「顔は覚えているが、名前は思い出せない」という経験は誰にもあるはずです。顔は見たときのイメージで覚えやすいものですが、名前は文字で表すので、すぐに忘れてしまいます。
相手の名前を忘れると、仕事やつきあいで何かと不都合が起きます。名前を忘れないためには、<名前を声に出して何回も呼ぶ>ことが大事です。また名前の書き方を間違えると、相手に失礼になるので、<文字をきちんと書く>ことが大事です。
日本語を覚えるときも、この名前の覚え方と同じで、<日本語を声に出して(発音)、文字を書く>ことを徹底して覚える必要があります。したがって、耳から言葉が入りにくい聴覚障害の子どもは、はじめに口話教育で<日本語を声に出して、文字を書く>ことを徹底すれば、おのずと日本語を獲得する道が開けてきます。
手話はイメージの言葉であって、手話でコミュニケーションする生活習慣がつくと、声に出して話さない・文字を読まない・書かないというわけで、日本語が身につかなくなります。
日本語の文法は手話で説明しても難しいもので、音読と書き取りをたくさんやって覚えるしかありません。お寺のお経は漢語ばかりで難解ですが、お坊さんは音読をくりかえして覚えます。
ネットで「日本聾話学校」を検索していたら、「ささきのメモ」というブログで、聾話学校に椅子を寄付したという文章が書かれていました。
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「口話法」という独自の教育方法をこちらではとっております。
最近の聾学校は「手話」や「リップリーディング」が主流になっていますが、
このやり方だと手話が分かる人としかコミュニケーションが取れないというのが現実です。
口話法は耳が不自由な子どもたちが、わずかに残された聴力を最大限に使って、
音を聞き分けコミュニケーションをしていきます。
この学校では1歳ぐらいから15歳まで十数年通って、この口話法を身につけますが、
卒業していった子どもたちは普通高校や一般大学に進学し、
一般の社会に就職していきます。
確かに手話と比べると時間は掛かるかもしれませんが、
コミュニケーションエリアが広がった子どもたちは様々な分野で活躍をされている様です。
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ささきのメモ
★「リップリーディング」という、見慣れない言葉が出てきましたが、これは「読唇」の意味です。
今晩の8時30分から、NHK教育テレビの「ろうを生きる難聴を生きる」で、検証・ろう教育シリーズの番組を見ました。
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28日(土)夜・29日(日)朝
11月4日(土)夜・5日(日)朝 検証・ろう教育
続く“日本語獲得”への模索
あるべきろう教育について検証するシリーズ、今回は聴覚障害児の「学力」、特に正しく日本語を獲得するための教育について考えたい。
聴覚障害者にとって、正しい日本語を獲得に苦労することが教科学習の修得、そして社会へ適応していく上で大きな障壁となってきた。この問題を巡っては、二つの考えが真っ向から対立してきた。一つは「早期教育の段階から手話を第一言語として獲得することが、いわば第二言語としての日本語を獲得する早道である」という考え方。もう一つが「手話に頼ることが日本語の学習の妨げとなる」という考え方である。論争を巡っては最近教育現場で新たな潮流が生まれている。それは国語教科書の習得に手話を活用するというもの。
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NHK福祉関連番組のご案内
★この番組に出演して解説したのは、ろう児の日本語の獲得をテーマに研究を続けている、大阪教育大学教育学部助教授の井坂行男さんで、
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現在では障害の早期発見・早期教育、補聴器の進歩や人工内耳などによって、この9歳の壁を越えられる聴覚障害児は6、7割と言われています。しかし、残りの3、4割の聴覚障害児はこの「9歳の壁」をまだ越えられずにいるということです。
(略)
手話ビデオは教科書の日本語で書かれた内容を理解するための手掛かりとして活用しています。
(略)
内容を手話で理解できたとしても、それを日本語につなげていくというベストな方法はまだ見つかっていません。
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と話しています。
