去る10月8日〜11日に東京で、第11回全国中途失聴者・難聴者福祉大会が開かれましたが、その大会の映像が30日のNHK教育テレビ「ろうに生きる・難聴に生きる」で放映されました。
この大会の大きな特徴は「オープンカレッジ」(公開講座)と「聞こえの商店街」(福祉機器展)ですが、公開講座のなかに「難聴児教育」がありました。
講座で、日本手話学会会長で難聴者でもある森荘也氏が次のように話されました。(字幕タイトルから引用)
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難聴児教育について、これまで「谷間の子どもたち」といったことばが使われてきました。聞こえる子ども、そしてろうの子ども、その間にいる子どもたちですね。こういった子どもたちを谷間の子どもたちという言い方をしてきました。こういった子どもたちに対しては、どんな教育をしていったら良いのかというような研究や議論が不十分なまま続いてきました。
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森氏自身もインテグレーションした「谷間の子ども」を経験しているので、具体的で説得力のある内容になったようです。
森氏の「不十分なまま」というのは、難聴児教育が聞こえる先生・専門家によって研究・議論されたのであって、インテを経験した難聴者自身がこれに参加することがなかったからです。
今は、森氏のほかに、全日本ろうあ連盟東京事務所長の大杉豊氏、東京都聴覚障害者協会事務局長の越智大輔氏、茨城県聴覚障害者協会会長の末森明夫氏などから意見・主張が出されています。しかし、主張の内容はいずれも似たりよったりで、手話と日本語獲得の関係については依然としてあいまいなままです。
2004/10/28 台風23号 FAX避難指示なし、聴覚障害者取り残され 補助制度で設置が…
◆補助制度で設置したのに
台風23号で大きな浸水被害が出た兵庫県豊岡市や京都府宮津市などが、聴覚障害者宅に連絡用ファクスを購入補助制度で設置していながら、避難勧告や被害状況など、緊急事態を知らせる情報を送信していなかったことが二十八日、わかった。豊岡市では、危険が迫っていることを知らず、床上浸水した自宅に取り残された人もおり、災害時の聴覚障害者への連絡体制の不備が浮き彫りになった。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
YOMIURI ON-LINE 関西
インテ(地域学校)に通っている難聴の子どもが、クラスでだれも助けてもらえなくて孤立化して苦しんでいるという問題はよく聞かれます。
困っている人を見たら助けてあげるのが人間のつとめ(援助行動)ですが、多数の人がいるところではかえって援助行動が行われにくいということがあります。これを心理学で「傍観者効果」と呼んでいます。
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傍観者効果(Bystander Effect)
助けを求めている人がいる場面でも、それを見ている人が多い場合は、援助は起こりにくい。
「自分が助けなくても誰かが助けるだろう。」 ・・・責任の分散
「自分が助けなくても自分だけが非難されることはない。」 ・・・非難の分散
↓
面倒なことに巻き込まれるより、何もしないほうが得策だと考える。
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インテの孤立化は、たぶん「傍観者効果」が働いているためと思われます。インテに限らず、ろう学校を卒業して社会に出ると、やはり職場で孤立化してしまう問題もよく聞かれます。
「傍観者効果」について、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
心理学トピックス 3
かくいう私も、職場で必要な情報を教えてもらえないで孤立したことがよくありましたが、「人がたくさんいるところでは、だれかが教えるだろうと思って、だれも教えてくれなくなる」と考えていましたから、気にしませんでした。
この「傍観者効果」から自分を守るためには、周囲の人から好かれる、役に立って感謝される、困っている人を見たら、積極的に助ける。特定の人と親しくなることを心がけることです。「だれも助けてくれない」と愚痴をこぼしていると、人が寄り付かなくなって、問題が改善されません。
火災警報器:
聴覚障害者に配慮 「音」以外の警報を導入
