blog言葉と心を育てる★難聴学園★2005

日本語と手話の「バイリンガル脳」 2005-06-30 22:10:29


日本語と手話(日本手話)はそれぞれ独立した言語ですから、日本語と英語の場合と同じように、バイリンガル(2言語)は、大脳のちがう場所で反応することによって、習得は可能です。
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▼バイリンガルの脳 V.S. 東大生の脳の違いを見る実験
浜松医科大学の植村教授が、アメリカの大学に留学し、バイリンガルになった大学生と、東大生で、英会話が全く出来ない大学生2人に英語と日本語のニュースを交互に聞かせ、そのときの脳内の反応を調べる実験を行いました。これは、NHK(クローズアップ現代・'99/10/19)でも放映されていました。  

▼バイリンガルの脳は2箇所に反応
英会話ペラペラの大学生の脳は、英語を聞いて理解する左側頭葉の聴覚野(ウェルニッケ野)に英語・日本語が、それぞれ別の場所に反応が現れました。
つまり、英語が話せる人の場合、英語を聞いて理解する音の回路が日本語とは別に存在することが証明されたのです!
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
英語脳で英語を使いこなす!

大脳のちがう場所で反応するためには、「日本語と手話は別の言語」「日本語は口話教育の音読と書き取りでおぼえる」と強く意識・徹底させることがポイントです。手話で日本語を教えると、意味がわかっても文法(決まり事)が大脳の同じ場所で反応(混同)して、効果があがりません。


高田英一氏の「論点」に反論 2005-06-29 23:43:13

全日本ろうあ連盟のトップ実力者といわれる高田英一氏が、昨年8月に読売新聞「論点」に寄稿したものを、下のリンクでご覧下さい。
ろう者の願い・手話を法定言語に認めて−高田英一

一言でいえば、口話教育を批判して、手話を法定言語に認めよという趣旨で書かれていますが、口話教育批判を強めるために、こんなウソを平気で並べ立てるとは驚きというしかありません。
以下は、>印が「論点」より引用した文で、★印が私の反論です。
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口話教育に対する歪んだ偏見

 まず、高田氏の「論点」には、口話教育に対する歪んだ偏見が散見されるので、口話教育を正しく認識して運用していくためにも、反論を加えたい。
>「口話教育(手話を否定し、口で話し、口形で音声語を読み取らせる教育)」
★昔の口話教育がなぜ手話を否定してきたのか、当時の手話教育が閉鎖的で、社会のニーズに応えられなかったのではないか。
>「手話は音声語の対立物ではなく」
★手話は、日本語対応手話を除いて、日本語と異なる独自の文法をもつ言語であるから、日本語の音声語と整合性がなく、つねに対立関係にある。
>「口で話し口形での読み取りはかなわなくとも、手話と書き言葉によって弁護士、大学教授、研究者、公務員等の地位にあって活躍しているろう者は世界に数多い。」
★外国の事例は見ていないが、日本国内において聞こえと発音の明瞭度を問わず、まったく口を動かさない、読み取らないで、その地位についたろう者はひとりとしていない。もしいるとしたら、具体的な名前をあげてもらい、本人や家族・学校の担任教師に会って取材すれば、口話教育に関わっていたことがあきらかになる。
>「ろう者は聴けないから正確な発音はできない。」
★これは当たり前のことで、口話教育は正確な発音を求めたものではなく、日本語の概念を育てるためにある。
>「ろう者には口で話し、口形で読み取る口話のできる人などいない。口話教育はそうした無理難題をろう者に押しつけてきたと言える。」
★これも真っ赤なウソである。口話教育はたとえ部分的であっても、家庭や社会の生活で役に立ったというろう者は数多い。銀行や病院などの窓口で、自分の名前だけでも読み取ろうとするろう者は多いのである。
「口話のできる」にしても、不明瞭な発音で聞き慣れた家族・友人と会話ができれば十分で、また口話を基盤にして日本語の読み書きを獲得したろう者・難聴者も多いので、口話教育の目的は達せられている。

なるほど!(田舎教師) 2005-07/01 06:49:34

当事者団体の主張に意見をすることを、聞こえる側はやはり躊躇してしまいます。おかしいと思ってはいても自分には言う資格がないとひいてしまいます。 特に最近は、現場で教えたことのない人達が、論拠も明らかにしないで主張する場合が増えてきています。でもやはり反論を公にすることはできません。批評にさらされることがなければ、結局は深まらず、科学性を欠き、そのマイナス面は当事者側にいずれ重くのしかかっていくことになるでしょう。

観念論(孫悟空) 2005-07/01 23:14:19

>特に最近は、現場で教えたことのない人達が、論拠も明らかにしないで主張する場合が増えてきています。

そうなんですね。団体の主張はただの観念論です。
実は、昨年の12月に京都で高田氏に会いまして「理論はいくらでもいえる、実際にやって立証したわけではない」「手話を取り入れてみたら、コミュニケーションが活発になったが、日本語がおかしくなった」と反論したら、黙っていました。

こんど団体の場で機会をみては、反論を展開するつもりです。


デフファミリーの口話教育 2005-06-28 23:02:08

先に、両親がろう者のデフファミリーで、手話を第一言語(母語)に、日本語を第二言語として習得したろう者も、やはり口話教育をまじめに受けていた事実がはっきりしていることを書きました。

デフファミリーのろう者がなぜ、口話教育をまじめに受けていたのか、すごく興味を持ちましたが、今の30〜40歳代から時代をさかのぼってみると、口話教育の全盛時代で「手まね(手話)はいけない、日本語をおぼえない」とろう学校の先生から厳しく注意されていた時代でした。

ですから、デフファミリーの親も子どもも「手まね(手話)はよくない」と思い込んで、影にかくれて手話したり、「日本語ができないと困る」と親も熱心に口話教育をすすめていました。

そのおかげで、デフファミリーの子どもたちは、手話と日本語が別のものであることを理解して、素直に口話教育を受けて、本に興味を持って、たくさん読んで、日本語の読み書きができるようになったのです。