全日ろう連の手話研究所教育部が製作した「ビデオ教科書」は、教科書の内容を手話で理解させることは出来ても、それが直ちに「書きことば」の獲得につながるわけではないことを立証しています。
最近、私が住む金沢市内と近郊に大型書店が次々とオープンしてきました。私が勤める会社にいちばん近いところへ行ってみると、今までの2倍以上の大きなスペースで、本がものすごく多いのにびっくりしました。多ければそれだけ聴覚障害関係の本も多く置いてあるわけで、大歓迎です。
さっそく「見えなくても、きこえなくても」という、光と音を持たない妻を支える夫との絆を描いた本が目につきました。プロのライターが書いた本ですが、主人公の久代さんが日本語の読み書きを獲得するところを一部紹介します。
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ろう学校2年にあがると父は、
「手まねはあかん。筆談や。だから字を早く覚えなあかん。学校から帰ったら、毎日、日記を書きなさい。ええな、わかったな」
と言い渡した。毎日、日記を書いては、父か母が読んで、間違った言葉を直す。学校から帰って遊びたいばかりに日記を少しでもさぼると、
「お前はただでさえ障害があるんやから」
と容赦なく罵声がとぶ。関西弁で怒鳴る父の顔を見ながら、
(また何かガミガミ言ってるわ。どうせ聞こえないんだからどうでもいいや)
と客観視する癖が少女にはついていた。音のない久代さんには、方言までは伝わらない。
いつでも、誰の言葉も標準語だ。とくに父の言葉は、冷たい標準語に聞こえた。
「うまいこと書けたなあ」
「おもろいで」
とほめてくれる母がいなかったら、書くことの楽しみに気づかなかったかもしれない。
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久代さんは、のちに<小さいころから厳しく書くことを教えてくれてありがとう>と素直に思ったそうですから、偉いものです。この日記添削は、根気よく続けることで、効果をあげられます。
おすすめの本
聴覚障害の菊地選手出場
ゴルフ日本プロ新人選手権
男子ゴルフのプロテストに聴覚障害者では初めて合格した菊地倫彦選手(28)が25日、千葉県の森永高滝CC(パー72)での日本プロ新人選手権に出場した。この日の第1ラウンドは5オーバーの77で首位と8打差の43位だったが、180センチ、100キロの体格を生かした力強いスイングで奮闘し「ゴルフは楽しむことが一番」と、手話による通訳の助けも借りながら振り返った。
茨城県出身の菊地選手は3歳のころ、高熱を発する病気で両耳の聴力を失った。父親の勝彦さんに連れられてゴルフを始めたのは中学3年の時だった。
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東京中日スポーツ
<写真は、森投手コーチ(右)の指示を聞く石井投手>
プロ野球日本シリーズの日本ハム−中日戦で、5回裏から石井投手が初めて登板しました。先発の中田投手に代わって2番手の早い起用でしたが、落合監督はおそらく無得点に抑えて、逆転勝ちにつなぎたいと期待していたかもしれません。
先頭打者の田中賢を一塁ゴロに討ち取って、幸先のいいスタートを切ったと思われましたが、巧打者の小笠原にいきなり初球を左中間へ転がる二塁打を浴びました。
続くセギノールにフルカウントから四球で歩かされ、稲葉に2ストライク2ボールからの5球目を左方向に打たれて、ランナー2者がホームインして、2点を失いました。ここでたまらず落合監督が出てきて、あえなく交代させられてしまいました。
試合の結果は、中日打線の不発で3−0で負けて、日本ハムの3連勝で日本一に王手がかかりました。明日も札幌ドームで、中日は負けられない試合で先発は川上投手になりそうです。もし勝てば舞台は名古屋ドームに移って、山本昌・朝倉の先発ローテが予想されるので、石井投手はもう出番がなさそうです。
この試合の詳報は下のリンクでご覧下さい。
スポーツナビ
毎週日曜日の午後6時30分から、テレビ朝日系で放送されている「グレートマザー物語」をときどき見ています。有名なテレビタレント・歌手・俳優たちが母親の思い出を語る番組ですが、母親の何気ない一言にハッとさせられることもしばしばです。
「グレートマザー」とは、日本語に訳すとさしずめ「偉大な母」といったところですが、たとえ社会的に有名な地位になくても、子どもから「お母さん、ありがとう」と感謝されれば、もう立派な「グレートマザー」といえます。また、非常に困難なことをなしとげた母親も「グレートマザー」です。
