰でも日本語苦手居るし!
残念ながらあなたの文章は「苦手」という範囲ではなく「変」ですよ。
苦手なのと支離滅裂なのは全く違うものです。
あなたの文章では言いたいことの半分も読み手が理解できません。
あなたが全く日本語を書いたりする必要のない部署で働くのであれば今の程度の文章力でも働けるでしょうが、日本語の読み書きが必要な仕事には就けないですね。
少なくてもまともに文章を書けない人間を雇うほど今の企業には余裕がありません。
私が聾唖者、難聴者を雇うのであれば日本語の読み書きがまともな人間を選択します。
そうはいっても聾唖者のみなさんは国に守られているので、企業は障害者を雇わなければならない決まりがありますね。
どうかそういう「制度」にあぐらをかかずに正しい日本語の読み書きを身につけてください。
手話でコミュニケーションがスムーズなのは結構ですが、あなたは手話のできる人としかコミュニケーションとらないで一生生きていくつもりですか?
世の中はそんなに甘くありませんよ!
自爆(孫悟空) 2006-12-24 21:39:07
きよさんは、「日本語文章がおかしい」といわれて、すごいショックを受けて、支離滅裂になって、とうとう<自爆>してしまったようです。
社会はだれも手話を否定しませんが、日本語がまともに出来ないと、不便で困るのは当然のことです。
筆談教育(孫悟空) 2006-12-24 22:00:20
mikotoさん
>ろう児の教育も、書記日本語で書記日本語を教えるナチュラル・アプローチを採用すれば、直接的に筆談に時間はかかっても、習得の効率は良いような気がします。
ろう学校では、筆談教育はやっておりません。それは効率的でないからで、子どもに日記と作文を書かせて、先生が添削して教えているところが多いようです。
家庭でも、いちいち筆談しながら教えることは、手間ひまがかかって、なかなか難しいでしょう。
議論で中傷は良くありません。。。 (あっくん) 2006-12-27 08:02:48
はじめまして。
大阪で公務員やっている聾者です。
口話教育の厳しかった聾学校幼稚部を出て、小学校以来、地域の学校に通って現在に至っています。
それでも、手話派です。
森川氏の記事で「手話か口話か」の議論が再燃してしまいましたね。
しかし、残念なことに、以前、ろう文化やろう教育に関する活動をした経験から言わせてもらいますが、議論の中での中傷は相手を傷つけることは勿論ですが、議論自体の「品質」が低下してしまうことに気づいてほしいと思います。
議論に感情が出るのは理解できます。
でも、中傷しあっていては、子供たちの未来が見えてきません。お互い、気持ちを抑えて、議論を進めて下さい。
そうそう、別のサイトで書き込んだものを再掲する形になりますが、ご了承ください。
私の考えは、「手話か口話か」の議論は昔も今も変わらない。
でも、最終的に互いが譲歩できるのは「読み書き」だと思います。そこにポイントがあるのではないでしょうか。「読み書き」はコミュニケーションの最終手段だと考えています。
私は専門ではないから偉そうに言うことはできませんが、音声によって言葉の意味を知り、文章を理解するのと同じように、手話による「読み書き」教育も可能ではないかと思います。
事実、聴者の中にも口達者な人でも作文や論文が書けない人がいますよね。
話は少しそれますが、私の理想は、係長になったら専属通訳者をつけてもらう。
早期教育の成功者の私でも、それほど「壁」を感じています。
そんな限界を感じている私の現状をも含めて、本当の早期教育とは何なのか、を模索していかないといけないと思います。
聴者社会に合わせるための早期教育????
違うでしょ!!??