消防法の改正で、すべての新築住宅に火災警報器の設置が義務付けられるのを前に、総務省消防庁は聴覚障害者に配慮し、光や振動で火災を知らせる方式を加えることを決めた。警報ブザーや非常ベルでは、聴覚障害者が火災に気づかないおそれがあるためだ。今後、熱や煙に反応して光が点滅するなどの新たな火災警報器が日本でも設置されていくことになる。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
MSN-Mainichi INTERACTIVE 今日の話題
秋季国体今日開幕 鳥取聾学校の前島博之君
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埼玉県で23日から開かれる第59回国体「彩の国まごころ国体」秋季大会に、鳥取聾(ろう)学校高等部1年の前島博之君(16)=気高町浜村=が、16歳以下の少年男子B・走り高跳びに出場する。聴覚障害のため助走のリズムがつかみにくいという難関もあったが、今は自己最高の1・95メートルを目指して神経を集中させている。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
MYTOWN 鳥取
新潟県中越地震でテレビの放送が徐々に通常の番組に戻りつつありますが、被災地では周りの人々はみんな自分の家族を心配することで頭がいっぱいですから、聴覚障害者にとって具体的にどうしていいのか、10年前の阪神大震災を経験した聴覚障害者の情報が教えてくれます。
下のリンクでご覧下さい。
いざ地震になったら
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避難所について思う事
ろう者の人探しは、明るい時にしましょう。夜は絶対に無理です。照明が暗い所では、声だけが頼りです。
被災当初は近くの避難所へ逃げ込むのは、止むを得ませんが、できれば、手話通訳が常駐しているろう者専用の避難所を決めておいた方がいいと思います。孤独にならないし、情報も伝えやすいと思います。
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避難所でたとえ文字の情報(掲示板)があっても、音声のほうがいち早く多くの情報が伝わるので、聞こえる家族がいない家庭は、手話通訳が常駐している避難所へ行くのがいちばん確実で安全と思います。
停電でテレビが使えなくなり、電話回線の不通でFAXが不通になると、残る情報伝達手段は携帯メールしかありませんが、その電源が切れたら車のシガーライタから取るしかなく、車にもガソリンが残っていないといけません。
今回の新潟県中越地震は、阪神大震災と比較して軽く見られがちですが、避難民が10万人を超えると想像するだけでも大変なことだと思います。
歯がゆいですね (うな) 2004-10-26 17:58:22
阪神大震災のときに、日本政府はなにを学んだんでしょうか。
障害者の方や寝たきり老人で自分では身動きできない方は
どうしているんでしょうか。
心配するしかできなくて、せめて募金だけでもと思っています。
ひとり暮らしは (孫悟空) 2004-10-26 21:51:23
>障害者の方や寝たきり老人で自分では身動きできない方は
>どうしているんでしょうか。
元気な家族がついていれば大丈夫ですが、ひとり暮らしは
他人の助けが来るまで、ただ待つしかありません。
沖国大AO入試に合格 沖縄ろう学校の小嶺舞子さん
沖縄国際大学のAO(アドミッション・オフィス)入試で、聴覚と視覚にそれぞれ障害を持つ生徒2人が合格した。沖縄ろう学校高等部3年の小嶺舞子さん(17)=具志川市=は高度の難聴者で、同校からの大学進学者は初めて。将来は福祉の仕事に就くことを目指している。糸満高校3年の金城彩花さん(18)=東風平町=は、全盲という障害に負けず、英語教師になることが夢だ。AO入試は、高校の活動や面接を重視し、人物本位で総合的に選考する入試方法。沖国大に高度難聴者が入学するのは初めて。大学では講義を筆記するボランティア学生の依頼など、受け入れ準備を進めている。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
琉球新報ニュース
新潟県中越地震の安否情報が聴覚障害者にとってもすごく気になるものですが、インターネットを使った迅速な情報提供サービスが出ています。
くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
新潟県中越地震 聴覚障害者関連情報サイト
10年前の阪神大震災で、聴覚障害者の安否情報はもっぱらFAXが頼りでしたが、支援本部に全国各地から励ましのFAXが殺到して、必要な情報伝達と支援活動ができなかった問題がありました。「励ましのFAXを送らないで下さい」といっても、現場の様子がわからない人には意味が通じません。結局、別に非公開のFAX番号を設置して、支援活動したということでした。