今のろう学校で、早期に手話を導入するところが増えてきましたが、子どもたちは手話を自然な言葉として習得して、集団のコミュニケーションが活発になった反面、手話で日本語を教える試みに具体的な成果をあげることができません。なぜなら子ども集団の手話と日本語が別のものであることがなかなか理解できないからです。

日本語の文法(決まり事)をおぼえてもらうためには、手話で日本語の意味を教えるだけでは不十分で、やはり「口話で、日本語の文章を音読する」ことを小学低学年から徹底して行う必要があります。それも手話と同時進行では効果がなく、手話を厳しく制限したほうがむしろ「手話と日本語は別のもの」だと強く意識・理解させることができます。

情報公開(田舎教師) 2005-06-29 21:14:15

 聞こえる側は、聞こえない人々の言うことに説得力を感じ、感銘し、従おうとします。今、手話が教育現場に急速に広がっているのもそのためでしょう。
 ですが、聞こえない人々の意見が(手話から日本語へという意見)間違っているとしたら。全てが正しくないとしたら・・・。
 素直に従っている人達はとんでもない誤りをおかすことになります。
 特に、今、聞こえない子をもつ聞こえる親達は、偏った側からの情報しか入らない状況になりつつあります。
 聾文化の代表者、研究者の方々も、イデオロギーに絡みとられて、自分たちの都合のいい情報のみを流しつつあります。
 孫悟空さん、もっともっと、情報公開をお願いします。デフファミリーの本当の情報を。日本語学習の成功の本当の秘訣を。
 聾者側からの、現実的な情報公開をお願いしたいと節に思います。しっかりとした学力を身につけた聾者の方々は今こそ、その秘訣を明らかにしてもらいたいと思います。 急がなければ、とりかえしがつかないことになるかもしれません。

情報公開(孫悟空) 2005-06-29 23:07:19

またのコメントをありがとうございます。

聞こえる先生・親は、ろう者社会・デフファミリーの本当の姿を知らないので、ついつい手話の魔力に騙されてしまいます。

私も同じろう者社会にいますから、口話教育批判のウソがすべてわかります。これからも情報公開を続けていきたいと思っています。

手話の本質を学ばなくては…(おやじい) 2005-07/01 19:39:46

手話を長年やってる親の立場から見ると手話とはなんといい加減なコミュニケーションだと感じます。例えば手話の読み取り通訳をする場合には、意味さえつかんでいたら良いのだと、ろう者から言われます。コミュニケーション手段としての手話ならばこれでいいのですが、教育の場では(知識等の)正確さを求める教育の場では共有できる言語でなくてはダメだと思います。手話の活用できる場と、できない場はあると思います。最近は、手話に寄りかかろうとする保護者の意見が目立ちますが、手話には手話の役割がありますし、手話を学ぶことで日本語(教育)の大切さを理解してほしいと思います。手話のメリットやデメリットを知ってほしいし、感じてほしいものです。手話とは奥が深いものだと認識だけはしております。

手話より日本語で知識(孫悟空) 2005-07/01 22:59:50

おやじいさん、お久しぶりのコメントをありがとうございます。

いわれる通り、手話は物事の意味を伝えるだけのコミュニケーション言語で、教育で正確な知識を学ぶことに向いていません。

大学では、手話通訳よりも日本語のノートテイクに人気があります。記録性があるので、しっかりと知識が頭に入ります。


日本語教育の「音読」 2005-06-27 22:56:30

別掲のコメントにありますが、口話教育が日本語教育に優れた効果があるのは、「音読」といって、口話の音声を出しながら、日本語の文章を読むことにあります。口話の音声と文章がよく一致して、日本語の情報が大脳に記憶され蓄積されますから、目だけで文章を追って読むよりも高い効果があります。

口話に慣れた人は、たとえ「黙読」であっても、頭のなかで<音読>しながら、文章を読んでいますから、正しい日本語の文章・文法を間違えないで、大脳に記憶されます。文章をたくさん読めば読むほど、あとから自然に文章を書く力がついてきます。

「口話教育はわかりにくいから、日本語ができない」という人がいますが、これはウソで、口話の音声と日本語の文章をむすびつけて、まじめに「音読」と書き取りを続ければ、必ず日本語を習得できます。口話教育を受けながら、日本語が習得できなかったろう者は、親の学校まかせと本人の怠慢で、目でわかりやすい手話を先に習得してしまったことがいちばんの原因です。

両親がろう者のデフファミリーで、手話を第一言語(母語)に、日本語を第二言語として習得したろう者も、やはり口話教育をまじめに受けていた事実がはっきりしています。
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「音読」の効果って?
自然に美しい日本語を覚えることができる。
音読することで、集中力と記憶力を強化できる。
すらすら読めるようになることで、自信になる。(進歩が見えやすい)
脳が活性化する。
音読の力をつけると、文章をとらえる力がつく。
感性を養う。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
小学生の宿題(音読練習)


日本最初のろう者校長・松村西荘(精一郎) 2005-06-26 22:44:00


きょうの午後、となり富山県南砺市福光福祉会館で開かれた「福光の教育を築いた人々展」を見に行きました。このなかに日本で最初のろう者校長になる、松村西荘(精一郎)の写真と作品・遺品が展示してありました。
特に書の作品は、すごく格調高いもので感銘を受けました。以下はチラシからの引用です。
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松村西荘 1849(嘉永2年)〜1891(明治24年)

 福光新町村に生まれる。 漢学者、地理学者。本名は精−郎といい、西荘は「号」で幼名の荘作からとった。
 6歳の時に大病にかかり、不幸にも聾(耳)、唖(口)、足跛(足)の三重苦の身体障害者となる。しかし、両親の慈愛と宮永菽園らの良師に恵まれ、苦学して学識を高める。
 身体障害児の教育施設「盲唖院」を金沢に創設する。(全国で4番目の特殊教育施設) また、明治21年、金沢で最初の私学校「戊子義塾」を創設し、能力がありながら学ぶことのできない子どもたちに学問の道を開いた。

1849(嘉永2年) 福光町新町にうまれ、荘作と命名         
1854(安政元年) 天然痘に罹患
1875(明治8年) 精一郎と改名
1876(明治9年) 東京の中村敬宇(正直)の同人社に入門
1878(明治12年) 「私立金沢盲唖院」創設
1886(明治19年) 福光帰郷し、矢水精舎を創立
1891(明治24年) 42歳で亡<なる

