blog言葉と心を育てる★難聴学園★2005

長岡大会の2日目 2005-11-29 22:25:07

2日目は、午前8時半に25人が集合して、マイクロバスに乗り込んで「長岡聾史探訪ツアー」に出発しました。幸い天候に恵まれて、地元実行委員会2人(ろう者・通訳者)の案内と解説を見ながら、車内は和やかな雰囲気に包まれていました。私も運営委員として、デジカメを持って写真取材して、あとで報告する役目があります。

ツアーのコースは、長岡盲唖学校跡・金子徳十カ氏の生家・長岡聾学校・長岡高校・郷土資料館・長岡戦災資料館・山本五十六記念公園・山本五十六記念館の順で回りましたが、山本五十六記念館・公園は2度目で、あとは初めて見る場所で興味深く見学しました。

長岡ろう学校の校舎はきれいで立派なものでしたが、休日とはいえ生徒数が少ないらしく、ガランとした様子でした。校長室に入ると、中央の壁に創立者の金子徳十郎の写真が掲げてあり、横の壁いっぱいに歴代校長の写真がたくさん並んでいました。

ツアーのバスは、午後0時半に長岡市商工会議所の前に止まって、他の参加者と合流しました。午後の部は1時15分から「ジンポジウム:小西信八の業績をふりかえる」と「パネルディスカスション:聾史研究団体の設立のきっかけと今後の展望」があり、私は再びビデオカメラで映像を記録して、運営委員最後の役目を終わって、ホッとしました。大会は4時半に終わって、別れのあいさつもそこそこに、車を飛ばして自宅に帰ってきたのは、午後10時でした。

大会に参加して多くの人たちと交流すると、インターネットでは伝わらない生の情報が入ってきます。まず、広島ろう学校で手話教育を導入した池頭一浩先生が養護学校へ異動になったことでした。ろう学校在籍は8年で、良心的な先生として多くの卒業生から信頼されていましたが「日本語教育は難しい」と課題を残したまま、ろう教育の現場から消えたことは残念でした。

それから、滋賀県立聾話学校で口話教育の先駆けとなった、西川吉之助・はま子親子の資料が整備されることで、再び歴史取材に行きたいと思いました。
ほかにも、ここブログで詳細を明かせませんが、ひょんな出会いで口話教育関係で貴重な人脈を得たことが大きな収穫でした。

お疲れさまです(田舎教師) 2005-11-30 23:19:36

広島ろう学校の先生の話は私が住む田舎まで話が届いていました。特定の考え方に偏りすぎた結果、学校全体が「怖い」雰囲気になっていたと聞きました。おそらく、そういった状況に危惧を感じた県教委が転勤を強いたのではないかということでした。
 教師は転勤すればそれで済みます。けれど、残された子どもたちはどうなるのでしょうか。結果がでないまま特定のイデオロギーを押しつけられた学校と子どもたちは、これからどうなっていくのでしょうか。

残された子どもたち(孫悟空) 2005-11-30 23:42:53

学校全体が「怖い」雰囲気になっていたとは驚きです。

学校は本来の口話教育に戻し、日本語第一・手話第二にすれば立ち直ると思いますが、結果を出せなかった子どもたちはもう教育の努力では手おくれで、気の毒というしかありません。

池頭先生(藤井真慈) 2007-03-30 20:46:09

池頭先生と2年間担任を組ませていただき自閉症に対する造詣が深くまた研究する姿勢に感化され大変よい影響を受けさせていただきました。ろうに今後も貢献されるとは思いますが、まさに100年に一人の逸材です。この方に学ぶべきです。それは養護であろうとろうであろうと通用する物と考えます。少なし私は社会に貢献して行きたいと学びました。

また異動で(孫悟空) 2007-03-31 06:57:12

「100年に一人の逸材」とは、歴史の偉人をいうもので、いまの人に使う言葉ではありません。

池頭先生も何年かしたら、また異動でろう学校に戻ってこられるでしょう。


日本聾史学会長岡大会の第1日目 2005-11-28 22:35:01

25日(金)の午後5時45分の終業で退勤して、すぐ車を高速道で飛ばしました。午後10時に長岡駅前のホテルに到着、部屋の風呂に入って、しばらくして仕事と運転の疲れで11時に寝ました。