インターネットを使った支援活動もいいですが、実際は聴覚障害者家庭の多くがネット利用しているわけではないので、今後もFAXとテレビが情報伝達の主流になると思われます。
情報支援が大事ですネェー (KODO3) 2004-10-27 12:00:47
新潟中越地震でも電気・ガス・水道・通信のライフラインが停止しています。そんな時の不安を少しでも解消して安心するのは情報支援ですねぇー。
被災地の方を勇気づける情報提供をお願いします。
きょうの夕方から新潟県小千谷市で震度6強の地震が3回続けて起きましたが、私の住む金沢市でも震度3ぐらいの揺れを感じました。
くわしいことはテレビの臨時ニュースで伝えていますが、まず思い出したのが40年前に起きた新潟地震でした。このときに新潟ろう学校の男子生徒が地震のショックで亡くなったという痛ましい出来事がありました。
さきの台風とこんどの地震で相次いで大きな災害が起きたときに、いちばん苦しい立場に立たされるのが障害者で、聴覚障害者の場合は停電になると頼みとなるFAXやテレビが使えないので、情報とコミュニケーションが遮断されて孤立してしまいます。
今は携帯メールがあるといっても、電池が切れたらおしまいで、聞こえる家族(親・兄弟・子ども)がラジオで情報を聞いたり、だれかが外に出て声を出して助けを求める必要があります。
下のリンクで、1964年の新潟地震をご覧下さい。
新潟地震(1964年)被害写真
きょうは以前に録画しておいた「時空警察パートW」(字幕付き)のビデオを見ました。
織田信長・伊藤博文・坂本竜馬などの暗殺事件について、真実か仮説かどうかわかりませんが、歴史の意外な側面を見て面白かったでした。続く「パートX」は来年正月に放送予定です。
さて、そろそろ学校の文化祭・学園祭のシーズンですが、10月31日(日)に筑波大学附属聾学校で文化祭があります。
東京都内・近郊にお住まいで興味がある方はご覧になるといいでしょう。
くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
筑波大学附属聾学校文化祭
音というのは、空気の振動によって起きるものであることは、だれでも知っていると思います。
空気の振動は目に見えないので、空気の代わりに水を使うと、振動がよくわかります。
池に小さな石を投げ入れると、小さな波紋(振動・波動)ができます。大きな石を投げ入れたら、大きな波紋が出来て、小さな波紋をかき消してしまいます。
騒音が激しいところで、人の話し声・会話がよく聞き取れないのは、騒音の振動が大きすぎて、会話の声(振動)がかき消されてしまうためです。
手話は、手を中心に指・腕・体・顔を動かしているので、からだ全体から<振動・波動>が発生しています。
ろう学校の口話教育は、子どもたちに日本語を獲得させることがいちばんの目的で、聞こえる子どもと同じように、口話で日本語を音読することを徹底すれば、日本語の「波動」が身につきます。
しかし、子どもが持っている手話の「波動」が強ければ、どんなに努力して教育しても、日本語の「波動」を受け付けないで、すぐに忘れてしまって、日本語がなかなか身につきません。
手話で日本語の意味を教えて、わかったとしても、それは手話の「波動」でわかっただけであって、日本語ができることにつながりません。
「本をたくさん読んで、日本語を獲得する」とよくいわれていますが、これは頭のなかで<日本語の音読>をしながら読んでいるので、本にある文章とよく合って、意味がわかって面白くて、長続きしてできることです。
手話の「波動」が強い子どもは、目だけで日本語の文章を読んでいるので、深い意味がわからないで面白くない、文章の「てにをは」とかみ合わないので、思うほどの効果が上がりません。
FAXや携帯メールのやりとりで、日本語の文章力を上げることはできるでしょうが、たいてい相手の文章をまねて書いている場合が多いので、相手が変わったり、長い文章になると、途端にくずれてしまいます。
人間が話す言葉にはリズムがあると考えられます。よく講演上手といわれる人は、言葉に心地よいリズムがあって、多数の聴取者を惹きつけます。
また書く文章にもリズムがあって、よく読まれている本ほど心地よいリズムの文章で書かれています。
ろう者・難聴者でも、日本語(口話)で話すときと、手話(日本手話)で話すときのリズムがあきらかに違うということを感じています。
リズムというと、主に音楽で使われている言葉なので、最近出てきた「波動」という言葉に置き換えてみます。
「波動」というのは、ネットで調べてみると、
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私たち人間を含め、世の中の万物は振動していることをご存じですか?