「ふくみつを築いた人たち(教育編)」より
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この松村西荘(精一郎)については、すでに日本聾史学会で富山県の橘勇一さんが研究発表しております。くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。

日本最初のろう者校長


ネットの掲示板 2005-06-25 23:52:34

インターネットの普及で、電子掲示板(BBS)に自分の思い・意見を書き込む人が増えてきました。

自分でホームページを作成して、そのなかに掲示板を作って、自分の意見を書く<管理人>の場合は、長い期間が経てば管理人がどこのだれなのか、自然と特定できるようになります。

自分のホームページを持たず、あちこちの掲示板にネームだけで意見を書く場合は、どこのだれなのか特定できないので、ことの真相・信憑性があいまいなまま、間違った・偏った情報がネットにあふれて、見る人の判断を混乱させてしまいかねません。

有名な社会評論家の話によると「どこのだれが書いたのか、わからないものは<便所の落書き>と同じで、読む価値はない」と断じています。

日本は「表現の自由」がある国ですが、だからといって匿名で「表現の自由」をしてもいいことになりません。「表現の自由」は自らの責任をあきらかにすることで、初めて許される権利です。

本屋で並んでいる本を取り出して広げてみると、必ず書いた人(著者)の紹介が載っているので、書かれた内容についての責任があきらかですから、内容を信用できるかどうかは読者の判断に委ねられます。そして多くの読者に読まれて信用されれば、著者の権利に対して対価(原稿料・印税)が支払われます。

インターネットで1日に何万というアクセスがある超人気サイト・掲示板を本にして、大きな収入を得ている人はほんの数えるほどで、ほとんどは無収入で続けられています。

ここ「難聴学園」のブログ・掲示板でいくら書いても、一日にいくらアクセスがあっても、収入になりませんが、多く読まれることで、「ろう教育の本流はやはり口話教育である」と再認識してもらえたら十分に思っています。


小田侯朗先生の講演記録から 2005-06-24 21:31:35

2001年8月に、金沢で「ろう教育を考える全国討論集会」が開かれましたが、そのとき記念講演された小田侯朗先生(国立特殊教育総合研究所)の記録を一部紹介します。
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 金沢盲唖学校が明治14年に設立されたとありますが、これは間違いで、石川県の教育長さんの祝辞にあるのが正しく、明治41年に設立されました。先駆的な学校と言いながら、あまり早くないではないかと思われる方もいらっしゃるでしょうが、これも教育長さんの話にありましたが、明治13年、非常に早い時期に京都の盲唖院に遅れること2年ぐらい、一瞬輝くような形でろう学校ができています。私立の金沢盲唖院です。
 この設立に努力されたのが松村精一郎さんというろう者です。1849年生まれで、明治13年には31歳の若い方です。6歳の時に疱瘡で耳と口と足が不自由になったと記述している資料と、12歳の時に病気でろうになったという資料があります。いずれにしても、我々の先駆者であることには変わりありません。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
「ろう教育の新しい姿を求めて」小田侯朗

最後の部分に
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最後に、僕の研究テーマでもありますが、リテラシー、読み書きの力について、バイリンガルの考え方をもっと研究していかないといけないと思います。手話を使って習得していく。あるいは手話と日本語、書き言葉がどう関連するのか。今まではどうしても日本語を通して日本語を知るというか、日本語で日本語を学習していくプロセスが多かったですが、それ以外の方法を考えていかないと、ろう教育自体の質が向上しないと思います。
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とありましたが、やれやれまた、この先生も科学的根拠も実績もない<観念論>を展開していては、先が思いやられます。


「手話は言語」というけれど 2005-06-23 22:56:30

[論点]言語としての手話 小嶋勇(寄稿) 

「国は、手話が言語であることを認め……聴覚障害者が自ら選択する言語を用いて表現する権利を保障すべきである」

 これは今年4月に公開された日本弁護士連合会「手話教育の充実を求める意見書」の提言の冒頭部分である。この提言でわかる通り、わが国において、耳の聞こえない「ろう者」は、自ら選択する言語を用いて表現する権利が、保障されていない。

 私たちは普通、無意識のうちに自ら選択する言語を用いて表現しており、それを権利として意識することはない。ところがその当たり前のことが、ろう者には保障されていない。その「意見書」の「はじめに」にも、「わが国のろう学校では、手話で表現をすることそのものを教えておらず、手話による教科教育もほとんど行われていない」とも指摘している。

 ろう学校で手話が積極的に活用されていないということは、驚くべきことではないだろうか。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
関西発 YOMIURI ONLINE(読売新聞)

やれやれ、この人は「手話は言語」と主張するのはいいですが、手話(日本手話)は日本語と明らかにちがう言語だから、手話を積極導入したろう学校の全部に日本語教育で行き詰まっている事実を知らないようです。

手話と日本語は「似て非なる」言語であって、手話で日本語を教えるとかえって混同して、日本語教育の効果が上がりません。手話で教科の意味を教えることはできても、日本語を教えることだけはどうしてもできません。教科の試験問題は日本語で書かれていますから、日本語が理解できないと学力アップになりません。

附属ろう学校は中学部までが口話教育で、学力優秀な生徒は普通高校にインテグレーションし、大学に進学していきます。高等部になってから一転して手話教育が始まりますが、これは先に日本語を獲得していることによって、手話教育の効果が最大限に発揮されます。

混乱しています。(ゆみ) 2005-06-23 23:57:07

手話を勉強している健聴のものです。
このページでは、「附属聾学校はいい」というように書かれていますが、「いらない学校」と書かれているページを見つけて混乱しています。
http://www2.db.ne.jp/dangels/cgibin/light.cgi

在学生の保護者からも非難されているようですが、
授業などを見られたことがありますか?