翌朝の8時過ぎにホテルのレストランに行くと、運営委員の仲間たちが集まっていました。食事と雑談をすませると、ホテルの駐車場から車を出して、会場の駐車場で準備して、10時半から私の司会で会員総会が始まりました。事業報告や決算報告・次年度計画・予算案などが承認されたあとで、任期満了に伴う役員改選がありました。
私は1期(2年)だけの任期満了で退任させていただくことになりましたが、びっくりした人が多かったようです。あとで親しい人に事情を話して了解してもらいました。
退任の事情は個人的なものですが、引き続き会員として歴史研究活動を続けていくつもりです。

午後1時から本大会が始まり、全国から集まった仲間と再会を喜び合って、3時から研究発表がありました。発表者は4名と少なくて残念でしたが、最後に私は「写真で見る横尾義智の人間像」というタイトルで、パワーポイントをフルに活用した発表を行ないました。
特にタテ20センチ・ヨコ80センチの巨大パノラマ写真に注目が集まり、また人間像についても横尾を知る人から「よく話してくれた」とほめてくれて、反応はよかったと思います。

午後7時からの分科会では、私はビデオカメラの撮影係でしたが、戦時の長岡空襲をめぐる話題で盛り上がって、面白かったでした。9時からは駅前の和食レストランで飲み会におよそ50名が参加して、交流を楽しみました。


ニュース配信より:全国障害者技能競技大会 2005-11-27 21:49:16


技能「金」喜び2倍/デンソーの2社員

榎並市長(手前)に受賞を報告する3人。左から山本勝巳さん、古賀さん、山本克也さん
〜障害者大会出場〜

 山口県で10月に開催された全国障害者技能競技大会(アビリンピック)で、聴覚障害のあるデンソー(本社・刈谷市)の社員2人が金メダルを獲得した。「ろう者だからできない、と思われることが嫌だった。金メダルよりも、周りの目が変わったことがうれしい」。2人の挑戦は、周囲との関係にもいい影響を与え始めている。

古賀さん・山本勝さん 「周囲の目、変わった」

 金メダルを取ったのは、幸田製作所の古賀智子さん(23)と西尾製作所の山本勝巳さん(25)。同時に開催された技能五輪全国大会で金メダルを取った山本克也さん(21)とともに24日、刈谷市役所を訪れ、榎並邦夫市長に受賞報告した。
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マイタウン愛知 朝日新聞地域情報

★ただいま、日本聾史学会長岡大会より帰ってきました。


日本聾史学会長岡大会 2005-11-24 23:08:23

26・27日に新潟県長岡市で、日本聾史学会が開かれるので、その準備に追われています。

11月に就職したばかりで、仕事を休むわけにはいかないので、25日午後からの運営委員会を欠席し、仕事が終わり次第、車で北陸高速道を飛ばして、長岡駅前のホテルで宿泊します。

大会期間中は、このブログをお休みさせていただきます。

日本聾史学会長岡大会


ニュース配信より:ミニバスケ 2005-11-23 09:57:58


ミニバスケ、レギュラーで活躍 聴覚障害の前幸地倫君

 沖縄ろう学校小学部6年の前幸地倫(りん)君(12)=沖縄市高原=は先天性聴覚障害がありながら、高原小学校ミニバスケットボールクラブに所属し、レギュラーとして活躍している。普段は人工内耳を付けているが、プレー中は外しているため、何も聞こえない。倫君は「集中して周りを見ているので問題ない」と話し、大好きなバスケットボールに夢中だ。

 姉・沙耶さん=美里高2年=と兄・京介君=美東中2年=がバスケットをやっていたことがきっかけで倫君も始め、ミニバスケ歴は約3年。ポジションはフォワードだ。
 高原小校区に住む倫君は最初は練習だけの参加だった。大会規定の関係で、同校の児童以外が出場することができなかったからだ。しかし、父母会など関係者の熱意で、その後県ミニバスケットボール連盟が出場を承諾、倫君は6年生になってから高原小の代表として大会に出場している。
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琉球新報


ニュース配信より:中日・石井「任せろ」 2005-11-21 21:12:14

中日・石井「任せろ」野口の穴埋める左の先発役
◆ 新補聴器をリクエスト ◆

 先発ローテ入りへ準備着々だ。中日の“サイレントK”こと石井裕也投手(24)が20日、入団以来、補聴器のサポートを受けているキクチメガネのスタッフに「雨が降ったりしても大丈夫な物をお願いしてます」と、改良を申し入れていることを明かした。

 生まれつきの感音性難聴で、わずかに聞こえる右耳に補聴器をつける。それでも今季はルーキーながら中継ぎを中心に24試合に登板、3勝1敗とチームに貢献した。そんな石井が来季目指すのが、FAで巨人に移籍した野口茂樹投手(31)の穴を埋める左の先発。そうなれば投球回も増え、汗をかいたり、雨でも投げ続けないといけない状況も今季より増える。
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スポニチアネックス