ろう教育においても、ほとんど言葉が聞こえない絶望的な子どもを、早期口話教育で補聴器や人工内耳を活用して、言葉が話せるようになった母親は「グレートマザー」として尊敬したいと思っています。
ろうの子どもを手話で育てることは簡単なことで、手話のコミュニケーションで通じ合って、喜んでいる母親は「グレートマザー」ではなく、ただの「親バカ」です。
厳しい口話教育とインテグレーションの苦しみで、親を逆恨みする子どもは不幸かもしれませんが、苦しみを乗り越えて「今の自分があるのは、親のおかげ」と素直に感謝する子どもを見ると「君は偉い!」とほめたくなります。
グレートマザー物語
聾話学校高等部生徒らバンド結成
22日に甲賀市で初ライブ
滋賀県立聾(ろう)話学校高等部(栗東市)の生徒たちが結成したロックバンドが、22日に甲賀市で開催されるライブイベントに出演する。演奏に心を動かされたライブ喫茶店主や共同作業所職員らが「多くの人の前で発表できる場を」と企画した。大きなステージは初めての生徒らは「みんなで1つの音を出すのが楽しい。ぜひ演奏を聴いて」と張り切っている。
バンドは生徒4人と教諭1人でつくる「GR高」。「グレート」「ろうわ」の頭文字を取った。2年の池田智子さん(16)=大津市=が昨年夏に音楽の前田若菜教諭(30)に「自分たちで音を出したい」と相談しメンバーを募集した。同校生徒のバンドは初めてという。
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京都新聞電子版
学校のイジメ問題がマスコミをにぎわしていますが、インテのイジメについてはたびたび取り上げていますので、今回はろう学校のイジメにしぼって取り上げます。
ろう学校は、聞こえない子どもたちにとって楽しいところに違いありませんが、ろう学校にも例外なくイジメがあります。といっても、私がいたろう学校の生徒が最も多い「全盛時代」の話で、いまのろう学校の様子はわかりません。これまでのろう教育関係集会の報告書などを見る限り、いまのろう学校は生徒があまりに少ないために、イジメ問題が表面化していないかもしれません。
さて、私がいたろう学校の「全盛時代」で、イジメというと、力のある生徒が力のない生徒をイジメるパターンがすぐに思い浮かびますが、教師による生徒へのイジメもけっこうありました。
イジメの教師は、若い男性ばかりで、デキが悪い生徒・性格が変な生徒・生意気で言うことをきかない生徒が男女の別なくイジメの対象になっていました。私も多分にもれず、教師のイジメにあって、くやしい思いをしたことがありました。
生徒どうしのイジメなら、実力をもってやり返すことも可能ですが、大人の教師が相手ではどうしようもありません。それで卒業間際に憎き教師を集団で袋叩きにしてやろうという噂もありました。
学校でイジメにあった子どもは、ふつう親に話さないものです。親に心配かけたくない・話しても何か言われると面倒くさいからです。イジメの悩みは親しい仲間に相談するしかありません。
以前にも書きましたが、イジメはいつになってもなくならない、イジメが解決したと思っても、次の世代でまた起きるの繰り返しになります。何かの週刊誌のマンガで見ましたが、学校は「問題がなかった」と教育委員会に報告すれば、出世(栄転・昇進)になるので、何か問題があると「臭いものに蓋」にしたくなるようです。ニュースになった事件は「氷山の一角」と思っていいかもしれません。
【岐阜・近郊】手話と指文字に挑戦、瑞穂の牛牧小で親子ら
親子で聴覚障害者への理解を深めてもらおうと、実際に耳の不自由な人が手話と指文字を手ほどきする教室が18日、瑞穂市牛牧小学校で開かれた。4年生約100人と保護者が参加した。
福祉を学ぶ総合学習の一環。大垣市で医療事務員として働く横幕幸子さん=瑞穂市牛牧=が、通訳ボランティアの広瀬みどりさん=同市穂積=とともに講師を務めた。教室は、横幕さんの長女が牛牧小に入学した5年前から毎年開かれているという。
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中日新聞
最近から「そろばん」を始めています。「そろばん」はろう学校時代の中学部1年に算数(2年おくれなので、数学は3年から)の授業で習いました。算数担任の先生が長さ1メートルぐらいのデッカイ「学習用そろばん」を教室に持ってきて、使い方を教えてくれました。
私は家庭で兄たちが「そろばん」を使って、パチパチと指先を動かして計算しているところを見ていたので、「自分もやってみたい」と強い興味を持っていました。使い方をおぼえると、クラス10人でトップの速さで計算できるようになりました。自分の能力を先生に聞くと「7級ぐらい」で、うちの兄たち(3級以上)とだいぶ差がありました。