実際のところはどうなんでしょうね…。

附属ろう学校(孫悟空) 2005-06-24 08:07:11

ゆみさん、コメントをありがとうございます。

附属ろう学校は、今のろう者社会を背負って立つ秀才を多く送り出している、日本でいちばん優れた学校です。

テレビで有名な米内山明宏さんや木村晴美さん、那須英彰さんも附属ろう学校の出身です。

附属は(匿名) 2005-06-24 13:23:46

 附属がなくなればいい!といくら周囲がさわいでも附属はなくなりません。どうしてか? 行きたいと希望する人々がいるからです。附属に在籍して批判をしている人たちも、内心は附属にいることに優越感をもっているでしょう。本当に批判があるならすっぱりやめるべきなのです。(自分の学校への批判のない人がはたしているでしょうか? なんらかの不満は必ずあるものです)。
 日本語学習の実力という附属の現実を知っているから附属を選んで在籍しているのです。そして、その上でろう文化イデオロギーを叫んでいるのでしょう。なんか矛盾がありますね。
 那須さんが自分のお子さんを附属聾に入れられている現実がいろいろなことを物語っているのではないでしょうか。
 もちろん皆が入れるところではありませんが・・・。
ステータス・シンボル(孫悟空) 2005-06-24 21:38:00

匿名さん、ネームがないのは残念ですが、次回からネームを入れて下さいね。

ろう社会において、附属ろう学校の出身であることは、ひとつのステータス・シンボルになっています。

Unknown(うえいお) 2005-06-27 12:47:39

孫悟空さんこんにちは。

疑問があるのですが、日本語教育は、口話ではなく読み書き教育では駄目なのでしょうか。

日本語の音読(孫悟空) 2005-06-27 20:10:56

「音読」といって、口話の音声を出しながら、日本語の文章を読んだほうが、目だけで読むよりもいい効果を出せます。

口話に慣れた人は「黙読」でも、頭のなかで<音読>しながら、文章を読んでいます。

文章をたくさん読めば、あとから自然に書く力がついてきます。


ニュース配信より:赤ちゃんの聴覚検査 2005-06-22 20:21:20

赤ちゃんの聴覚検査:
普及はしたけれど… サポート体制づくりを
 ◇結果にショック受け、引きこもる母親も

 生まれたばかりの赤ちゃんの聴覚に問題があるかどうか調べる「新生児聴覚スクリーニング」を実施する産科施設が増えている。しかし、「再検査が必要」という結果が出た場合、親と子をきちんとサポートするシステムができていないなど、課題も多い。【石塚淳子】

 新生児聴覚スクリーニングの検査方法は二つある。内耳からの反響音を調べる耳音響放射法(OAE)と、音を聞かせたときの脳波を見る自動聴性脳幹反応検査(AABR)だ。耳の中に羊水が残っていたり、赤ちゃんが動いたりすることで、実際には聴覚に問題がなくても「要再検査」となることがある。

 都立大塚ろう学校が、同校の乳幼児教育相談に通う保護者に聞き取り調査したところ、新生児聴覚スクリーニングで「再検査が必要」と言われた後、親がショックで家に引きこもってしまったり、診断が確定しないまま病院を転々としたケースが明らかになった。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。

MSN子育てニュース


電話を発明したベル博士と聾唖教育 2005-06-21 23:12:31

聴力検査で使われている「デジベル」は、電話を発明したアレクサンダー=グレアム・ベル博士が最初に名付けたもので、聴覚障害の妻を持つ、聾唖教師でした。
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 1879年に発明された、電話を用いた聴力計(音の強弱を表す単位は“db〔デシベル〕”という)は、聴覚が全くないと見られていた人々にわずかな聴覚があることを発見し、聾唖教育に福音をもたらした。また、指話は聾唖者を健聴者から引き離すと考えた彼は、読唇術と口話を推進するアメリカ聴覚障害者発語法教育推進協会(AAPTSD、現アレクサンダー=グレアム・ベル聴覚障害者協会)を1890年に創立し、この理念に基づき口話を教え、健聴者とともに活動する「アレクサンダー=グレアム・ベル学校」を1918年に開校している(メーブル夫人も口話を使い、指話を忌み嫌った)。来日した際には伊沢が校長を務める東京盲唖学校を訪問し、盲学校と聾学校は分離するべきことと、盲学校と聾学校専門の教員養成機関の必要を説き、5年後に盲唖学校教員養成科を設置させている。また医師たちに見放されたヘレン=アダムス・ケラーをアン=マンスフィールド・サリバンのもとに導いたのも彼の隠れた功績である。
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文中の「指話」は、今でいう手話と思われます。以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。

カナダ人物列伝/第5章 天才たちの光と影


ニュース配信より:障害学生支援2 2005-06-20 08:00:47

群馬大 全学部で障害学生支援

 群馬大(鈴木守学長)は、障害がある学生の修学環境を全学部で整備する実施要項を策定し、障害学生の支援を始める。これまで、同大教育学部が先行して支援をしてきたが、全学部で取り組むことで、障害がある学生の学習機会を広げる。

 同大によると、支援対象は視覚、聴覚、肢体不自由などの障害がある学生。視覚障害学生には、教科書などの文字を点字変換する機器や、点字ディスプレーのパソコンなどを貸与。聴覚障害者には、専属の手話通訳者や、介助者が講義のメモ取りなどを補助する。肢体不自由者にも、障害の程度に応じて、介助者が付き添いで講義に臨むなどの支援を行う。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。

中日新聞ウェブサイト


都立大塚ろう学校の公開週間 2005-06-18 21:14:50

私がおすすめする、ろう学校は附属ろう・日本聾話などいくつかありますが、東京都立大塚ろう学校のホームページを覗いてみると、6月27日より「学校公開週間」が始まる案内が出ていました。ろう学校はどんなところか、実際にご覧になりたい方はこの機会にご利用されることをおすすめします。
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本校では、地域をはじめ関係諸機関の皆様に、本校の教育と聴覚障害者への理解を深めていただくことを目的に、学校公開週間を年間3回設定しております。今回は、第1回学校公開週間及び学校説明日を下記のように実施いたしますので、ご多用の折りとは存じますが、ご来校くださいますようご案内申し上げます。尚、6月27日(月)より5日間を学校公開週間として授業をご覧いただきます。特に、6月28日(火)を学校公開及び説明日とし、授業参観のほかに本校概要説明、教育相談受付、学校紹介ビデオ視聴などを実施いたします。下記の要領でお申し込みの上ご来校くださいますようお願いいたします。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。