ニュース配信より:豊橋ろう学校 2005-11-20 21:17:42


豊橋聾学校で授業研究会

 東海3県の聾(ろう)学校7校で構成されている「東海地区聾教育研究会」は18日午前9時30分から、豊橋市草間町の豊橋聾学校(大井眞校長)で授業研究会を開いた。同研究会は毎年開催されており、今年で第43回を数える。

 主管校の豊橋聾学校には約140人の教諭が来校し、公開授業の参観や研究会、分科会を行った。また同校体育館には3県下の園児、児童、生徒の図画工作や美術、書道などの作品も展示された。
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東日新聞


仕事の技術 2005-11-19 23:48:21

仕事に技術はつきものですが、技術をどのようにしておぼえるのか、
1)ろう学校の高等部職業科・専攻科でおぼえる
2)障害者能力開発校でおぼえる
3)カルチャースクールでおぼえる
4)専門書を買ってきて、独学でおぼえる
5)実際の仕事のなかでおぼえる
などの方法があります。

1)のろう学校ですが、ちなみに筑波大学附属聾学校の高等部専攻科では、ビジネス情報科・造形芸術科・歯科技工科があり、卒業後の就職率は高いようです。
筑波大学附属聾学校 高等部 専攻科
また、さらに高い技術を学ぶために、筑波技術大学に進学して、産業情報学科・総合デザイン学科の各専門コースが選べます。
筑波技術大学・産業技術学部

地域のろう学校に本人の希望に合う専門科目がなく、就職が心配なところでは、県外のろう学校高等部・専攻科に入学して、寄宿生活をしながら技術を学ぶこともできます。

2)の障害者職業能力開発校については、例えば石川県の場合は授業に手話通訳がつかないので、口話のコミュニケーションができることが求められる場合もあります。

3)のカルチャースクールは、月謝・教材費などの経済的な負担が大きく、手話通訳もつかないので、かなりの努力が求められます。「かがやきパソコンスクール」のように聴覚障害者支援体制が整っているスクールがおすすめです。

4)の独学については、当然ながら専門書の内容を理解する日本語力が必要であり、ああでもない・こうでもないと試行錯誤を続ける粘り強い根気が求められます。

5)の仕事のなかで、上司や先輩から教えてもらいながら技術をおぼえることがいちばん多いと思われますが、コミュニケーションが難しい重度のろう者の場合は「見よう見まね」で技術をおぼえていくしかありません。先輩のろう者がいて手話で教えてもらえば、技術を早くおぼえられます。

仕事の技術力が高まれば、職場に欠かせない存在となり、待遇条件が向上して、さらにやる気が出てきます。言葉のコミュニケーションに自信がないろう者・難聴者でも、高い技術力で成功している例がたくさんあるので、希望を持って前向きに努力すれば将来の道が開けてきます。

ご紹介を、ありがとうございました。(益田@聞こえないけど、それなりに・・・) 2005-11-21 15:37:26

かがやきパソコンスクールの益田です。
いつもお世話になっております。
この度は、ご紹介をありがとうございました。
大変光栄に存じます。
実は昨日にウチのスタッフの結婚式があり、私も京都まで出かけていきました。
そのスタッフは、自分自身の結婚式なのに、披露宴では私のために手話通訳をしてくれました。
高砂の席でですよ。
これには、本当にありがたく思いました。
披露宴会場の皆様も、感動されたそうです。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。

えっ!(孫悟空) 2005-11-21 18:49:12

花嫁さんがわざわざ手話通訳してくれるとは、前代未聞ですね。


再就職の半月 2005-11-18 23:44:01

再就職してから半月たち、仕事に余裕が出てきたので、いろいろな仕事を与えられて、出勤から退勤までの7時間30分を忙しく過ごしています。
会社における身分は、正社員・フルタイムパート・短時間パート・アルバイトの4つありますが、私はフルタイムパートとなっています。会社のトイレは1階に身障用(パイプ付き)の1台がありましたが、今までに障害者社員の姿を見たことがありません。

きのうになって、やっと制服の支給を受けましたが、それは私が太り気味でズボンのサイズが合わなくて、メーカーから取り寄せたためでした。
また駐車場も仮の場所からだいぶ近い場所に変わって、車を降りて職場に着くまでの時間が3分と楽になりました。おかげで、昼休みの食後に車内で30分の仮眠がとれます。