量子力学という最先端の物理学により物質の根源が分子−原子から、さらに小さい「素粒子」というものであることが説き明かされつつあります。原子や素粒子は微弱ながら絶えず振動しています。
その振動を「波動」と呼び、全ての物質や世の中の現象はこの波動に始まっているといえます。
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と、何やら頭が痛くなりそうですが、
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波動には「共鳴現象」というものがあります。
たとえば同じ周波数の二つの音叉を用意して一方を鳴らすと、もう一方は何もしなくても鳴り出します。これを「共鳴」といいます。
テレビが写るのも携帯電話で会話ができるのも、発信した周波数に受信機が共鳴・同調した結果です。つまり波動が同じ者同士は常に「共鳴現象」が起こるということです。
人もまた、自分自身から様々な波動を出しています。「あの人とは気が合う」などという場合は、相手があなたと同じような波動を持っているということになります。
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となると、テレビのチャンネル(波長)と同じだとわかってきました。
難聴者が聴者とのコミュニケーションが成立しにくいのは、聞こえと発音・話し方が不完全で「波動」が合わないと思えば、よく説明がつきます。
ろう者はほとんど聞こえない・話せませんから、言葉の「波動」が大きくズレて、コミュニケーションが成立しません。
ろう者とコミュニケーションしようと思って、聴者が手話を猛勉強して努力しても、手話にも「波動」がありますから、それが合わなければ、ぎこちないコミュニケーションになって、疲れてしまいます。
手話(日本手話)を早くから母語にした子どもが、日本語でたくさんの単語をおぼえても、文章を書くときに「てにをは」を必ず間違えてしまうのは、言葉の「波動」が合わないことがいちばんの原因です。
プロ野球のアメリカ大リーグで、日本のイチロー選手が最多安打の大記録をなしとげ、日本政府から国民栄誉賞の打診があったとき「モチベーションの低下」を心配して辞退したそうですが、「イチロー選手はやはりすごい選手だ」と思いました。
この「モチベーション」というのは、辞書でみると
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モチベーション 【motivation】
(1)
⇒動機付け
(2)動機や意欲を与えること。刺激。熱意。
〔商品購入の動機や,仕事や試合のやる気などをさしていう場合が多い〕
どうきづけ 【動機付け】
〔motivation〕
生活体(人や動植物)を行動へ駆り立て,目標へ向かわせるような内的過程。行動の原因となる生活体内部の動因と,その目標となる外部の誘因がもととなる。モチベーション。
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とあります。
インターネットで、ろう者・難聴者が自分でホームページ・掲示板・プログを始めるところが増えていますが、毎日のように更新を続けているところは少なく、若い人ほど「息切れ」してしまう傾向があります。
せっかくの志(こころざし)と優れたコンテンツ(内容・情報)を持ちながら、数年で消えてしまうことは大変残念なことです。
若い人が「息切れ」する原因は、経験と人脈が乏しく、常に新しい情報が集まらず、目標を見失い、また精神的にも未熟であったかもしれません。
毎日・毎週欠かさず発行している新聞・雑誌は、いつも情報を集めなくてはなりませんから、イスに座っていないで、外に出て積極的な取材活動をしています。
現状に満足せず、いつも問題を提起して、自分の能力を向上させていくことが、モチベーションの持続になり、そして思いがけないところから、人生の道・チャンスが開けてくることもあります。
第1章 ろう学校の目標と教育課程
1.ろう学校の目的・目標
(1) ろう学校の目的
ろう者に対する教育の目的は,教育基本法の定めるところによらなければならない。
教育基本法第一条(教育の目的)教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたっとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行わなければならない。
ろう者は,聴力に障害があり,言語の修得をはじめ,広く学習上に多くの困難をもっているので,心身の発達上種々の遅滞偏向を招く傾向がある。
したがって,その教育については環境の調整と,指導上の配慮が,特に必要である。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
http://nierdb.nier.go.jp/db/cofs/s32sejd/chap1.htm
テレビ番組表をみると、字幕付きの番組がめっきり増えてきました。福祉でもらう字幕放送受信機の1台では間に合わないので、ネットのオークションで中古2台を破格値で安く購入しました。
最初に福祉でもらった1台は居間に置いていますが、あとの2台は私の部屋に置いて、ちがう番組を見たり、録画したりします。