大塚ろう学校 学校公開のご案内


東京都聴覚障害者連盟の「文章教室」 2005-06-17 22:31:18

以前に紹介したと思いますが、昨年の12月12日に東京の品川ろう学校で開かれた「日本の聴覚障害教育構想プロジェクト意見交換会」の記録のなかに、東京都聴覚障害者連盟の「文章教室」があります。報告者は越智事務局長です。
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北海道の教育関係集会で兵庫の鳥越先生と話す機会がありました。その時、かねてから疑問に思っていたことを鳥越先生にぶつけてみました。
成人ろうあ者の方の多くは、手話を流暢に使っております。手話が言語であるのなら、その手話をうまく使って、文章を教えれば文章力ものびるのではないかと思っていました。
「東京都聴覚障害者文章教室」というのがあります。講師や助手として色々と協力してきました。その中で手話を使って国語を教えましたが、なかなか文章力が伸びないんです。手話が言語であるなら、手話を使い日本語を教える方法で伸びるはずです。少しは伸びますが限界がありました。「それは何故なのか」と鳥越先生に聞いたわけです。先生の答えは「言語としての手話とコミュニケーションとしての手話は違う」というものでした。
「コミュニケーションではスムーズでも、言語にはなっていない。それでは手話で教えても、文章力がのびない」ということです。私にとっては納得できる答えでした。
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越智事務局長のように、口話教育とインテグレーションが生んだ数少ない秀才でも、手話で日本語教育ができなかったことを示しています。
鳥越先生というのは、兵庫教育大学の教授で手話通訳士・臨床心理士でもある人で、全日本ろうあ連盟から「バイリンガルろう教育の実践」「手話・ことば・ろう教育」の本を出しています。
「コミュニケーションではスムーズでも、言語にはなっていない」と、わけのわからないようなことを言っても、その具体的な成果は不明です。もし成果があったならば、今ごろ詳細な報告と指導マニュアルが出ていいはずです。2冊の本はいずれも「こうすればできるのではないか」という<思い込み>で書いたものに過ぎません。

以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
1212プロジェクト意見交換会の記録


歴史の研究で大事なこと 2005-06-16 23:14:05

歴史の研究でいちばん大事なことは、歴史の事実をありのままに正確に記録して後世に伝えることです。歴史問題をめぐる紛争は、だれか(国家・団体・研究家)が歴史の事実を十分に検証しないままに、故意に隠したり、ねじ曲げて伝えることによって起こります。

ろうの歴史、特にろう教育の歴史は、以前は口話教育を推進する教育者(聴者)の手によって作られたものでしたが、最近になって、ろう者自らの手によって教育の歴史を正しく見直そうとする動きが出てきました。
この趣旨はたいへん結構なことですが、特定のろう文化イデオロギーによって、歴史の事実を故意にねじ曲げることがあってはならないことです。

ろう者の社会は「ムラ社会」と同じく閉鎖的な社会なので、だれかが故意にウソの情報(うわさ話)を流すと、これが周り回って、当事者・関係者に伝わります。「え?だれがこんなことを話したの」と否定されると、「アイツの話は信用できない」と思われて、信用を失い自分の居場所も失います。ろう者の社会では、ウソは絶対禁物です。

歴史の研究方法は、ちょうど刑事が聞き込みに歩き回って、証言が本当かどうか、裏づけ捜査を行うこととよく似ています。
「昔の手話教育はどのように行われたのか」「手話で日本語教育はできたのか」「なぜ、口話教育が受け入れられたのか」「口話教育は有効か」「口話教育で伸びる子どもと伸びない子どものちがいは何か」「なぜ日本語の読み書きができないのか」など、たくさんの疑問をあげながら、多角的な視点でひとつひとつ明らかにしていきます。

多角的な視点というのは、ろう教育の問題を「山」に例えて、見る人の場所(立場)が違えば、丸い山・三角の山・なだらかな台形の山など、さまざまな形の山に見えてしまいます。それらの情報を集めて整理すれば、自ずと「山」の全体像が見えてきて、問題を解決するポイントが見つかります。

同感(ジョッキ) 2005-06-17 00:00:09

いつも楽しみに読ませて頂いています。

>特定のろう文化イデオロギーによって、歴史の事実を故意にねじ曲げることがあってはならないことです。

>歴史の研究方法は、ちょうど刑事が聞き込みに歩き回って、証言が本当かどうか、裏づけ捜査を行うこととよく似ています。
「昔の手話教育はどのように行われたのか」「手話で日本語教育はできたのか」「なぜ、口話教育が受け入れられたのか」「口話教育は有効か」「口話教育で伸びる子どもと伸びない子どものちがいは何か」「なぜ日本語の読み書きができないのか」など、たくさんの疑問をあげながら、多角的な視点でひとつひとつ明らかにしていきます。

>多角的な視点というのは、ろう教育の問題を「山」に例えて、見る人の場所(立場)が違えば、丸い山・三角の山・なだらかな台形の山など、さまざまな形の山に見えてしまいます。それらの情報を集めて整理すれば、自ずと「山」の全体像が見えてきて、問題を解決するポイントが見つかります。

全く同感できます。思わず頷けてしまいました。
インターネットで様々な聴覚障害者の発言を見てきましたが、ほとんど自分がなぜ口話教育で日本語を身につけられたのかなどに深く追求しない傾向が多いように感じます。
日本手話を主張したり、口話教育を批判したりしておきながらなぜ自分の受けた教育やその効果に振り返らないのだろうといつも頭の隅っこに疑問が残っていました。