さて、就職・就労に必要なものは、まずコミュニケーションで、次に社会性、そして技術の3つと考えています。コミュニケーションというのは、上司の指示や同僚との共同作業がスムーズにいくための言葉のやりとりで、口話力があるほど断然有利です。
ろう教育で「手話、手話」といっても、就職・就労に手話は全く通用しません。職場で手話をおぼえてもらうためには、ある程度の努力と信用、人間的に好かれていることが必要条件で、すごく時間がかかります。

職場における社会性とは、就業規則に定められていることをきちんと守ることで、みんなで気持ちよく仕事ができることが大事で、遅刻や無断欠勤・乱暴な言葉・誠意のない態度など、周囲に不快感を与えないように注意していかなければなりません。


日本聾話学校「卒業生の歩む道」 2005-11-17 22:42:56

就職シーズンなので、日本聾話学校のホームページで「卒業生の歩む道」から一部を再度紹介します。
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卒業生の長い歴史の中で、1976年に、事業主が障害者の雇用を義務づけた障害者雇用促進法が改定され、就職の間口がさらに広まりました。それまでは、卒業生の多くが、洋裁、木工、理容、印刷など、限られた仕事に進むしかありませんでしたが、それ以降、一般の高校や聾学校の高等部に進んだ者たちのほとんどが、制限されることなく就職できるようになっています。本校の「同窓会名簿」を見れば、本校の卒業生が、銀行、保険、メーカー、情報処理会社、役所など幅広い業種に就職しているのがわかります。責任ある地位にある者も増えています。仕事に電話を十分活用している者も増えています。一方、健聴者とは口話を用いながらも、聴覚障害者同士では手話を用いて生活している者も少なくありません。会社勤めをしている幾人かの人たちの話によると、仕事では、声を出し、口話を用いていながらも、同僚や社員とは書いて、確実に伝達しあっているそうです。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。

学校法人 日本聾話学校


ニュース配信より:裁判員制度 2005-11-16 22:09:25


裁判員制度:聾学校の生徒、法廷で模擬裁判−−地裁で /岐阜

 県立岐阜聾(ろう)学校(児玉法子校長)の中学部と高等部の生徒が14日、岐阜市美江寺町の岐阜地方裁判所で模擬裁判を開いた。昨年に続く試みだが、実際の法廷を使うのは初めて。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。

岐阜:MSN毎日

この記事によると「聴覚障害者が裁判員に選ばれた場合は、手話通訳がつく」ということですが、裁判員に選ばれても仕事はどうするのか、気が乗らない、裁判所に行きたくないと思う人が多いのではないかと心配します。国民が裁判に関心を持つことは否定しませんが、私も行きたくありません。


ろう児の教育的権利 2005-11-15 21:22:43

ろう児の教育的権利に関するWFDの方針

世界ろう連盟(WFD)は、全てのろう者が、生まれたときから生涯にわたって質の高い教育を受ける権利を推進し、擁護する。ろう児は、全ての学習者と同じように、教育を受ける権利、そして質の高い教育に完全なアクセスを持つ権利を有している。

教育は、全ての人たちにとって、必要不可欠なものである。教育は、自立や市民権、適切な雇用や経済力を獲得し、自己開発を可能にするために、まず必要となる手段として理解されている。WFDは、生まれや社会的性別、年齢、障害、信仰にかかわらず、全ての人たちが有意義な教育を受ける権利を有しているとする国連の立場を支持する。国連と国連教育科学文化機関(UNESCO)は、教育は全ての人たちにとっての人権であると主張している。

ろう児は、全ての子どもたちと同じ、平等で質の高い教育にアクセスできなければならない。ろう児には、国際的な方針声明やその国の法律、その国の基準にあわせて、自分たちのニーズや人権、言語的権利、教育的権利を教育当局が尊重し、そのための支援を提供することを求める権利がある。ろう児は、全ての子どもたちと同じ学習能力や言語能力をもって生まれてくる。適切かつ視覚的で質の高い教育ブログラムと支援があれば、ろう児は自分のもっている力を最大限に伸ばすことができるし、そのようにならなければいけない。
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ろう児の教育的権利に関するWFDの方針