人間の本質を高めるための早期教育が確立されるべきです。
いずれにせよ、手話が国民権を得るためには、今の聴者中心の社会基盤そのものを変えること自体が最優先ではないでしょうか。
以後、冷静に思考し、中身の濃い議論が進められることを願って、投稿させてもらいました。
初めまして (まっちん) 2006-12-27 13:16:15
初めまして。私は聴覚障害者で、現在大学に通っております。
先ほどあっくんさんが述べられたように、中傷し合いはよくないと思います。他の方が感情的になるのは仕方がないとして、孫悟空さん本人も感情的になられてしまったら、後は泥沼だと思います。それなら、孫悟空さんの人として器が小さく見えてしまい、この議論のレベルが低く見えてしまいます。初対面の孫悟空さんに対して非常に失礼なことを申し上げてしまい申し訳ございませんが、これからのことを考えても、どうか感情的にならずに穏やかに反論していただければ嬉しいです。孫悟空さんが、ぶっきらぼうや毒舌など、知らずに言葉による暴力を度々しているのが見受けられますので、お言葉に細意の注意を払われるなど、どうかご考慮よろしくお願い致します。
有意義な議論を(孫悟空) 2006-12-27 21:01:51
>でも、中傷しあっていては、子供たちの未来が見えてきません。お互い、気持ちを抑えて、議論を進めて下さい。
「中傷」とは、根拠のない悪口をいうことであって、客観的な根拠があるものにあてはまらないと思います。ろう教育の目的はやはり「日本語の習得」にあると思うので、日本語力がある方と有意義な議論を進めたいと思っています。
>音声によって言葉の意味を知り、文章を理解するのと同じように、手話による「読み書き」教育も可能ではないかと思います。
「可能ではないか」という観念論では、建設的な議論になりません。
>いずれにせよ、手話が国民権を得るためには、今の聴者中心の社会基盤そのものを変えること自体が最優先ではないでしょうか。
こういう「主観論」は言論の自由ですから、異議をはさむつもりはありません。
ネットの匿名性(孫悟空) 2006-12-27 21:08:26
>どうか感情的にならずに穏やかに反論していただければ嬉しいです。孫悟空さんが、ぶっきらぼうや毒舌など、知らずに言葉による暴力を度々しているのが見受けられますので
私が感情的になっているかどうかは、読む人の主観によると思います。ネットは匿名性が高く、相手を特定できないので、おかしな文章を書く人を見たら、きつい言葉を使うのはしかたがないと思います。
きつい言葉に発奮して努力する人が、今の若い人に少なくなったことを残念に思います。
Unknown(イキ☆) 2006-12-29 03:37:02
>「可能ではないか」という観念論では、建設的な議論になりません。
でしたら口話からの、日本語習得も同じことが言えると思います。
成功者がいるかもしれませんが、失敗者もいるわけですから。
僕の知人に、インデ出身で口話はまあまあ出来ます。
でも恐らく、孫悟空さんから見たら日本語オカシイと見ると思います。
「てにをは」が合ってませんからね。
口話も万全では決してありません。
口話教育の実績(孫悟空) 2006-12-29 07:52:53
>口話も万全では決してありません。
いいえ、口話教育は永年の実績があり、毎年研究会が開かれ、専門書もたくさん出ています。
先のNHK教育テレビで、書記日本語で「9歳の壁」を乗り越えた児童は6・7割と、大学の専門家が報告していますから、立派なものです。
ろう学校やインテの口話教育で落ちこぼれた人は、ほとんど家族に責任があります。
Unknown(イキ☆) 2007-01-05 00:43:39
ちなみに口話世代ではない手話教育を受けた年配者で、口話は全く出来ませんが書記日本語を習得してる人がたくさんいますよ
ですから書記日本語は大事です=口話は全く関係ないことが証明されてると思いますよ。
信用できない(孫悟空) 2007-01-05 21:37:42
>口話世代ではない手話教育を受けた年配者で、口話は全く出来ませんが書記日本語を習得してる人がたくさんいますよ
以前に年配者の面接調査をしたことがありますが、書記日本語を習得した人は中途失聴・難聴者ばかりで、口話なしのろうあ者はひとりもいません。
口話なしのろうあ者で有名な人は、大阪市立ろう学校教師の大家善一郎(故人)がいますが、『回想』の本に「歯をくいしばって頑張った」と書いてあります。
大変な努力をして習得したのですから、「たくさんいた」というのは、ウソです。本人に直接会って、確認しなければ信用できません。
年が明けても、しっこくねばる、イキ☆さんの根性は、ほめてよいと思います。
Unknown(イキ☆) 2007-01-07 00:08:01