なるほど、特定のろう文化イデオロギーの影響ですか。。

ろう文化イデオロギー(孫悟空) 2005-06-17 22:45:05

またのコメントをありがとうございます。

「ろうは障害でなく個性、口話教育と人工内耳はいらない」というのが、ろう文化イデオロギーの主張です。

現実とイデオロギー(ジョッキ) 2005-06-19 21:13:53

>「ろうは障害でなく個性、口話教育と人工内耳はいらない」というのが、ろう文化イデオロギーの主張です

そうですか、他の人がおっしゃったように、イデオロギーと現実を区別する必要がありますね。
ご丁寧にありがとうございます。


歴史の勉強 2005-06-15 23:59:20

日本聾史学会を手伝っている関係で、最近から歴史の本を集めて勉強しています。ろう者の歴史ばかりでなく、日本の歴史全般についても幅広く勉強しています。

いちばんのお気に入りは、井沢元彦氏の著書で、歴史の意外性に興味をひかれて、ついつい深夜の0時を過ぎてしまうこともしばしばです。

歴史の研究方法には、まず史料を集めて調べる、史料の通りなのか、実地へ行って検証してみる、史料がないものはよく似た状況で再現してみる、史料がなくても体験した人・目撃した人の証言は史料と同じ扱いで記録に残す、できるだけ多くの人に会って取材するなどの方法があります。

私の研究テーマは、もちろん地元とろう教育を中心としていますが、今まで知られた歴史情報のほかに、珍しく面白い情報がないかと探しています。高齢のろう者に会って、昔の思い出話を聞いたり、古い写真を見せてもらったりしています。


日本語獲得の道筋 2005-06-14 23:05:36

「日本語の読み書きが出来る」ことは、ろう教育の大きな課題ですが、これまでは口話教育から日本語を獲得することが一般的です。口話の音声は、日本語の文字・文章によく対応しているので、日本語の獲得がしやすくなります。

「口話教育は、日本語の獲得が出来ない」という人がいますが、子どもが手話に強い興味をもって、口話よりも先に手話が母語になってしまったからです。手話は日本語とちがう言語ですから、手話が母語になると、あとで手話でいくら説明しても、なかなか日本語を受け付けません。

言葉が聞こえて話す人であっても、日本語の読み書きが不十分な人もいます。これは本を読んで勉強したり、まめに文章を書くことをしないで、話す言葉が乱れていると、日本語がおかしくなります。

口話が出来れば、自然に日本語も獲得出来るわけではありませんから、小学生になったら積極的に絵本・マンガなどを手に取って、日本語の文章を読んで楽しむ習慣をもつことが大事です。親がいつも読書していれば「親の背中を見て育つ」ように、子どもも読書するようになります。

私の場合は、家庭に兄弟が多くいて、本棚がいくつも並んでいた環境にありました。学校や遊びの帰りにひまがあると、本を取り出してパラパラとめくって眺めていました。文章が難しい本ばかりでしたが、絵や写真に説明の文章がついているので、自然に文章の意味がわかってくるようになって、ますます面白くなって、いつのまにか本好きになりました。

ところで、デフファミリー(両親がろう者)のろう児で、手話を母語にしながら、日本語を第二言語として獲得した例があります。この場合は母親が口話教育を受けていて、子どもにもろう学校で口話教育をまじめに受けさせていたというケースがほとんどです。
手話の子どもは、口話教育の日本語を見て「手話とちがう言葉」と理解しているので、手話と日本語をうまく両立させることが出来ます。口話があまり出来なくても、本をたくさん読んで書くことを繰り返していけば、自然に日本語の能力を高めることが出来ます。

ただし、同じ手話の子どもでも、手話(日本手話)と日本語の区別がつかない場合は、いつになっても正しい日本語の獲得が出来ません。もちろん本を多く読ませて書かせようとしても、頭が混乱するばかりで効果がありません。

聾者のブログ(ジョッキ) 2005-06-14 23:55:41

>ところで、デフファミリー(両親がろう者)のろう児で、手話を母語にしながら、日本語を第二言語として獲得した例があります。この場合は母親が口話教育を受けていて、子どもにもろう学校で口話教育をまじめに受けさせていたというケースがほとんどです。

そういう例に当てはまるろう者のブログを見かけますね。ご存知でしょうか?

有名な人のブログ
木村晴美さん
http://deaf.cocolognifty.com/culture/
関西デフフリースクール「しゅわっち」の代表者
http://blog.livedoor.jp/takako0814kyoto/

彼らの文章を読んで、日本語がよく出来ているなと驚いてしまいます。
だが、彼女らはブログによれば口話教育を受けた言っているそうですが、日本語が出来ていながらも日本手話を強く主張するのは何だろうと思ってしまいますね。

デフファミリーでない、聴者が親の場合は、なおさら難しいでしょうか?

同感(匿名) 2005-06-15 11:37:36

同感です。
そういえば,手話ニュースのキャスターをされている方のお子さんは附属聾ではなかったでしょうか?
聴覚口話の一流校ですね。
聴覚口話が日本語を獲得するために有効だということをきっと御存知なのでしょう。
でも,聾者の代表者の1人ですから,決してそんなことはいえないでしょうね。
イデオロギーと現実を,しっかりと見極めなければいけないですね。
たとえば,人工内耳はイデオロギー的には否定されますが,現実的には極めて有効な道具です。
なんか,勝手に書き散らかしました。すみません。
ホントこの孫悟空さんのブログは,すっきりする現実的な内容ですね。

ろう文化・人工内耳(孫悟空) 2005-06-15 21:49:29

ジョッキさん、コメントをありがとうございます。
あの彼女たちのことはよく知っています。

>日本語が出来ていながらも日本手話を強く主張するのは何だろうと思ってしまいますね。
一言でいえば、ろう文化のイデオロギーにつきると思います。

>デフファミリーでない、聴者が親の場合は、なおさら難しいでしょうか?
家庭の環境と親の意識が違いすぎて、なおさら難しいです。

匿名さんもコメントをありがとうございます。
人工内耳の子どもが音声でしゃべるところを、何人も見ているので、補聴器以上に効果があると思います。
全ろうの子どもに人工内耳が普及すると、ろう文化が消滅する危機感で、強く反対しているのだと思います。