文中に
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一般的に、ろうの両親をもつろう児は、言語獲得やコミュニケーションの発達、教育的能力の獲得において、有利なスタートを切ることができ、成人後も労働者や市民、リーダーとして活躍している。
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とありますが、全日本ろうあ連盟をリードする人材は、中途失聴(安藤・高田・松本の各氏)を除いて口話教育で育った秀才が多く、事実と矛盾しています。日本での教育実績がないのに、海外の例を引き合いに出して、手話教育の主張を正当化しようとしても無駄なことです。


「聞こえないってどんなこと」の本 2005-11-14 23:05:11


「聞こえないってどんなこと」
聴覚障害者25人、それぞれの生き方
 
全日本ろうあ連盟 監修

ろう者の生活実態に触れることの少ない市民の要望として、耳の聞こえない人たちの生活の現実をもっと広く深く知りたいという声が多く出されています。そこで、手話を学ぶと共に聴覚障害者の問題を知りたいと願う人々や、聴覚障害をもつということはどのようなことなのか、日常どんな不便を強いられ、耐えるだけでなく、どのような考えで生活しているのかという一般的な関心を寄せる人たちのために、本書が作られました。

教師、理容師、デザイナー、写真家、ペンション経営、歯科技工士、ホームヘルパーなど各分野で活躍、また戦争・阪神大震災を体験した聴覚障害者25人の手記をまとめた。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。

おすすめの本

手記を読んでみて、職場での悩みはやはりコミュニケーションと人間関係が最も多くありました。それはろう学校でもインテでも大差ありません。悩みを解決するためには、同じ障害をもつ先輩とよく相談したり、本屋へ行ってビジネスの本を買って勉強することが最良の道です。


中日スポーツ・石井投手 2005-11-13 21:18:48


石井と高橋聡、先発ローテ対決

 先発左腕の座を懸けたサバイバルは石井裕也投手(24)が一歩リードした。中日は12日、北谷球場で紅白戦を行い、来季先発のローテ入りを期待される石井と高橋聡文投手(22)のライバル左腕2人が投げ合った。そろって5イニングを投げ、石井は無失点、高橋聡は2失点と明暗を分けた。

 勝てば天国、負ければ地獄だ。5イニングを無失点の石井と、2失点の高橋聡。森投手チーフコーチの評価はクッキリ明暗を分けた。石井を「先発のチャンスも出てくるだろう」と、ローテ入りの有力候補に浮上させると、高橋聡については「まだダメだな」と、一言で出直し通告だ。
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中日スポーツ・ドラニュース


ニュース配信より:就職面接会 2005-11-12 22:06:51


障害者に働く場を
伊賀のホテルで就職面接会

 求職活動中の伊賀地域の障害者を対象にした就職面接会が十一日、伊賀市平野中川原の上野フレックスホテルで開かれ、身体、知的、精神障害者七十五人が訪れた。

 伊賀公共職業安定所などの主催。伊賀地域の福祉施設や製造業など二十一の事業所がブースを設けた。

 参加した七十五人は男性五十三人、女性二十二人。年齢は十八歳から七十六歳で五十代が中心。再就職を目指す人がほとんどだ。

 希望する事業所の席に着き、人事担当者に自己紹介したり、仕事内容や雇用条件などを尋ねたりした。

 耳の不自由な人には手話通訳員ら三人を配置。手話を通して話が弾み、終始和やかな雰囲気で面接が進んだ。
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中日新聞ホームページ

私の地元・金沢で開かれた就職面接会も同じような光景でした。


ろう者コミュニケーションの諸問題 2005-11-11 22:25:03

ろう者のコミュニケーション問題について、参考になりそうなページを以下紹介します。筆者は中途失聴のろう者で、現在は神奈川県聴覚障害者連盟の理事長を務める野沢克哉氏です。内容は20年前に書かれたものです。
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特集/聴覚障害者のコミュニケーション
ろう者コミュニケーションの諸問題
野沢克哉*

 筆者に与えられたテーマは「ろう者コミュニケーションの諸問題」である。命題者がここで考えている“ろう者”とは、コミュニケーションにおいて手話も必要とする程度の重度聴覚障害者および筆談だけでは文章力等に問題があって十分なコミュニケーションが困難で、手話や手話通訳者を必要不可欠とする聴覚障害者である。従って、筆者も命題者の考える状態の聴覚障害者のコミュニケーションの諸問題として述べることにする。

T 機能語等の習得が不十分であった場合
 聾教育には「9歳の壁」ということばがある。これは主に助詞、副詞等の機能語の習得が容易にできなかったため、抽象的思考が十分にできないとか、文章能力を含めてコミュニケーションのレベルが小学3、4年程度で停滞してしまうようなことを指している。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。