受信機は、昔いくつかのメーカーから出ていましたが、現在は東芝製だけになりました。何回かモデルチェンジしていますが、字幕で見るだけなら中古で十分です。受信機のほかに、テレビに内蔵したものがありますが、品薄で高価であるうえに、字幕付きで録画できないのが短所です。
字幕付きの番組をビデオに録画するには、まずアンテナ・ケーブルを受信機につないで、受信機からビデオケーブルをビデオデッキにつなぎます。さらにビデオデッキからビデオケーブルをテレビにつなげば、映像を確認しながら録画ができます。
東芝の最新製品について、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
http://www.toshiba.co.jp/webcata/av/tt_mt4.htm
きのうの深夜に、サッカーのワールドカップ・アジア1次予選で、日本がオマーンに勝利して、予選突破を果たした瞬間までにテレビ観戦をしました。翌日の新聞記事のなかに「基礎工事には時間がかかるが、いったん土台ができると完成に向けてのスピードは早い」とありました。
口話教育でも同じことで、聞こえない子どもが言葉(日本語)を覚えるまでの基礎工事にものすごく時間がかかって、先生や両親を心配させます。聞こえる子どもと比較にならなくても、最近は手話で自在にコミュニケーションする子どもと比較してみて、よけい心配になってきます。
しかし、手話で育った子どもは結局小さな土台を作っただけであって、小屋以上に大きな建物(日本語・思考・情報)は建てられません。
口話教育をきちんと受けた子どもは、時間をかけて大きな土台を作って、その上に大きな建物が建てられます。
言語・思考のもとになる土台を作るための基礎工事は、3歳ぐらいから輪郭をあらわし、6歳までに土台が完成します。土台を作るチャンスは6歳までの1回だけで、もし土台に欠陥があっても、言語を司る頭脳はセメントのように固まってしまうので、作り直しが出来ません。
そして、日本語に失敗した子どもは、成人してから死ぬまで「日本語コンプレックス」に悩まされます。口話教育で日本語を獲得した子どもは、成人して「ろう者社会」にあって、大きな役割を果たせます。今の聴覚障害者団体で会長・事務局長などの要職にある人は全て中途で難聴になった人か、口話教育をきちんと受けた人ばかりです
統合教育 (みみ子) 2004-10-16 12:29:45
私の子どもは二人とも障害児ですが、同じ障害を持つ子どもの親の中には、「小さいうちは差が目立たないからみんな(健常児)と一緒に遊ばせて、みんなについていくのが無理だとわかってから療育を始める」という人がいます。
健常児と同じことをする習慣だけがついてしまい、その子の弱点を補うことが家庭はもちろん園や学校でもされていないため、障害児クラスや療育機関に入ってもまったくなじめません。親や先生があせればあせるほど、子どももかたくなになり、問題行動が起きてきます。
小さな時からそれなりの教育を受けてきた子と、統合教育に名を借りた「放任教育」をされて来た子とは、おどろくほどの差がでてきます。本来の統合教育をしらないまま、みんなと一緒にいるのが統合教育だと考えている人が多いのが現状です。
幼児期に「いつか追いつくだろう」と放任された子どもたちは、後でいくら教師が手を尽くしても思うような進歩が見られず、見ていて気の毒なくらいです。
マンツーマン教育 (孫悟空) 2004-10-16 21:57:07
みみ子さん、またのコメントをありがとうございます。
いわれる通り、健常児と障害児がいっしょにいるだけでは統合教育になりませんが、障害児にも個人差がありますから、どのくらいのハンデがあって、どうしていいのかわからないで<放任>されているかもしれません。
例えば、初めていっしょにかけっこさせてみたら、結果はどうなるのか、だれも予想できないと思います。かけっこに遅れるばかりでなく、かけっこからとんでもない方向へ離れていったり、あるいは立ち止まったりして、その原因や解決法が見つからなくて途方にくれていることも多いと思います。
家庭や施設で障害児ひとりひとりの状態に合った、マンツーマン教育と支援体制・研究機関が求められていると思います。
東京は人口が密集していて、地方と事情が違うかもしれませんが、「東京の聴覚障害者教育の現状」というページを読むと、地方にも通じる教育問題が見えてきます。
下のリンクでご覧下さい。
東京の聴覚障害者教育の現状
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>特に大塚ろう学校は手話導入にとどまらず、ろう者の臨時講師の採用や成人ろう者との交流、地域住民との交流など積極的な取り組みを行っており注目されている。その結果か、幼稚部から小学部生徒の在籍数が徐々に伸びてきているというデータもある。
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★たしかに、最近はろう学校の幼稚部から小学部に進学する子どもが増えているところもありますが、インテ(普通小学校)に進学するほどの能力がない子どもが増えているといえるかもしれません。