「読み上げ算」といって、学校や塾の先生が数字を読み上げて、それを聞きながらパチパチ計算します。ですから耳にハンディがある生徒が、聞こえる生徒にかなうはずがありません。しかし「そろばん」をおぼえたおかげで、計算力がついて算数・数学に強くなったと思います。
ろう学校を卒業して、社会に出てから間もなく、ろうの先輩と知り合って、ろうあ協会の行事を手伝ううちに、いつの間にか会計をまかされるようになりました。当時は「電卓」がまだ出ていない時代だったので、ろう学校でおぼえた「そろばん」が役に立ちました。それでも金額が大きいので、複雑な計算になると、どこかでミスって、結果が合わないことがありました。計算をやり直して、3回続けて同じ結果になるまでに時間がかかりました。
「電卓」が開発されて、安く売られて、簡単で早く正確に出来るようになると、「そろばん」が使われなくなって、どこかに消えてしまいました。それがいま「そろばん」が右脳の活性化・老年のボケ防止にいいらしいで、再び始めることになったわけです。
いざ「そろばん」を求めて、文具店に行くと1つもなく、何軒か回って、ホームセンターでやっと手ごろで使いやすい大きさの「そろばん」を手にしました。携帯に便利な小型の「そろばん」はどこにもなく、オークションでやっと手にしました。
実際に「そろばん」をやってみると、暗算しながらパチパチ計算するので、右脳の活性化にいいことは間違いないようです。昔ろう学校で「そろばん」が苦手な生徒は、基本的な暗算ができていなかったかもしれません。
一流芸の神髄探る「極上の月夜」 日テレ系、16日夜から
番組の門出飾る「千手観音」
障害超越 見事な踊り
一流のエンターテイナーを招いて、その神髄を探る日本テレビ系のバラエティー番組「極上の月夜(げつよる)」(月曜後10・00、初回のみ後10・15)が16日から始まる。第1弾として登場するのは、中国から来日した聴覚障害者たちが一糸乱れぬ踊りを披露する「千手観音」だ。今月初め、川崎市内のスタジオで行われた収録を取材した。(市原尚士)
神秘的な音楽に合わせ、両腕を前後左右に動かしたり、体の向きを変えたりすることで、まるで生きた観音様が目の前に出現したかのような幻想を与える6分弱の演目を再現して見せるのが「千手観音」だ。
演技を披露したのは、16歳〜30歳の男女21人。全員耳が聞こえないため、ふだんの意思疎通は手話だけ。いったん踊り出せば、もちろん手話は使えないが、それでも完全に連携の取れた動きを見せるから不思議だ。
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YOMIURI ONLINE(読売新聞)
★「千手観音」をテレビで見たのは2回目ですが、団員の何人かは耳に補聴器をつけていました。リーダーをはじめ彼らのたゆまざる努力の結晶に感動させられます。
都立中央ろう学校中学部
学校公開、学校説明会及び講演会の開催について
初秋の候、関係の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。また、日頃より本校の教育活動につきまして、温かいご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
本校は、6年間の中高一貫教育を通じ、大学等への進学に対応できる確かな学力を高め、調和のとれた人間性を育むことで、社会に貢献できる生徒を育成することを基本理念とし、本年度4月に新設されました。現在、教職員一同、新しい学校づくりに日々励んでいるところです。
さて、本校では、地域をはじめ関係諸機関の皆様に、本校の教育と聴覚障害者への理解を深めていただくことを目的に、学校公開を下記のように実施いたします。
また、併せて、学校公開2日目には、学校説明会、教育相談を実施し、午後より講演会も開催致します。
つきましては、ご多用中とは存じますが、ぜひご参加くださいますようご案内申し上げます。
記
1 学校公開
(1)日時 平成18年11月1日(水)〜11月2日(木)
8:40〜12:30(受付8:30〜)
(2)会場 都立中央ろう学校大塚校舎3階
(3)参加申し込み 学校説明会、教育相談、講演会に参加ご希望の方は、別紙参加申込用紙で事前にお申し込みくださるようにお願い致します。
(4)その他 学校公開のみ参加される方は、受付をすまされた後、ご自由にご参観ください。
2 学校説明会
(1)日時 平成18年11月2日(木)10:45〜11:45
(2)会場 都立中央ろう学校大塚校舎3階視聴覚室
(3)内容 学習指導:夢の実現に向けて基礎学力をつける授業
生活指導:学習の基礎は、規律ある生活から