特集/聴覚障害者のコミュニケーション


NHK教育テレビで石井投手 2005-11-09 23:15:51

プロ野球はシーズンオフですが、中日ドラゴンズの石井裕也投手の活躍ぶりが、
NHK教育テレビ「福祉ネットワーク」で、11月28日(月)の午後8時から
8時29分までに、全国放送される予定です。


ニュース配信より:聴覚検査 2005-11-08 21:46:41


聴覚 再検査でも落ち着いて

結果の確定までには時間 障害あっても話しかけて

 生後2日から数日の赤ちゃんに聴覚検査を行う産院が増えている。ところが、「要再検査」となった場合に十分な説明や手助けが得られず、親が不安ばかりを募らせたり、ショックを受けて育児に支障をきたしたりするケースが出てきている。検査の意味や要再検査となった場合の対応を、専門家に聞いた。

 東京都内の主婦(30)は昨年9月、産婦人科の個人病院で長女を出産した。入院中、聴覚検査について「自費で行う任意の検査です」と説明され、軽い気持ちで受けた。退院日、廊下で医師にあいさつをした際、「耳が聞こえないかもしれない」と軽く言われ、驚いた。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。

YOMIURI ONLINE(読売新聞)

問い合わせ先:unhs_simpo@yahoo.co.jp


三日三月三年 2005-11-07 22:44:42

新しい職場に勤めてから公休日を除いて数えて4日目になりました。

昔、源氏鶏太のサラリーマン小説「三日三月三年」を思い出して、最初の三日を我慢すれば三月もち、三月辛抱すれば三年耐えられるといわれていますが、どちらかといえば我慢・辛抱よりも「仕事に喜び」の気持ちが勝っていて、仕事の要領を覚えて、職場の雰囲気にも慣れてきて、快適に過ごしています。

採用されると、普通は最初の3ヶ月が<試用期間>といわれていますが、職場に適応できるかどうかは<最初の3日間>で決まります。この3日間で早く仕事を覚えて、結果を出す必要があります。

プロ野球の新人選手が初めて試合に出て、打席で三振したり、守備でエラーをしても「まだ新人だから」と大目に見てくれます。しかし、3試合・5試合・10試合と監督が我慢して試合に出してもらいながら、いつまでもヒットが打てないと「あいつは使い物にならない」と見捨てられてしまいます。

職場でも同じで、いつまでも「素人だから、障害者だから」と甘えて努力を怠ると、周囲から冷たくされていまいます。不慣れな仕事にミスがつきものですが、ミスがあったら素直にミスを認めて、同じミスをまたやらないようにします。

プロ選手もサラリーマンも同じで、常に<プロ意識>を持って、周囲の期待に応えられるように、常に自己研鑽に努めていかなければなりません。


NHK教育テレビ「デフNetかごしま」 2005-11-06 23:58:30

きのうのNHK教育テレビで「デフNetかごしま」を見ました。
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30日(日)朝
11月5日(土)夜
11月6日(日)朝 羽ばたけ子供たち
〜鹿児島の草の根教育支援〜

鹿児島市に住む澤田利江さん(37歳)は聴覚障害児の学童保育施設「デフキッズ」、学習塾「デフスクール」など聞こえない子供達をサポートする四つの事業を行うNP0法人「デフNet」の理事長。自身が聴覚障害者である澤田さんは、教員資格を生かして子供達と関わる仕事がしたいと、この世界に入った。「デフキッズ」では鹿児島在住のアメリカ人ろう者と対話授業をおこなったり、手話ニュースを見て子供達に議論をさせるなど広く社会に目を向けさせる一方で、「デフスクール」では基礎学力を養う事で学校生活への適応を目指すなど多様な支援を展開する。澤田さんの“武器”は自身がろう学校と普通校の双方で学んだ体験をもつため、ろう学校、普通校それぞれの場でどのような支援が必要か、子供の目線で理解できること。聴覚障害児を持つ親の間では、子供の聞こえの状況によって、ろう学校での教育から普通校での適切な支援の下での教育までニ−ズは多様化する一方。澤田さんの活動を通じて、特別支援教育の下、これからの聴覚障害児の教育支援はいかにあるべきか考える。
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NPO法人理事長の澤田さんは、ろう学校とインテグレーションを経験した人で、子どもに日本語の文章を手話でこまかく教えている場面がありました。

私も手話で日本語を教えた経験がありますが、子どもがウンウンと理解できても小学校レベルまでで、それ以上は本人が努力して本を多く読んで書く経験を積まないと、本当の日本語・学力が身につきません。