以前に年配者の面接調査をしたことがありますが、書記日本語を習得した人は中途失聴・難聴者ばかりで、口話なしのろうあ者はひとりもいません。
面接を受けた人だけでは、制限があるのでそれはあまり参考にならないと思いますよ
だれも信用しない(孫悟空) 2007-01-07 09:01:28
>面接を受けた人だけでは、制限があるのでそれはあまり参考にならないと思いますよ
書記日本語ができるろう者は、すぐに目立つので、簡単に面接調査ができます。その場で文章を書いてもらったり、FAXで返事してもらったりして、本当かどうか証明できます。
あなたのように、具体性のない人の話は、だれも信用しないでしょう。
Unknown(イキ☆) 2007-01-07 14:33:06
簡単に面接調査ができます。その場で文章を書いてもらったり、FAXで返事してもらったりして、本当かどうか証明できます。
そうでしょうか。それは証明にはならないですよ
私が口話が出来なくても書記日本語を十分出来ると言って来たのは
自分の親、親戚共に手話教育受けてきてますが口話は全く使いません。分かりません。
ですが書記日本語は普通に分かりますし出来ます。
面接受けてない人もたくさんいるはずですからね
しかもあなたはただ単に、他人が調査してきたのを
鵜呑みにしてるに過ぎません
教育プログラムで証明を(孫悟空) 2007-01-07 15:49:49
>面接受けてない人もたくさんいるはずですからね
>しかもあなたはただ単に、他人が調査してきたのを
>鵜呑みにしてるに過ぎません
先に書いた通り、私が本人たちに直接会って調査したものであって、他人の調査ではありません。
君がただ「たくさんいる」といってもダメで、どうして出来るのか、具体的に説明して、教育プログラムをつくって、再現して証明する必要があります。
興味深いです (そう) 2007-01-08 20:58:01
イキ☆さんと孫悟空さんの話の間に割って入り、すみません。
私はろう学校で働いている聴者です。
イキ☆さんが、
「口話はわかりませんが、書記日本語はわかる」
という言葉に興味があります。
イキ☆さんの文章は日本語として通じる文章であるからです。
孫悟空さんがおっしゃっているように、
「どうしてできるのか」
を教えてほしいです。
まだ2年しかろう学校で働いていませんが、
比較的文章が読み書きできる児童は口話がついていますし、
書けない児童は聴覚が重く手話を使っている児童に
多く見られるように思います。
日本語の読み書きの力をつけるのは
私たち教員の使命ですが、
その使命が果たせていない自分にひどく責任を感じています。
ぜひ、イキ☆さんが日本語を学ばれた経緯を教えていただきたいです。
「口話はわかりませんが、書記日本語はわかる」 (あっくん) 2007-01-16 08:04:35
まいど
遅くなりましたが、みなさん今年もよろしくお願いします。
以前に、中傷しあいを危惧して中身の濃い議論が進められることを願って投稿した大阪の公務員です。
私もイキ☆さんの書き込みに興味を持ちました。
それによると、イキ☆さんの親もろう者だと見受けますが、読み書きできるようになるまではかなりの努力をされたのでしょうか?それとも日ごろの生活の中で自然に身につけたものでしょうか?
もし、自然にというならば、イキ☆さんの親がかなり高度な書記日本語を持っていたということになると思います。
私も、小さいときから母(聴者)と読み書きの練習を繰り返しやってきたから、基礎というものがあって読み書きができたと思います。
一般の家庭でも「いかにして文字にふれるか」で読み書きの差がはっきりと表れるようです。
Unknown(イキ☆) 2007-01-30 23:15:35
↑↑遅くなりました。
何故出来るのか?
手話から翻訳して教わってきたからだと思います。
手話で考え手話で翻訳生活して育ちました。
それ以外は特にありません。
日本語で物事を考えることは殆どありません。
今現在でもそれは変わりありません。
翻訳(孫悟空) 2007-01-30 23:53:56
あら?この文章も少しおかしい。
「手話から日本語に翻訳」と書けば、わかりやすくなるはずです。
たしかに手話から日本語に翻訳して書くろう者を何人か知っていますが、書くまでに時間がかかるようです。
聴覚障害者の免許取得支援 浦添工4人、教材を作成
浦添工業高校の3年生4人が、聴覚障害者の運転免許取得を支援するパソコンソフトの手話教材を作成している。手話や文字だけでは伝えにくい専門用語も映像を交えて解説。2月末までに完成させ、CD化して県内の各自動車教習所に配布する予定。重度の聴覚障害者の免許取得が2年後にワイドミラー設置など条件付きで可能になる見込みで、インターネットでも公開し、全国的な活用も期待されている。
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琉球新報