進路指導:いつでもどの授業でも個々の生徒の進路の課題を意識した指導
自立活動:自立へ向けた学習、聴覚活用と発声・発語等の指導
3 教育相談
(1)日時 平成18年11月2日(水)11:50〜12:40
(2)会場 都立中央ろう学校大塚校舎3階
4 講演会
(1)日時 平成18年11月2日(木)13:30〜15:30
(2)会場 都立中央ろう学校大塚校舎3階視聴覚室
(3)内容 「(仮題)小・中・高等学校段階で育てる聴覚障害児童・生徒の力―大学や 企業が求めるもの―」
(4)講師 国立大学法人 筑波技術大学 根本匡文先生
(障害者高等教育研究支援センター教授)
5 申し込み方法
参加を希望される方は直接又は団体等で一括して、別紙申込用紙(以下よりダウンロードしてください。)http://www.shakujii-sd.metro.tokyo.jp/chuo/toppage.htmにご記入の上、都立中央ろう学校特別支援部(大塚校舎)主幹三崎宛て、10月17日(火)までにファクシミリにてお申し込みください。
連絡先 都立中央ろう学校(大塚校舎) 〒170-0002豊島区巣鴨4-20-8
03(3916)2925 FAX 03(3915)9844
Email S1000303@section.metro.tokyo.jp
主幹 三崎吉剛
6 その他
お車でのご来校はご遠慮ください。
交通案内(都立中央ろう学校大塚校舎)
JR山手線・都営地下鉄三田線巣鴨駅徒歩10分
都電荒川線 庚申塚駅徒歩10分
(撮影:孫悟空)
14日(土)の午後3時半に、山中温泉のホテルに富山ろうのクラス会メンバー8名が集合しました。8名といっても夫婦も含まれているので、正規のメンバーは5名です。
部屋でホテルの説明をしたあと入浴して、午後5時半に早い夕食でしたが、ひとつの大食堂にほかの宿泊客もいっしょに集まっていて、にぎやかでした。1時間ほどで食事をすませて、部屋に戻って時間たっぷりに「二次会」を楽しみました。
話題は、ろう学校時代の思い出やほかのクラス仲間・恩師の消息などの情報交換で盛り上がりました。ろう教育について、親が富山ろう学校の教育レベルを敬遠して、附属ろう学校へ行って、秀才になったという人が何人もいました。
翌15日(日)のきょうは、予定通り「松井秀喜ベースボールミュージアム」の見学に行きました。天気がよく、大型バス3台と一般の車多数が広い駐車場を埋めました。建物に入った瞬間「さすがは世界の松井」と感じさせるほど、広く明るくハイレベルな雰囲気に包まれました。
写真・映像フィルム・バット・ユニホーム・賞状・楯・トロフイなどがところせましと展示してありましたが、「努力できることが才能である」という言葉が印象に残りました。
松井秀喜ベースボールミュージアム
創立者の小林運平
北海道の小樽聾学校が創立100周年を迎えました。沿革概要で歴史を知ることができますが、驚いたことは昭和52(1977)年まで、聾学校と盲学校がいっしょに建っていたことでした。今までは私の母校・石川ろう学校が昭和40年(1965)年まで盲学校といっしょだと思っていました。
小樽聾学校の沿革概要
石川ろう学校も再来年で100周年を迎えます。それで旧中学部1〜3年のクラス会をいっしょに温泉でやろうという話が持ち上がっているので、楽しみです。
明日は山中温泉で、妻の母校・富山ろう学校のクラス会があり、15日の午前に「松井秀喜ベースボールミュージアム」を見学する予定です。
プロ野球のセ・リーグは、10日に東京ドームの対巨人戦で中日ドラゴンズが優勝を決めましたが、その瞬間に石井投手がナインとともにベンチからグラウンドに飛び出して、喜び合う背番号30の姿が衛星テレビの映像で見えました。
きょうの甲子園で、対阪神戦の7回裏から3番手としてリリーフ登板しました。試合は5−1で阪神がリードしていましたが、先頭の浜中を右フライ、今季限りで引退する片岡に左二塁打、鳥谷を投ゴロ、矢野の右ヒットで2死1・3塁のピンチに、桧山を空振り三振で切り抜けました。
続く8回裏は、赤星を中フライ、関本を投ゴロ、藤本を空振り三振で、2イニングを無得点に抑えて、締めくくりました。日本シリーズは短期決戦なので、出番があるかどうか予測がつきませんが、とにかく幾多の困難を乗り越えて、来季の活躍が期待できそうです。
私が読書好きになるまでの足取りをたどってみると、まずろう学校の小学部は絵と文字のカードがあり、これはカードの絵を見て名前をあてるものでした。次は絵本ですが、「さるかに合戦」「こぶとりじいさん」「桃太郎」などの昔ばなしをたくさん読んでいました。