もし能力のある子どもがあえて、ろう学校を選んで進学したとしら、ろう学校では競争相手がいなく、あまり努力が要らなくなるわけで、個性的な能力が伸びなくなり、実社会に出たら苦労することは目に見えています。
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>しかし、一般校においての聴覚障害児へのコミュニケーション保障制度が全く確立されていないため、難聴学級での指導をのぞき担任教師やクラスメイトの協力、あるいは家族の協力による独学に近い状態で学んでいることが多い。
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★インテしたら、独学に近い状態で学ぶことはしかたがないことですが、独学の苦しみをバネにして、個性的な能力を伸ばして、実社会で成功している難聴者の例もあります。
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>ろう学校でも少数化による学校集団の固定化が課題となっている。また、十分なコミュニケーション環境が保障されなかったために言語取得が不十分という場合が多く、教科指導のまえに読み書き指導に時間を必要とすることと、当事者主体の指導が十分に行われなかったことにより、自主的・自立的な学習態度が身につきにくい傾向があるため、一部の学科指導等の内容や時間数が通常の学級に比べ不足する場合がある。
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★ろう学校で読み書き指導に時間がかかるのは、子どもたちが日本語とちがう手話コミュニケーションに依存する限り、宿命的な問題でどうにもならないことです。
今から43年前に、私がろう学校の高等部にいたころに、ろうあ夫婦の愛情物語「名もなく貧しく美しく」の映画が上映されて、当時の映画界・ろうあ界としては画期的な出来事でした。
ろう学校から集団で映画を見に行きましたが、俳優の高峰秀子と小林桂樹の美しい手話と温かみのある愛情にいたく感動しました。今のテレビドラマと比較してみても、新鮮さを失わない名作です。
このほど、映画のDVD版が発売されていますので、興味がある方はご覧下さい。
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聾唖者の夫婦が、終戦前後から戦後の混乱期と、身体健全な者でさえ言語に絶した苦難の時代に、貧しいながらも、お互いを支えつつ強い夫婦愛で生き抜いた感動の物語。有楽町の街頭で出会った、靴磨きの聾唖者夫婦。彼らの愛情に充ちた姿に強くうたれて筆をとった松山善三が、丹精こめた脚本で、自ら演出した第一回監督作品。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
http://www.toho-a-park.com/video/new/namonaku/d-index.html
2004/10/08 金沢大で「ノートテイカー」始動 難聴学生に授業を要約筆記=石川
◆学生20人が登録
金沢大学で、耳が不自由な学生のために授業内容を要約筆記する「ノートテイカー」制度が本格的にスタートした。有志の学生がノートテイカーを務め、後期からは大学側がこれに謝金を支払い、全学的な態勢となっている。同大では「障害のある学生が安心して入学できる環境をつくりたい」としている。
理学部数学科に今春入学した大楠航一郎さん(19)=富山県砺波市=は、チャイムの音がほとんど聞こえないくらいの難聴で、高校時代は授業中、教師の声が聞こえないために教科書で自習をしていた。大学入学後、「教授の話が分からないかもしれない」という不安を持ち、入学式の日に同大が設置する「なんでも相談室」に相談した。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
http://osaka.yomiuri.co.jp/possibility/news/local/local_041008.htm
ときどき「口話=音声語」と勘違いしてしまう人を見かけます。ろう者で「口話がうまい、口話に自信がある」というのは、たいてい発音と話し方に自信がある場合ですが、だからといって「口話=音声語」ということになりません。ふつうに聞こえる人どうしで会話する言葉を「音声語」といいますが、だれも「口話」とはいいません。
「口話」というのは、ろう学校・ろう者社会だけで使われている言葉であって、相手にわかるように口を大きく動かして話すことをいいます。話すときに発音が明瞭であるかどうかは二の次で、日本語の音韻と文法を覚えることがいちばんの目的です。
口話教育の優等生あるいはインテの難聴者が社会に出て「口話が通用しなかった、役に立たなかった」というのは、ほとんど発音の問題であって、日本語が役に立たなかったということではありません。むしろ書記日本語の文章力は聞こえる人以上に素晴らしいもので、口話教育の成果を素直に認めるべきです。
ろう・難聴の子どもが「おあおう」とおかしな発音をしていても、子どもの頭のなかは「おはよう」という言葉が入っています。耳が聞こえない・聞こえにくい子どもは耳から入る言葉(日本語)が断片的で不完全なものになるのはしかたがないものですから、文字・指文字・文章で補うことで、目から日本語の言葉を取り入れていきます。