NHKスペシャルの「サイボーグ技術」 2005-11-05 23:19:38


今晩9時から、NHKスペシャルの「サイボーグ技術が人類を変える」番組を見ました。そのなかに人工内耳を装着した男児の記録が映っていました。
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● 11月5日(土)放送の
「立花隆 最前線報告 サイボーグ技術が人類を変える」

 身体の一部を機械に置き換え、脳が機械と直接つながったシステム・サイボーグ。SFの世界の話だと思われていたサイボーグが今、現実のものになろうとしている。
そして今、サイボーグを実現可能にする技術として最も注目を集めるのが、脳の情報を利用する技術・神経工学だ。
 NHKでは、脳研究を中心に科学の最前線を取材してきた“知の巨人”立花隆さんとともに、この夏、サイボーグ技術の行方を見つめるため、世界各地での徹底取材を行った。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。

NHK SPECIAL HOME PAGE

再放送の予定は【総合テレビ】にて11月8日(火)午前0:15〜1:29(7日(月)深夜の放送です。


ニュース配信より:運転免許 2005-11-04 21:44:56

運転免許:聴覚障害者にも取得の道を 聾唖連盟が要望

 自動車の運転免許試験で、一定以上の聴力がなければ免許を取得できないことについて、警察庁は制限撤廃の検討を始めた。「全日本聾唖(ろうあ)連盟」(東京都新宿区、会員約2万6000人)が以前から要望していたもので、先進国の多くは大型車などを除く普通免許については聴覚障害の有無で制限していない。同庁は今年度中に制限撤廃に関する結論を出す方針で、同連盟は「車は生活や仕事に欠かせない。障害者の社会参加を理解してほしい」と訴えている。【佐々木洋】
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MSN毎日新聞


職場のコミュニケーション 2005-11-03 22:52:53

だいぶ以前に書いたことですが、ろう学校で口話教育を受け、大学に進学して、卒業した秀才が銀行に雇用枠で採用されたが、身分は嘱託社員で毎日のようにお茶くみやコピー取りなどの雑用に使われて、希望を失って退職したという似たような問題がたくさんあります。

こういう問題は、ろう者・難聴者本人の言い分だけを聞いても、なかなか解決の糸口が見えてきません。採用・雇用する企業側にも言い分があり、素直な気持ちで聞く必要があります。

私が面接に行ったときに感じたことは、「聴覚障害でどのくらいのコミュニケーションが出来るのか」という企業側の不安でした。仕事を教え覚えてもらうためには言葉のコミュニケーションが成立しなくてはなりません。

相手は「話す言葉が聞こえているのか」という不安がありますから、話を聞いてウンウンとわかったように頷くだけではダメで、必ず同じ言葉を言い返す<復唱>をして確認する習慣が大事です。

話の全部でなくても、ポイントになることを復唱して応えれば、相手は「ちゃんと言葉が聞こえているな」と安心して、次の話に移れます。ちょうど卓球の玉がポンポンと交互に打ち返すようになると、言葉のコミュニケーションが成立します。

相手の話がわからないときは、わからない顔をすれば、もう一回話したり、言葉を変えて言い直したり、文字に書いたりしてくれます。わからないのに、わかったフリをすることは禁物で、あとでとんでもないトラブルになります。

企業側は、聴覚障害者のコミュニケーションを見て、配置すべき職場と待遇条件を決定します。また、コミュニケーションが成立しても、どのくらいの実務能力があるか不安もありますから、しばらくの間は雑用をやらされることがあります。
「なんでこんな雑用をやらされるのか」と不満に思っていると、顔や態度に出てきますから、周囲から敬遠されて不利な立場になってしまいます。

不平不満を一言もいわないで「仕事をさせていただく」喜びをもって、黙々と誠実に仕事を続けていけば、周囲から信用されて「こういう仕事をやってみないか」というチャンスが必ずやってきます。


コミュニケーション 2005-11-07 21:53:06

よく「聴覚障害者はコミュニケーションに悩む」といわれていますが、言葉がよく聞こえる人でもコミュニケーションに悩む人がいます。

コミュニケーションには「言葉のコミュニケーション」と「心のコミュニケーション」があって、聴覚障害者の悩みは言葉のほうで、そうでない人は心のほうで、あるいはその逆だったり、両方であったりします。

聴覚障害者の場合は、言葉が耳に入りにくいですから、「言葉のコミュニケーション」が不完全になるのはしかたがありません。不完全だから悩んでいたらきりがありません。どうにもならないことは、それを当たり前のこととして受け止めて、「気にしない」ことで悩み・苦しみから開放することができます。