そのころのマンガは、「冒険ダン吉」とか「のらくろ」ぐらいで、今ほどたくさんは出ていませんでした。手塚治虫が登場して本格的なマンガブームになるまでは、絵物語の「少年ケニヤ」(山川惣治作)の新聞連載を夢中になって読んでいました。
絵物語は、長い文章とさし絵1枚で構成されたものですが、「少年ケニヤ」のさし絵が素晴らしく刺激的だったので、興味をもって長い文章を読んでいました。中学部になってから、手塚治虫のマンガをたくさん見るようになりましたが、絵物語の経験がのちに本を読む力になったと思います。
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絵物語の「少年ケニヤ」について、くわしいことは下のリンクでご覧下さい。
山川惣治と絵物語の世界
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うわ!なつかしいですね。(益田@聞こえないけど、それなり) 2006-10-13 16:16:10 お久しぶりです。 もっともコメントは久しぶりですが、毎日拝読させていただいております。 少年ケニヤ。 何故か我が家にもありました。 私も子供の頃に読んだ記憶があります。 なつかしい本ですねぇ〜。 読書は、すればするほど語彙が増えますし、他人の考えや人生を共有できるので幅が広がってくるものと思います。 私も、身近な人には読書をお勧めしています。 初版の単行本(孫悟空) 2006-10-14 08:54:32 毎度のコメントをありがとうございます。 おそらく初版の単行本だと思いますが、漢字にふりがながついていて、小学生でも読みやすくなっています。 読書は興味をもって読むことにつきると思います。 |
[ひと・ゆめ・こころ]難聴児を持つ親の会「ダンボの会」代表福田純子さん37…佐賀
◆聴覚障害の情報発信
4月に会が発足して以来、初めての講演会を8月に開いた。小学校教諭や保育士ら86人が訪れ、「頑張って」と寄せられた声に確かな手応えを感じた。
2002年7月、長男の創大(そうだい)ちゃん(4)を出産。医師に「難聴の疑いがある」と知らされた。数日後、「一生、補聴器をつけないといけない」と告げられ、世話をするために小学校教諭の仕事を辞めるようにも勧められた。「あの時は奈落の底に突き落とされたようでした」
しかし、目の前の我が子を見つめるうち、「親としてできる最大の努力をしよう」と、次第に前向きに考えるようになった。声が届かず追っかけ回しながらの子育てで、苦労もあったが、「にっこり笑ってくれて、気持ちが通じたと思った時は本当に感動しました」と確かな喜びも感じた。
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YOMIURI ONLINE(読売新聞)
道小樽聾学校、百周年を祝う 記念式典
力強い太鼓披露 【写真】 2006/10/08 07:08
【小樽】道内の障害児の学校としては函館に次いで二番目に古い、北海道小樽聾(ろう)学校(水谷稔校長)の創立百周年記念式典が七日、小樽市入船にある同校で開かれた。
同校は、小学校教師の小林運平氏が下宿で三人の聴覚障害児を教え始め、一九○六年(明治三十九年)に私財を投じて作った私立小樽盲唖(あ)学校が始まり。三七年(昭和十二年)にはヘレン・ケラーが訪問。戦後に道立となり、生徒減少で盲学校は七七年に閉校した。現在、三歳から中学三年までの十三人が通う。
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北海道新聞
小樽ジャーナル
日本光電、メドエル社製人工内耳システムを発売
日本光電工業株式会社(本社:新宿区西落合1−31−4、代表取締役社長:荻野和郎、以下「日本光電」)は、メドエル社(本社:オーストリア・インスブルック、President&CEO:Dr.Ingeborg J. Hochmair、輸入元:メドエルジャパン株式会社)製人工内耳システムの日本国内における販売を開始しました。
人工内耳システムとは、補聴器では改善が見られない高度難聴の方々用に開発された埋め込み型の医療機器です。
耳に装着する信号処理装置(スピーチプロセッサ)が周囲の音を電気刺激パルスに変換し、側頭部内に埋め込まれたインプラント部に無線信号の形で送ります。
この電気刺激パルスにより、インプラント部から蝸牛に挿入された電極を経由して聴神経が刺激され、脳が音として判断する仕組みです。
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日経プレスリリース
「累犯障害者」の本で、「齟齬(そご)」という見慣れない文字が目に止まりました。