ニュース配信より:高校野球の難聴投手 2005-06-13 22:27:51


掛川東、難聴投手森下が復帰

<目指せ!119校の頂点>

 「最後の夏に間に合った」。掛川東の森下雄太(3年)は今春、休部から復帰し、急ピッチで投球フォームを仕上げている。

 森下は4歳のとき、突発性中耳炎で難聴のハンディを背負った。それでも持ち前の明るさと身体能力の高さでカバー。中学3年時は掛川選抜として浜松選抜を完封した。森下の父展義さん(50、袋井商卒)も高校野球で活躍し、ノンプロから誘われた腕前である。強肩は父親譲りで「当時は(軟球で)遠投120メートルぐらい投げました」という素質に、強豪校など10校以上から誘われた。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。

日刊スポーツ


ニュース配信より:障害学生支援 2005-06-12 22:28:52

群馬大 障害学生全学で支援
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 障害のある学生が学びやすい環境を整えようと群馬大(鈴木守学長)は10日、「大学障害学生支援実施要項」をつくり、障害学生の支援室を全学部態勢で設ける方針を、運営会議で決めた。学生の要望に応じたオーダーメード方式。支援態勢を明文化しているのは東大、筑波大などごくわずかで、地方大学では数少ない取り組みという。

 関係者によると、要項では、各学部や研究機関などの長は、障害のある学生に対して支援することを明記。視覚・聴覚・肢体不自由などの障害に応じて学生と相談し、拡大読書機を採用したり、手話通訳やパソコンでノート筆記を助けたりする。学部長らは必要な費用を大学に請求できる。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。

マイタウン群馬 朝日新聞地域情報


聴覚障害者協会の人工内耳学習会 2005-06-11 08:29:05

中途失聴・難聴者協会で、人工内耳装用者が体験を話すことはよくあることですが、5月26日に愛知県聴覚障害者協会が全国のろうあ協会で初めて、人工内耳の学習会が行われました。

学習会で体験を話した人は成人の中途失聴者ですが、当然いろいろな質問が出てきます。子どもの人工内耳について
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子どもに手術をする人が増えているが、判断能力のない子どもの手術を親が勝手に決断してしまっていいのか、という質問については、答えを出すのが難しい問題だと思いますが、植田先生の言葉に納得させられました。手術をするかしないかの決断は、およそ就学前にしなければならず、子どもが自分で判断できない限り、誰かが決断しなければならない。決断できるのは親しかいない、ということでした。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。

たけりんの人工内耳装用記


大橋弘枝さんの本がコミック化 2005-06-09 22:04:27


ろう者の女優・ダンサーである大橋弘枝さんの「もう声なんかいらないと思った」の本が一部コミック化しました。

6月6日の全国発売で、コミック雑誌「BELOVEパフェ 命かがやく感動」(講談社・650円)のなかに掲載してあります。

少女コミックの本なので、うちの娘に頼んで買ってきてもらいました。原作のイメージ通りで、ラストの「夢を声をありがとう、お母さん」という言葉が感動的でよかったでした。一見をおすすめします。コミック本ですから、まもなく本屋で見かけなくなるかもしれません。

大橋さんについて、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。

大橋弘枝 WEBサイト ♪♪What's New♪♪

知らなかったぁ。(きよきよ) 2005-06-12 11:41:32

こんにちは!
えっ?マンガ化されたんですね。
近いウチに買ってみたいと思います。
そして、我が家でも紹介させて頂こうと思うので、TBさせて下さいネ!

はい、どうぞ(孫悟空) 2005-06-12 22:26:24

いつもコメントとトラックバックをありがとうございます。


口話教育の批判に反論 2005-06-09 00:08:26

聴覚口話教育に熱心な先生はみんな聞こえる人です。それで口話教育に批判的なろう者は「聞こえる人だから、手話ができないから、ろう文化を知らないから」と攻撃を強めます。これに対して先生たちは返す言葉を失ってしまいます。なかには「手話は有効」と心変わりする先生もいます。

ところが、私のように同じ手話とろう文化・ろう社会を知り尽くしている、ろう者が「いや、口話教育は日本語教育に有効」「口話教育を批判する人も口話教育の恩恵を受けている」「自分の経験とちがうことをいうのはおかしい」「手話を第一言語(母語)にしたろう者で、第二言語の日本語を獲得したろう者はほとんどいない」「手話教育を導入したろう学校で、日本語教育に成功しているところはない」「手話で日本語を教えた経験がない」などと反論すると、途端に総くずれとなります。

インターネットで、おかしな口話教育批判をするサイトを見つけ次第、反論を加えたいと思っているのですが、公開の掲示板がない、あっても管理人が削除してしまうので、なかなか反論の機会がありません。

しかし、「手話で日本語教育はできない」事実がはっきりしていますから、どっちみち手話教育は行き詰まって、再び口話教育が正しく評価されることは間違いありません。

「靖国神社」問題で信念を曲げない小泉首相は偉いですが、「口話教育は有効」と自説を曲げない馬場顕先生(元附属ろう学校副校長)も偉いです。

Unknown(Unknown) 2005-07-06 21:02:34

依怙地ってことばが、あなたにぴったり。
信念を曲げないあなたは、偉いですよ。
でも、偏った考え方であることも認めてね。

おやおや(孫悟空) 2005-07-06 22:09:26

口話教育批判で知られる、Dプロのメンバーも私の前では沈黙ですよ。


富山で韓国ろう者の講演 2005-06-06 23:54:40

5日(日)に、となり富山県小矢部市で開かれた「富山県ろうあ者福祉大会」に夫婦2人で行ってみました。韓国のろう者が講演に来ると友人から誘いを受けたもので、富山大会は初めての参加でした。といっても富山ろう学校同窓会などで顔見知りの人が多いので、気楽でした。

午後1時から講演が始まって、講師の韓国ろう者は、日本手話を器用に使いこなして、見る人たちを魅了させました。「韓国と日本の手話はおよそ70%共通している」ので、初めての人が韓国ろう者と交流しても違和感なくコミュニケーションできるようです。

そういえば、私も6年前に韓国のソウルに行ったときも、運よく会ったろう者と手話で何とかコミュニケーションできたことを思い出しました。
孫悟空が見た韓国

講演が終わって、質問に移ったときに、だれも手を上げる人がいなかったので、私がさっと手を上げて、「韓国のろう教育の歴史について、教えてほしい」と質問に立ちました。講師は「日本が韓国を植民地にしたときから、ろう教育が始まった」と答えてくれましたが、なるほど手話がよく似ている理由がわかりました。