「心のコミュニケーション」についても、ものの考え方・心の持ち方次第でどうにでもなるもので、悩み・苦しみは全て自分の未熟が原因と思って、本人自身がもっと人間修業していく必要があります。ひとりの努力では限りがありますから、先人の教えに学ぶことが大事です。

また、言葉と心は別々のものではなく、一体のものであって、心がけがいい人は言葉もいいものになります。やさしい心の人はやさしい言葉で人間関係がよくなります。心が荒れた人は言葉も荒れて、人間関係でトラブルを起こします。


入社の日 2005-11-01 22:30:28

きょうはいよいよIT産業の有名企業に入社する日で、朝から期待に胸を膨らませて、時間を早めに自宅を出て車のハンドルを握りました。開発校に向かう方向とちょうど反対で、市中心の幹線道路を走りますが、北陸本線の踏み切り付近で渋滞する以外はスムーズで、定刻より40分早く着きました。近くのスーパーの駐車場に車を止めて、企業から送られてきた資料に目を通しながら、定刻を待ちました。

定刻の10分前に、再面接と同じく本社ビル玄関前に車を止めて、2階の受付に来訪を伝えて、ロビーで待っていると、小さな会議室に通されて、そこで入社手続きに必要な資料を総務社員に手渡して、社内規則などの説明を聞きました。

制服が支給されるということで、エレベーターで最上階5階の部屋に行って、制服のサイズ合わせをしました。それが終わると1階に降りて、駐車場の地図をもらって、車を第二ビルに近い指定の駐車場へ移動させました。

車で通勤する社員が多いので、駐車場がたくさんあって、いちばん遠いエリアが指定の場所でした。車を止めて、第二ビルまで歩いてみると、かなりの距離で5分以上かかりました。

社員通用口で、総務社員からIDカードによる出退勤の説明を聞いて、下足箱やロッカールームに案内されました。そして、私の職場になる2階に上がって、初めて上司や社員らに紹介されて「○○と申します。よろしくお願いします」とあいさつしました。

若い社員といっしょに、2階の職場以外に1階から5階までの関係部署に案内され、次々と紹介されて、あいさつしました。2階の職場に戻るまでに延べ20人ぐらい紹介されましたが、再面接と実地テストで会った社員以外は、たくさんの名前を覚えられるはずがありません。

職場でデスクにすわって、私の業務について説明を受けましたが、ワープロ文書が事前に用意してありました。といっても、業務内容が多岐にわたっているので、説明のたびに頭がパニックしてしまいそうでした。

私が担当する業務内容は、企業情報で詳細を明かせませんが、一言でいえば商品の管理で、入荷した商品を仕分けして、パソコンにバーコードリーダーを使ってデータを入力するものでした。商品の仕分けは立ち仕事になりますが、データ入力はデスク仕事なので、だいたい半々で体力的な心配をしなくていいようです。

趣味のパソコン歴が25年と長く、商品の知識を持っていたことが役に立って、仕分けやデータ入力がけっこうスムーズに進んで、初日で何とか仕事らしい仕事ができたと実感がわいてきて、6時前に夕暮れのなかを帰途につきました。


Unknow(田舎教師) 2005-11-02 22:48:37

自分の初出勤の時のことを思い出し、感動してしまいました。同僚の名前を覚えたり、コミュニケーションをとったり、社風になじんだり、「働く」というのは、「与えられた自分の仕事」以外のあれやこれやがやはりたいへんなのですね。
 実に参考になります。

職場の2日目(孫悟空) 2005-11-02 23:32:40

まだ2日目ですが、コミュニケーションも人間関係も何ひとつ不安がないので、早くも職場に受け入れられている雰囲気で快適に仕事しています。

ご無沙汰しています。(きよきよ) 2005-11-07 21:02:25

すっかりとご無沙汰してしまっててゴメンなさい。
新しい企業(職場)にはもう馴れられたのでしょうか??
私も開発校から、今の企業に入社した日の事を思いだしながら読んでいました。
これからの孫悟空サンの活躍を遠く離れた地からもお祈りしてますね。

三日三月三年(孫悟空) 2005-11-02 23:13:41

きよきよさん、お久しぶりのコメントをありがとうございます。

出勤してから数えて4日目ですが、仕事の要領を覚え、職場の雰囲気にも慣れて、
いわゆる「三日三月三年」で乗り切れそうです。


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