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二人との筆談は、刑務所の中で出会ったろうあ者と同様、なかなか捗が行かない。質問と答えとの間に齟齬が多く、隔靴掻痒たる思いがする。聞いてみると、二人とも、日常生活における付き合いは、もっぱらろうあ者に限定されており、筆談することなど、まずないという。たぶん、こうして筆談による遣り取りをするなか、二人は、私以上に歯痒い思いをしているのだろう。
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★文章の前後から推察すると、どうやら<ズレ>の意味らしく、国語辞典で確認できました。「隔靴掻痒(かっかそうよう)」というのは、<思いどおりにいかなくて、もどかしいこと>の意味でした。
本の著者(山本譲司)が、日本語が十分でないろうあ者を相手に筆談するときの歯痒い心情がよくわかるようです。
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木村さんと私の会話は、手話通訳者が間に入ることによって、成り立っていた。有能な手話通訳者だと思うが、木村さんの言わんとすることが100パーセントこちらに伝わっているのか、あるいは、私の発言が漏れなく木村さんに届いているのか、そのあたりは不安だった。やや複雑な話になると、会話のところどころで、齟齬が生じているような気もする。
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★NHK「手話ニュース」のキャスターを務める、木村晴美さんに著者が取材したときですが、手話通訳を介した会話に不安をおぼえる、率直な心情がよくわかるようです。
聴覚障害者(ろう者・難聴者)との会話で、たびたび齟齬が起きると、聴者は精神的に疲れてきて「もういいや」と会話を続ける気力が失せてしまうかもしれません。齟齬をなくすためにはどうすればいいのか、日本語(書記・音声)をしっかり身につけて、自分の言葉で話すことは当然ですが、相手(聴者)の気持ちを敏感にくみ取る能力も高めていかなくてはならないと思います。
本屋で「累犯障害者」という本を手にとって立ち読みしてみたら、ろう者の犯罪ばかりでなく、ろう者の家庭・社会・教育・手話・文化などについて、聞こえる人の視点で興味深いことが書かれていたので、さっそく購入しました。
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累犯障害者
獄の中の不条理
山本譲司 著
新潮社刊
本体1,470円(税込)
「これまで生きてきたなかで、ここが一番暮らしやすかった…」逮捕された元国会議員は、刑務所でそうつぶやく障害者の姿に衝撃を受けた。獄中での経験を胸に、「障害者が起こした事件」の現場を訪ね歩く著者は、「ろうあ者だけの暴力団」「親子で売春婦の知的障害者」「障害者一家による障害者の監禁致死事件」など、驚くべき事実を次々とあぶり出す。現代日本の「究極の不条理」を描く問題作。
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★この本の中に登場するのは、「ろう者の殺人事件」と「ろうあ者だけの暴力団」で、ろう者も健常者と同じように犯罪を起こす可能性があっても不思議ではありません。
私がろう学校にいたころ、盗みで少年鑑別所に入れられた男子生徒がいましたし、今でも盗み・暴力・借金・詐欺・恐喝・不倫などのトラブル・犯罪は、毎年のようにろう者社会のどこかで起きています。
ろう者はみんな「マジメで善良」というわけでなく、注意しないといけない人もいます。特に「お金のトラブル」が多い人には注意します。被害にあったら、泣き寝入りしないで、すぐに信用できる仲間・組織(協会)に知らせることです。
全国聾学校PTA連合会会長(筑波大学附属聾学校PTA会長)丸谷俊博さんが、『聴覚障害』誌2006年1月号に寄稿した文の一部を紹介します。
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聴覚障害者が社会で自立して生活してゆくためには、健聴者の大海の中で生きてゆくための必要なコミュニケーションを取る能力、即ち健聴者の大多数が手話を解さないことから“日本語”による会話能力を学校での教育期間に身に付けることが必須だと言えます。誤解を恐れずに申し述べれば、聴覚障害者からは健聴者がもっと手話を覚えたり情報保証を充実するべきだとの声が起こるものと思いますが、現実的にも歴史的にも文化や民族的な巨大圏の中で少数民族が生きる際には、少数民族側が巨大圏側の言語や文化を学び習得する必要が厳然とした事実としてあります。この観点から言えば、少数民族である聴覚障害者が幼少期からつらい思いをしても言葉=日本語を習得することが必要であることが理解できます。この事実は、バイリンガル、トータルコミュニケーション等の各種の教育方法が提起されてはおりますが、日本語を先ず習得させる聴覚口話法と発音(語)指導による初期教育開始がやはり正しい順序だと考えます。