「口話か手話(日本手話)か」というのは不毛の論争ではなく、日本語の獲得において口話教育の成果がはっきりと出ていることで決着がついています。手話教育だけで10年かかっても日本語を獲得した教育成果はどこのろう学校になく、口話がメインで手話を補助的に取り入れているろう学校がほとんどです。
きのう、となりの富山県へ出かけて、ろう者仲間と話す機会がありました。
手話サークルで、よく聞こえる人から「ろう者はもっと本を読んで、日本語を勉強してほしい」といわれます。ろう者の多くはほとんど本を読みません。読んでも日本語の意味がわからないので、面白くなくて読まなくなります。
たくさん読めば、自然に日本語の意味がわかるようになって、面白くなるといっても、それはあくまで聞こえる人・日本語がわかる人の見方・考え方です。
ろう者は手話(日本手話)を母語にしていますから、「手話で考える」といって、手話が物事を見て考えるときの母体・全てになっています。聞こえる人が「日本語(音声)で考える」ことと大きな違い・隔たりがあります。
ろう者が日本語の文章を読むときは「手話の目」で読んでいるのであって、聞こえる人のように「日本語(音声)の目」できちんと読んではいません。
<例>
職場の上司が「私はあす出張で仕事を休むので、よろしく頼む」とメモに書いて、ろう者に渡しました。上司は出張で職場にいないので、ろう者に頑張ってほしいと期待しました。ところが翌日になったら、ろう者が仕事を休んだので、あとで上司がカンカンでした。この原因は、ろう者が「仕事・休む・よろしい」と解釈したためでした。
このように、日本語がわからないろう者はいつも「手話の目」で見て考えているのだと思って、聞こえる人が日本語の文章に注意して書く必要があるということです。
小さいときから、口話(日本語)教育をきちんと受けているろう者は、頭のなかに日本語が入っていますから、聞こえる人と同じように「日本語の目」で読むことはできます。
豊橋鉄道が現場を通行止め
ろう学校児童事故から1週間
豊橋市の豊橋鉄道大清水駅で耳の不自由な小学生が電車にはねられた事故に絡んで、豊橋鉄道は七日、この駅の事故現場になった通路を通行止めにした。乗客が歩いて線路の上を渡る通路なのに遮断機も警報機も無く、危険と判断した。 (佐藤 あい子)
■届かなかった警笛
事故は、九月三十日午前七時四十五分、大清水駅構内の通路で発生。通学途中の県立豊橋ろう学校小学部五年の男子(10)が、下り線ホームに入ろうとした三両編成の電車にはねられ、頭などを打ち、全治約三週間のけがをした。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
中日新聞ニュース
早期から子どもに手話(日本手話)を与えると「コミュニケーションが活発になり、知力が高くなる」ということが聞かれます。「知力」というのは「知恵のはたらき、知的な能力」で、たしかに口話の子どもと比較して、手話の子どものほうが知力が高くなることは事実です。
私がいたころのろう学校で、小学1・2年の男子がすごい手話と知力で、大人顔負けの「手話の天才」が何人かいました。手話と知力でクラスの子どもたちをリードして、チビッコギャングのような振る舞いをしていました。
口話の子どもは、手話の子どもにおとなしく従っていましたが、日本語と学力の成績がいいので、中学生になると生徒会の役員や運動の選手に選ばれたりして、先生に信頼されて「力関係」が逆転します。
一方、手話の子どもは、運動(スポーツ)以外に活躍する場がないので、クラスのなかで小さくなってしまい、卒業して実社会に出ても、口話・日本語ができる成人ろう者に頭が上がりません。
実社会(聴者社会)でもろう者社会でも、ものをいうのは「情報」です。手話の場合は、相手とコミュニケーションしなければ情報が入りません。日本語の場合は、相手がいなくても書記日本語(文字)によって、圧倒的に多い情報が得られます。
かくして「手話の天才」と呼ばれた子どもは、成人してから「口話(日本語)の優等生」との情報格差が大きくなって負けてしまいます。
口話教育は、家庭にとっても学校にとっても大きな努力(エネルギー)を必要としますが、それは大型飛行機が大きなエネルギーをかけて離陸することと同じで、必ず空高く遠くに飛べるようになります。
手話教育は、あまりエネルギーが要らなくて、小型のセスナ飛行機のように、すぐに空を飛べますが、燃料(情報)に限りがあるので、高く遠くに飛べないし、強い風(世間)で墜落(失敗)することもあります。
手話の知力と日本語の知力は別のものですから、手話教育の一時的な成果に心を奪われることなく、口話(日本語)教育を正しくまじめに受けることが長い将来のためになります。なんどもくりかえしますが、日本語を獲得したあとで手話を始めてもおそくありません。
先に紹介しました「聞こえの商店街」は明日8日から11日まで開催されますが、
くわしい情報は下のリンクで、専用のホームページをご覧下さい。
http://www.deaf.to/
2004/10/06 耳の働き 左右に違い 脳の働きを助ける
*米大学の乳児3千人研究で判明*
【ワシントン=笹沢教一】耳の働きには左右で違いがあることが、米カリフォルニア大とアリゾナ大の乳児約三千人に対する聴覚測定の研究でわかった。右耳は主に言語を強調して脳に伝え、左耳は音楽に対して同様の反応をするという。