次の人が「靖国神社問題」について質問に立ちましたが、講師は「ろう者の交流が大事で、政治問題は全く気にしていない」と答えて、さすがと思いました。

韓国のろう教育状況は、日本と同じで人工内耳の子どもも増えているとのことでした。人工内耳の先進国・オーストラリアで、成人した人工内耳の子どもが自分の両親を相手に「人工内耳装着は、子どもの人権侵害」と裁判で争っているそうです。

子どもの人権は尊重されるべきですが、人工内耳は大脳生理学的(脳に言葉をおぼえさせる)には2歳前後がタイムリミットで、親の親権・責任で決めざるを得ないので、裁判で争うには難しい問題です。

日本で最初のろう教育について、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
開学縁起・沿革


赤ちゃんの聴覚検査事業 2005-06-05 21:46:48

赤ちゃん難聴
県6月補正、早期発見へ検査事業費

 県の本年度六月補正予算編成で、赤ちゃんの聴覚検査事業費が盛り込まれる方針が固まった。成長の早い段階でも聴覚障害を把握できる機器を活用する。早期発見で、適切な措置を講じると言葉の発達などにもさほど支障が出ないケースも報告されており、今後の展開が期待される。(石川 浩)

 厚生労働省などによると、赤ちゃんの聴覚障害は千人に一−二人の割合で見られる。しかし、赤ちゃんは自分で訴えることができないため、ある程度成長してから言葉の遅れやテレビの音に反応しないなどがあって初めて気づくことが多い。措置が遅れると、言葉の習得のほか情緒的な発達にも影響を及ぼすとされる。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。

中日新聞ホームページ


ドキュメンタリー作家の今村彩子さん 2005-06-04 22:14:37

今晩の8時30分から、NHK教育テレビ「ろうを生きる難聴を生きる」番組で、「聞こえない世界を映像で伝えたい」を見ました。特にインテグレーションの難聴児が「寺子屋そら」に集まって、楽しそうに話し合う場面がよかったでした。

今村さん自身もインテグレーションから豊橋ろう学校に入り、愛知教育大学に進学して、映像制作技術を学ぶためにアメリカへ1年間留学したという、将来性がある若者です。

番組をご覧になれなかった方は、5日(日)朝・11日(土)夜・12日(日)朝の再放送でご覧になれます。
ほかに、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。

NHK 福祉関連番組のご案内
YOMIURI ONLINE(読売新聞)


全国どこでも正しい口話教育を 2005-06-04 00:30:00

テレビでも人気のあるラーメンチェーン店は、どこのチェーン店に行っても同じ味のラーメンが食べられるようになっています。それはチェーン本部の研修で、どこの店でも同じ味のラーメンを作るノウハウができているためです。もし、1店が勝手に味を変えると「おや、ラーメンの味がちがうぞ」と信用を失います。ラーメンの味に対するお客さんの信頼があって、チェーン店が成り立ちます。

聴覚口話法も同じで、全国どこでも正しい教育法が行われるためには、附属ろう学校を中心に定期的に研修会を開いて、積極的に参加しなくてはなりません。
「聴覚口話法はめんどうくさい、効果が出にくい、手話を入れたらいいのではないか」と勝手に思い込んで、手を抜いた教育法を行うと、あとで取り返しがつかなくなります。

附属ろう学校は先生の異動が少なく、全国から情報を集めている、いわば聴覚口話法の「メッカ」に当たるところですから、新任の先生は積極的に研修を受けてほしいと思います。

また、ろう学校教員養成を行っている大学では、必ずろう学校の経験を20年以上務めた先生が教えるべきです。ろう学校の教壇に立ったことがない人が、大学の肩書だけでろう教育を論ずる人を見ると「何いっているのか」と怒りをぶちまけたくなります。

Unknown (Unknown) 2005-07-06 21:36:56

付属ろう学校のやり方を盲信することが諸悪の根源だろう。付属ろうさえなければ、日本のろう教育は進歩していただろうに。
またまた (孫悟空) 2005-07-06 22:12:02

附属ろう学校の同窓会名簿をご覧なさい。ろうあ界をリードする逸材がゴマンといます。


似て非なる言語 2005-06-02 23:59:17

「似て非なるもの」−−−似ているが、別のものである意味だそうです。

手話のなかで、「日本語対応手話」はその名前の通り、日本語に対応した手話で、難聴者の間でよく使われているものですが、「日本手話」は日本語と異なる独自の文法を持つ言語です。

日本語と日本手話は、よく日本語と英語に例えられていますが、英語は文字から見てもわかるように、日本語とちがう言語であることがはっきりしています。日本手話には文字がついていませんが、手話の単語ひとつひとつに日本語の単語をあてはめることはできます。

日本手話に、日本語の単語をあてはめてみると、まず「てにをは」の助詞が抜け、語順も日本語の通りになりません。手話初心者が日本語のつもりで見ていると、混乱して意味がわからなくなります。

それから、日本語対応手話と日本手話は、話す内容によっては全く同じ表現になったり、ちがう表現になったりします。日本語対応手話と日本手話は「似て非なる言語」ということになります。

本当はちがうものなのに、似ているとよく間違えてしまいます。手話に限らず、人間の顔や名前、ものの形・色などが似ていると、よく間違えてしまいます。

日本手話を母語(第一言語)にしたろう者が、よく日本語の書き方を間違えるのは、「似て非なる言語」であることが最大の原因です。


ニュース配信より:石井裕也投手  2005-06-01 20:10:27


【われらピン球人】“サイレントK”中日・石井裕也投手

 ハンディを見事に吹き飛ばした。中日のドラフト6巡目ルーキー・石井裕也投手(23)が4月でプロ初勝利を含む2勝をマーク。左耳は生まれながら聞こえず右耳もわずかという先天性感音性難聴の『サイレントK』が早くも頭角を現した。〔写真:中日のルーキー左腕の石井は、難聴のハンディを乗り越え、一軍のマウンドに立っている〕
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。

サンスポ.com


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