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『聴覚障害』誌ライブラリー
★「少数民族側が巨大圏側の言語や文化を学び習得する必要が厳然とした事実」というのは、「郷に入ったら郷に従え」と同じことで、どんな聴覚障害者でも日本国内に住む日本人である以上は、社会言語・生活言語としての日本語を最優先にして学ぶことは当然なことです。
障害を"使命"に変えた主婦 加茂さんの勇気ある活動
聴覚と平衡感覚、外見からは分からない障害を持つ小郡の主婦が、今年1月に旧県会議事堂で開かれた障害者就労支援フォーラムで初めて壇上に立ち、自身がたどった経験を公に語った。加茂由喜枝さん(49)はこの講演を契機に、障害者に対する独自の支援を本格化。障害を「使命」と言い切る彼女の前向きな生き方は、多くの人々に勇気と思いやりの心を芽生えさせている。今月14日(土)には下関市主催の講演会に登壇、聴覚障害者向けの全国誌にも近々取り上げられる。
生まれつき左耳が聞こえず、右耳も高度難聴。幼稚園のころに自身のハンディを知ったものの友達に嫌われるのを恐れ、聞こえるふりをして障害を隠した。「無視された」「約束を破った」といじめに遭い、不登校や非行に走った小・中学生時代。「いつか音を失う」という医師の言葉にも絶望した。中学を出て就職したが、人とのコミュニケーションが取れず誤解やミスが重なり、職を転々。家に引きこもった時期もあったが、結婚、出産を経て思い直し、社会復帰を決意した。32歳で普通運転免許、その2年後には「平衡機能障害では不可能」と医師に言われた大型自動車免許を取得。初めて自分に自信が持てた瞬間だった。以後の就職活動では自らの障害を隠さず伝えるようになり、理解ある職場に巡り会うことができた。
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WEB版サンデー山口
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由喜枝ガンバレ! (加代子) 2007-05-29 20:02:23 由喜枝頑張れ!ずーと友達だと思っていたのに、あなたの事何も知らなくってごめんね。私も今思えばいろんな事、誤解してたのかも・・・でも、何で言ってくれなかったの・・・ |
携帯でプロ野球リポート
聴覚障害児の情報発信力育成
次々に書き込みされるブログ
カーン! タイムリーが出ると、子どもたちは一斉にランナーの方向に携帯電話を向けた…。携帯電話を使って、プロ野球の試合をリポートする一風変わった教室がこのほど、ロッテ−ソフトバンク戦が行われた千葉マリンスタジアム(千葉市美浜区)で開かれた。参加したのは聴覚障害のある子どもたち。携帯電話などの情報技術(IT)を利用して、さまざまなコミュニケーション手段を学んでもらうのがねらいだ。 (永井 理)
この教室は、特定非営利活動法人(NPO法人)コミュニケーション支援センターが開いた。同センターは、聴覚障害者にインターネットを通じて情報収集や発信の技術を身につけてもらうため、さまざまなイベントを開いている。
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東京新聞
全国聾学校陸上大会が開幕 春野運動公園
本県で初めて開催された「第43回全国聾(ろう)学校陸上競技大会」は30日、吾川郡春野町の春野総合運動公園陸上競技場で競技をスタートした。全国のろう学校から集まったアスリートたちが、2日間にわたり熱戦を繰り広げる。
全国聾学校体育連盟が毎年開催している。今大会は「青い海 青い空 集いし高知で駆け抜けろ」をスローガンに、35都府県・49校から高等部の本科(1部)、専攻科(2部)の253選手が参加。本県からは高知ろう学校の9人が出場した。
この日は100メートルや400メートル、やり投げなど22種目の競技が行われ、厳しい日差しの中、選手は熱戦を展開。1部男子走り高跳びでは22年ぶりに大会新記録が生まれ、スタンドから大きな歓声が上がっていた。
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高知新聞ニュース