これまでも左右の聴覚機能に違いがあるとする説があったが、耳自体の働きは同じで右脳と左脳の違いによるものと考えられていた。今回の結果は、乳幼児の教育や聴覚障害の治療、リハビリなどに役立つものとして注目されている。米科学誌サイエンスに発表された。
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以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
http://osaka.yomiuri.co.jp/possibility/news/sonota/sonota_041006.htm
聴覚障害:
一人で悩まないで 東京で“交流大会”−−10月8〜10日
第11回全国中途失聴者・難聴者福祉大会が東京・市ケ谷で10月8〜10日の3日間、開かれる。聴覚障害に関する最新の情報と福祉機器・商品がそろう。主催の東京都中途失聴・難聴者協会理事の高岡芳江さんは「一人で悩まず参加してみて」と呼びかけている。
大会は、聞こえの問題にかかわる講座「オープンカレッジ」と、福祉機器類などを展示した「聞こえの商店街」が2本柱。カレッジは9日から10日正午まで、「アルカディア市ケ谷」(千代田区九段北4)で、商店街は8〜10日、日本大学会館(九段南4)で開かれる。
以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
聞こえの商店街
最も大学進学率が高いといわれる筑波大学附属ろう学校の募集要項が出ています。
幼稚部の募集人員が15名、小学部が12名、中学部が12名と狭き門で、希望者だれでも入れるわけではありませんが、狙い目は高等部普通科が24名と多くなっていることで、同校中学部卒業生がインテの高校に流れることもあって、全国各地から受け入れる余地・チャンスがあるということです。
といっても、インテの高校に受かるぐらいの学力成績がないと難しいですが、インテの小中学校でさんざん苦労して、同じ聴覚障害の仲間がほしい、自分の可能性とアイデンティティを見出したい子どもにとって、このチャンスに挑戦する価値と意義はあると思います。
くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
http://www.deaf-s.tsukuba.ac.jp/bosyuu/index.htm
東京都立大塚ろう学校では、11月1日(月)〜11月5日(金)の期間を「学校公開週間」とし、授業参観、教育相談受付、ビデオ視聴などを実施します。都内近郊で興味がある方は、見学に行かれることをおすすめします。
以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
http://www.rougakkou.com/otsuka/news/040927.html
2004/09/29 聴覚障害を考える 来月8日から都内で支援イベント
◆聞こえの商店街/音声文字化装置も紹介 オープンカレッジ/難聴児教育など19講座
火災の非常ベルに気付かずに逃げ遅れたり、悩みを相談できずに孤立したりするなど、聴覚障害者が直面する問題を支援するための初めてのイベント「聞こえの商店街」と「オープンカレッジ」が来月、日本大学会館(千代田区九段南四)とアルカディア市ヶ谷(九段北四)で開かれる。IT技術を活用した災害情報の電光文字表示器などの新製品も紹介され、主催の全日本難聴者・中途失聴者団体連合会では「障害者とのかかわりを考える意味で、健常者にも役立つ情報のはず」として、広く参加を呼びかけている。
以下、くわしい情報は下のリンクでご覧下さい。
http://osaka.yomiuri.co.jp/possibility/news/event/event_040929_1.htm
全日本ろうあ連盟の元理事長で、現在は京都の社会福祉法人全国手話研修センター常務理事を務める高田英一氏が「ろう者の願い・手話を法定言語に認めて」という意見書を出しています。
意見書のくわしい内容は、下のリンクでご覧下さい。
http://www.jfd.or.jp/int/unconv/takada-yol.html
この意見書のなかに
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口で話し口形での読み取りはかなわなくとも、手話と書き言葉によって弁護士、大学教授、研究者、公務員等の地位にあって活躍しているろう者は世界に数多い。
ろう者には口で話し、口形で読み取る口話のできる人などいない。口話教育はそうした無理難題をろう者に押しつけてきたと言える。
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と書かれていますが、手話だけで弁護士、大学教授、研究者、公務員等になれたわけでなく、書き言葉は何によって獲得されたのか、口話教育の成果であることを見落としています。
「無理難題」というけれども、口話教育は、口(日本語)で話し、口形で(日本語を)読み取ることによって、たとえ発音や聞き取りが不明瞭であっても、日本語の思考と書き言葉の獲得に大きく貢献していることは、多数の成功例で明白な事実です。